先端を救いたければ、土台を穿(うが)て。
「背中が原因と言われても、正直ピンとこない」
そう仰る方の首を、私は静かに触る。
そこには、背中という広大な領土から引っ張られ、
限界まで張り詰めた「肉体の悲鳴」が刻まれている。
こんにちは。 肉体調律師、イエナです。
人間の体は、決してバラバラのパーツを繋ぎ合わせたプラモデルではない。
特に、背中、首、後頭部の三者は、密接に絡み合う運命共同体だ。
背中は、肉体の「土台」。 首と頭は、その上に咲く「先端」だ。
土台が地盤沈下を起こせば、先端の建物が傾くのは道理。
日常の何気ない前屈み、浅い呼吸、
そして無意識に噛み締めたストレス。
それらが背中の深部を硬直させ、自由を奪う。
すると、動けなくなった背中の代償を、細い「首」がすべて背負わされることになる。
背中から執拗に引っ張られ続けた首は、
後頭部を締め付け、 やがて「頭痛」という臨界点を迎える。
あなたが頭や首をほぐして「楽になった」と感じるのは、
一時的に建物の傾きを直したに過ぎない。
地盤である背中が固まったままでは、
またすぐに、肉体は元の歪みへと引きずり込まれる。
だから、デトリム®︎は、まず土台を穿つ。
背中という巨大な重石を外し、
首にかかる「重力」を書き換える。
背中から首、そして後頭部へ。
この連動を一つずつ丁寧に解き放つことで、
先端であるあなたの頭は、初めて本当の静寂を手に入れることができる。
どこが痛いか、ではない。
どこが、その痛みを「創り出している」のか。
私は、枝葉を刈る者ではない。 根を調律する者だ。
―― 答えは、肌の下にある。
