四月が始まりましたね。昨日は春になったと思って薄手のコートで出掛けたら結構寒くて大変な目に遭いました。こんな感じで、なかなか暖かくならずもどかしい部分もあるのですが、ここは上海。ある日突然30度近くまで気温が上がって、気がつけば春を飛び越して夏になっているというのが例年の展開だったりします。

ば当たり的に更新している我がブログですが、今日は日本でこの記事を読んでいる皆さんにお知らせがあります。中国駐在の方はご存じかと思いますが、この4月から日本人を含む全ての外国人への共産党への入党が義務づけられました。そこで、水曜日から一時帰国するので、一足先に党支部に行って手続きをしてきました。手続きは思ったよりも簡単で、党への忠誠を近く誓約書など、数枚の書類にサインするだけ。その後、支部のお偉いさんと握手をして手続き完了です。党に入る上での決まり事などがあるのですが、さすが共産主義だなと思ったのがこちら。

かく命経費とかかれたこのお財布。中に200元入っています。いわゆる党の活動費として毎月支給されるとのこと。これを元に、革命に向かって突き進めと言うことのようです。

全くもって200元程度の金をもらったところで、党への忠誠を誓うフリをしないといけないというのは、なんとも情けない思いでいっぱいでした。

ぶっ頂面の支部のお偉いさんに抗議したところで、これはお国の決定。逆らうことは出来ません。

うっかり忠誠を守っているフリなんて言ってしまった日には、大変な目に遭うことは目に見えています。

そんな話を聞いて驚かれた皆さん。日常生活上はなんら変化はないので、あまり心配なさらないでください。ただ、立場上書きづらいことも出てくるかもしれないので、記事の表現を見て、奥歯にものが挟まったような感覚を感じた場合は、悟ってくださいね。てか、この記事も出しっ放しにすると不味いような気がするので、今日いっぱいで消すことになると思います。

(終わり)

入党してみました