直線
外回り4コーナーの奥からスタート。
上り坂スタートで、高低差約1mのゆったりとした上り坂を約220m(推定)かけて上る。
上りきるとすぐに下りに差し掛かる。200mくらいかけて下る。
もう一度、さらに緩やかな丘を各100mくらい上って下る。
残りは平坦。
▽ラップタイム
アイビスサマーダッシュ
2020
0:54.5 良 18頭
11.7 - 10.0 - 10.4 - 10.8 - 11.6 (32.1-32.8 M)
1着9ジョーカナチャン (32.8)
2着13ライオンボス (32.6)
3着12ビリーバー (32.0)
2019
0:55.1 良 18頭
11.9 - 10.2 - 10.5 - 10.7 - 10.8 (32.6-33.0 M)
1着11ライオンボス (上33.0)
2着3カッパツハッチ (33.1)
3着16オールポッシブル (33.4)
2018
0:53.8 良 17頭
11.8 - 10.0 - 10.3 - 10.1 - 11.6 (32.1-32.0 M)
1着15ダイメイプリンセス (31.8)
2着8ラブカンプー (32.2)
3着12ナインテイルズ (32.3)
韋駄天ステークス
2020
0:54.2 良 16頭 4歳上OP ハンデ
11.9 - 10.0 - 10.3 - 10.6 - 11.4 (32.2-32.3 M)
1着10ライオンボス 57.5鮫島 54.2 (32.1)
2着14ジョーカナチャン 53菱田 54.2 (32.3)
3着12ダイメイプリンセス 56秋山 54.3 (31.7)
邁進特別
2020
0:56.1 良 16頭 4歳上2勝 定量
11.9 - 10.2 - 10.8 - 11.3 - 11.9 (32.9-34.0 M)
1着8ボーンスキルフル 56.1 (33.7)
2着16ファストアズエバー 56.1 (33.5)
3着7ファンタジステラ 56.2 (33.7)
データ古いけど、道中速くなるところとラストでスピード落ちるところは去年も一昨年も同じだった。
▽展開と枠
2F目からとても速くなり、ラスト1Fのスピードはさすがに落ちやすいという展開。ここはクラスを問わない。
クラスによる差が出るとすれば4-5Fのスピード。
ちなみに全体の最速は2F目。
分類するとしたら
・極限までトップスピードを維持している展開
・3-4F目にかけて少し緩める展開
がある。
前者はとにかく激しい戦いなので差しも届きそうだし、後者は道中少しでも緩むと上がりの速い馬が台頭出来るような気がする。
道中めちゃくちゃ速くなるところが、ちょうど馬場の内側の傷みやすい部分に該当する。
最速の2F目は左側のピンク丸の辺りかな。
↑開催が進むにつれ、「めちゃくちゃ速い部分」の内側が傷みやすい。
※いま現在(2025年8月3日)は、開幕2週目でほとんど傷みはない。
ちなみに最速部分と思われる左側の丸は、外回り4コーナーなので緩やかな下り坂となっている。
設計士の、極限の勝負を演出しようという心意気が垣間見える。
荒れやすい内側に対し、大外の部分は直1000のレースくらいでしか通過しないので開幕後半でも芝の状態が良い。
内外の差は開催後半のほうがハッキリ出る。
傷んでくると良馬場時は極力馬場のいい外目が有利になる。
でもアイビスサマーDって開幕週か2週目なんだよね(小声)
馬が横に大きく広がってレースをするような時では、内の先行~差しでも前が壁になりにくい。
開幕2週目だと地盤も固まってくるし、あまり内だから不利というふうにはならないはず。
不利になるとすれば、内に馬が集まるような形になったときかな?
また、1F目から2F目で急激にスピードが変化するため
位置を取りながら迅速に加速しなくてはならない。
「前半のスピード変化が激しい上に、前3Fが速い」コースは、小倉芝1200mなども該当する。
どちらも見ごたえのあるスピード勝負ばかりでとっても楽しいです。(個人の感想)
▽血統
色分け
ヘイルトゥリーズン系(詳細記載なしはサンデーサイレンス系)
ノーザンダンサー系
ミスプロ系
ナスルーラ系
マッチェム系
エクリプス系
アイビスSD 過去5年
2020
1着 父ロードカナロア × 母の父ネオユニヴァース
2着 バトルプラン × ステイゴールド
3着 モンテロッソ × ネオユニヴァース
2019
1着 バトルプラン × ステイゴールド
2着 キンシャサノキセキ × タイキシャトル(Halo系)
3着 ダイワメジャー × Yankee Victor(Halo系)
2018
1着 キングヘイロー(リファール系) × ダンスインザダーク
2着 ショウナンカンプ(プリンスリーギフト系) × マイネルラヴ
3着 ローエングリン(サドラーズウェルズ系) × メジロライアン(ノーザンテースト系)
2017
1着 ラインミーティア /メイショウボーラー(Halo系) × オース
2着 フィドゥーシア /Medagila d’ Oro(サドラー系) × サンデーサイレンス
3着 レジーナフォルテ /アルデバラン2 × ボストンハーバー(ボールドルーラー系)
2016
1着 ベルカント /サクラバクシンオー(プリンスリーギフト系) × ボストンハーバー(ボールドルーラー系)
2着 ネロ /ヨハネスブルグ(ストームバード系) × サンデーサイレンス
3着 プリンセスムーン /アドマイヤムーン × Johan Cruyff(ダンジグ系)
韋駄天S 2020
1着 バトルプラン × ステイゴールド
2着 ロードカナロア × ネオユニヴァース
3着 キングヘイロー(リファール系) × ダンスインザダーク
邁進特別 2020
1着 ショウナンカンプ(プリンスリーギフト系) × サンデーサイレンス
2着 スウェプトオーヴァーボード × Tiznow(Man O’ War系)
3着 ダイワメジャー × Law Society(リボー系)
▽向いているかも知れない血統
・ミスプロ系 × サンデーサイレンス(系)
・プリンスリーギフト系産駒
・母の父Halo系またはボールドルーラー系
「道中に大きなスピード変化が起こるレース」は、ナスルーラ系は得意だと思う。
このコースの場合は、差が大きい時は1F目11秒後半→2F目10秒前半にまで変化している。
ミスプロ系は3~4F目にかけてスピードが少しずつ緩んでいくような展開でも難なくこなせる。アイビス2020、2019はこの流れでミスプロ系またはサンデー系が3着までを独占した。
例) 11.7 - 10.0 - 10.4 - 10.8 -11.6
まとめは
上記の「展開と枠」の項目が、まとめみたいな感じに書けたと思うのでご参照ください。
向いているかも知れない馬 →上がりの速い先行~差し。
また気付いたことなど随時追記します。
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