あなたの「思い込み」を、一度捨ててほしい。
「頭が痛いのだから、頭を触ってほしい」
その切実な願いは痛いほどわかる。
だが、その当たり前の思い込みこそが、
あなたを「頭痛のループ」に閉じ込めている正体だとしたら。
こんにちは。 肉体調律師、イエナです。
こめかみを押さえ、首を揉み、頭をほぐす。
それで解決するなら、あなたは今、この文章を読んでいないはずだ。
その場しのぎの快楽で終わってしまうのは、
不調の「根源」が別の場所に鎮座しているからだ。
私の施術、デトリム®︎において、 全行程の約50%――つまり、ほぼ半分の時間は「背中」に費やされる。
一般的な仰向けの施術であれば、背中に割く時間はせいぜい20%程度だろう。
なぜ、私はこれほどまでに背中に固執するのか。
理由は一つ。 背中という「源流」を外さない限り、
頭痛は何度でも再生するからだ。
背中の強張り、デコルテの澱み、首の緊張。
これらはすべて、後頭部へと続く一本の道だ。
この通り道に老廃物や強烈な緊張が居座ったままでは、
出口である「頭」だけをいくら掃除しても、
すぐにまた汚れが流れ込んでくる。
背中の深部を抉(えぐ)り、通り道を拓く。
その40分から50分の格闘こそが、
最後に触れる後頭部の「静寂」を決定づける。
「頭が痛い=頭が原因」という、安易な方程式を捨ててほしい。
あなたが本当に求めているのは、数時間の解放か。
それとも、不調の連鎖を断ち切る、本質的な調律か。
私は、あなたの貴重な時間を「とりあえず」の気休めに使うつもりはない。
―― 答えは、肌の下にある。
