4コーナーの奥からスタート。
・最初のコーナーまでは500mくらいの直線
・コーナー4回
・3-4コーナーはスパイラルカーブ。スピードが落ちにくいため外に膨れやすい。
最後の直線
Aコース 292.0m
Bコース 297.5m
Cコース 299.7m
全体の高低差は1.9m。
大きな坂はないものの、小さなアップダウンが多い。
アップダウン
・下り坂スタート
・少し進むと上り坂(高低差1.2m)
・ゴール板から1コーナーにかけて下り坂(高低差1.7m)
・向正面に入ると1.3mの上り坂
・4コーナーから最後の直線にかけて下り坂
・ゴール手前、上り坂
重賞は私が当てた記憶のない3大レースのうちの2つ、七夕賞(G3)と福島記念(G3)が行われる。ちなみにもう一つは愛知杯。
長年競馬をしていて一度も当てた記憶がないので、相性悪いというレベルすら超越している。
そろそろ当たるだろうと毎年毎年思っている。
リステッド競走には福島民放杯(4歳上オープン)が指定されている。
オープンクラスのレースは以上の3つで、全てハンデ戦。
▽ラップタイム
七夕賞
G3 3歳上オープン ハンデ
2020年
2:02.5 重 16頭
12.6 - 11.9 - 12.1 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.8 - 12.1 - 12.2 - 13.0 (36.6-37.3 M)
1着3クレッシェンドラヴ 57内田 12-11-9-5 36.6
2着13ブラヴァス 55福永 5-6-2-4 37.2
3着12ヴァンケドミンゴ 54酒井 7-9-6-7 37.1
2019年
1:59.6 稍重 16頭
12.2 - 11.0 - 11.1 - 11.9 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 12.2 - 12.3 - 12.0 (34.3-37.5 H)
1着12ミッキースワロー 57.5菊沢 10-10-9-4 36.7
2着15クレッシェンドラヴ 55内田 14-12-10-8 36.4
3着9ロードヴァンドール 55横山典 3-3-3-3 37.8
2018年
2:00.8 良 12頭
12.4 - 10.8 - 11.2 - 12.0 - 11.8 - 11.9 - 12.1 - 12.6 - 12.9 - 13.1 (34.4-38.6 H)
1着4メドウラーク 54丸田 11-10-8-6 37.5
2着135マイネルサージュ 55津村 12-12-10-6 37.3
3着8パワーポケット 50江田 6-7-4-3 38.2
福島記念
G3 3歳上オープン ハンデ
2019年
1:59.5 良 16頭
12.3 - 11.3 - 11.5 - 12.1 - 12.0 - 12.3 - 12.1 - 12.1 - 11.7 - 12.1 (35.1-35.9 H)
1着10クレッシェンドラヴ 55内田 9-9-6-3 35.5
2着9ステイフーリッシュ 57.5中谷 8-8-6-3 35.7
3着12ミッキースワロー 58.5菊沢 13-13-11-8 35.4
2018年
1:58.3 良 16頭
12.3 - 10.9 - 11.2 - 11.7 - 11.5 - 12.0 - 12.1 - 12.3 - 12.1 - 12.2 (34.4-36.6 H)
1着2スティッフェリオ 55丸山 3-3-3-3 35.9
2着6マイスタイル 55田中勝 2-2-2-2 36.5
3着1エアアンセム 57田辺 5-4-5-4 35.9
2017年
2:00.2 良 15頭
12.5 - 11.9 - 11.7 - 12.8 - 12.7 - 11.4 - 11.6 - 11.6 - 11.5- 12.5 (36.1-35.6 S)
1着3ウインブライト 54松岡 3-3-2-2 35.3
2着13スズカデヴィアス 56シュタルケ 6-7-6-8 35.1
3着6ヒストリカル 57田中勝 11-10-9-5 35.0
スタートしてすぐに緩やかな下り坂で、スタートから最初のコーナーまでが長い直線であるにもかかわらず前半3Fが速くなりがち。
上記ではハイペース主体、スロー1回。
33秒台の時もある。
息が入るとすれば700~1000mの区間。
ちなみに上記では逃げ馬の連対がない(4角先頭はある)けど、
逃げ切り勝ちしたレースも存在する。
福島記念2016
12.3 - 11.3 - 12.0 - 12.8 - 12.6 - 12.1 - 11.8 - 11.6 - 11.5 - 12.8 (35.6-35.9)
1着マルターズアポジー 1-1-1-1 35.9
700~1000m区間で息を入れ、残り1000mで自身で加速してからペースを上げていく競馬。強い。
レース展開は
「コースの形態(坂など)によって作られる」場合と
「前にいく馬(騎手)などの作戦によって作られる」場合がある。
このコースは後者になる。
例えば前半のスピードを抑えたり、息が入ったり、
消耗を極力抑えることが出来た時に有利になるのは「4角5番手以内」の馬だと思う。
楽に追走しているように見えて実は勾配のゆるいアップダウンが複数あるので、消耗を避けられないポイントが少なからず存在する。
そうなると捲り気味に進出してきた「上がりの速い差し馬や追込馬」も台頭する。
逆に、1着になるのが難しく見えるのは「4角で最後方にいる馬」。
絶対に無いとは言えないんだけど(上位に来てるレースも実際にある)
最後の直線が短いのでマクリ気味に位置を上げていく馬も多く、そういう馬たちが上位に入るような展開になった時に4角最後方から1着というのはなかなかハードルが高い。
想像では
少頭数でタフなペースなどの理由で前が総崩れになった時とかに、4角最後方も届くかなと思う。
それでも4角出口までに射程圏内に付けていたいのは間違いないけどね。
▽血統
色分け
ヘイルトゥリーズン系(詳細記載なしはサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ミスプロ系
ナスルーラ系
エクリプス系
父 × 母の父 で記載
七夕賞
2020
1着 ステイゴールド × Sadler’s Wells (サドラーズウェルズ系)
2着 キングカメハメハ × ディープインパクト
3着 ルーラーシップ × アグネスタキオン
2019
1着 トーセンホマレボシ × ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
2着 ステイゴールド × Sadler’s Wells (サドラーズウェルズ系)
3着 ダイワメジャー × Storm Cat (ストームバード系)
2018
1着 タニノギムレット(ロベルト系) × クロフネ(ヴァイスリージェント系)
2着 ハービンジャー × サンデーサイレンス
3着 エンパイアメーカー × タマモクロス(グレイソヴリン系)
2017
1着 ディープインパクト × ブライアンズタイム(ロベルト系)
2着 ブラックタイド × グラスワンダー(ロベルト系)
3着 ディープインパクト × Exchange Rate(ダンジグ系)
福島記念
2019
1着 ステイゴールド × Sadler’s Wells (サドラーズウェルズ系)
2着 ステイゴールド × キングカメハメハ
3着 トーセンホマレボシ × ジャングルポケット(グレイソヴリン系)
2018
1着 ステイゴールド × Mtoto(ブランドフォード系)
2着 ハーツクライ × フォーティナイナー
3着 シンボリクリスエス(ロベルト系) × サンデーサイレンス
2017
1着 ステイゴールド × アドマイヤコジーン(グレイソヴリン系)
2着 キングカメハメハ × サンデーサイレンス
3着 ディープインパクト × ノーザンテースト
▽向いているかも知れない血統
・ステイゴールド × グレイソヴリン系
・サンデーサイレンス系 × サドラーズウェルズ系
・母の父サンデーサイレンス(系)
血統だけみると長距離走みたいな感じ。ラップと照らし合わせるとタフなので納得できる。
▽まとめ
・コーナー4回。コースを1周以上まわる。
・スタートから最初のカーブまでが長い直線。
・大きな高低差はないけど、ゆるやかなアップダウンが複数ある。
・良馬場の時に前半締まったペースになりやすい。中盤で息が入らないケースも稀にある。
馬場悪化時や単騎逃げ不在などで前半1000mがゆっくりになると、ラストのどこかで加速が生じるような展開になると思う。
・4角5番手以内が一応有利には見える。重賞になると差しが届くケースも多い。
・マクリは効く展開が多い。
・4角最後方は、無いとは言わないけど勝ち切るには厳しそうなイメージ。
・同じ馬が複数回連対してるケースがいくつかあり、コースと馬の相性も関係するのかも。
・向いていそうな馬 →バテないことと、仕掛けどころで自分から動いて行けるタイプ。
また気付いたことなど加筆していきます。
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