頑張らない養生 | ハリーの養生訓

ハリーの養生訓

僕が見つけた養生

先日、喉の痛みに始まり、頭痛と倦怠感で身動きができなくなりました。

娘が風邪をひいていたので、もらったようでした。

風邪はうまく経過させると、たまった疲れや偏りが改善されて体質がグレードアップするので、大歓迎なのですが、その最中は辛いし心細いものです。

食欲がなかったので必然的に断食になりました。

身体が望むタイミングでの断食は格別です。

身体が軽くなり、治癒に勢力が集中されているのを肌身で感じます。

水や果汁だけで過ごしていたのですが、その夜、無性に味噌汁が飲みたくなりました。

家には白味噌と赤味噌を常備しているのですが、その時の要求は明確に白味噌でした。

飲んでみると、五臓六腑に染み渡るとはこのことで、体もさることながら、心まで温かく癒されました。

今回自分の身体を通して気づいたことは、タイミングの重要性です。

身体の要求に沿って、最適のタイミングで、必要な刺激さえ与えれば良く、「余分なことはしない」「ローインパクトであること」も、病中のセルフケアにおいては大切な心構えのようです。

写真は養生館で夕食にお出しする味噌汁の試作、「イワシのつみれ汁」

味噌汁は世界に誇る日本の養生食です。