娘が風邪をひいていたので、もらったようでした。
風邪はうまく経過させると、たまった疲れや偏りが改善されて体質がグレードアップするので、大歓迎なのですが、その最中は辛いし心細いものです。
食欲がなかったので必然的に断食になりました。
身体が望むタイミングでの断食は格別です。
身体が軽くなり、治癒に勢力が集中されているのを肌身で感じます。
水や果汁だけで過ごしていたのですが、その夜、無性に味噌汁が飲みたくなりました。
家には白味噌と赤味噌を常備しているのですが、その時の要求は明確に白味噌でした。
飲んでみると、五臓六腑に染み渡るとはこのことで、体もさることながら、心まで温かく癒されました。
今回自分の身体を通して気づいたことは、タイミングの重要性です。
身体の要求に沿って、最適のタイミングで、必要な刺激さえ与えれば良く、「余分なことはしない」「ローインパクトであること」も、病中のセルフケアにおいては大切な心構えのようです。
写真は養生館で夕食にお出しする味噌汁の試作、「イワシのつみれ汁」
味噌汁は世界に誇る日本の養生食です。
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