前回の続きだゼ

こないだ紹介した

“九頭竜ダム”と“鷲ダム”は

九頭竜川水系九頭竜川本川にあるダム

その九頭竜川に鷲ダム直下で合流する

石徹白川

その川にある

電源開発（Ｊパワー）管理の発電用取水ダム２基

下流側から

まずは“山原（やんばら）ダム”

はい

ドン！

形式重力式コンクリート

堤高２３ｍ

堤頂長１１４．６ｍ

着工１９６５年

完成１９６８年

そして

その上流にある

“石徹白（いとしろ）ダム”

続けてドン！

見てみろ!!

共にささやかながらではあるが

越流中！

いやぁ～

美しいデスな風流デスなしかし！

この日は小雨降りしきるあいにくの天気だったんだが

おかげでこんな粋な風景に出逢えるとは

さらに

別アングルから

っしゃ！

ドン！

うおぉーー!!

イ・カ・ス!!!

そしてこの写真を見て

「おや？」と思ったヒトは

スルドい！

そう

前回の“鷲ダム”同様

“重力式アーチ”

堤高３２ｍ

堤頂長１１３．６ｍ

着工１９６５年

完成１９６８年

この２つのダムは

地図上（マップル東海版）では

とても小さくささやかに書かれてます

実際比較的小規模で小さめなダムではありますが

こうして見ると

なかなかにシンプルで小粋で

魅力的なヤツらだ

このように大自然の中で水が流れ落ちる様ってのは

どこの誰が見ても

きっと心を奪われるハズだ

写真ではどうしても

風景の一部を小さな枠で切り取るコトしか出来ないから

その場の実際の臨場感ってのは伝えられないが

なんとなくでも

伝わって欲しいモンです

さて

しばらく雨の中１人立ちつくし

しばらくこの「自然＋ダム＋越流」風景を堪能し

程良くずぶ濡れになったトコロで

次のダムへＧＯだゼ！

九頭竜川へ戻り

さらに下ると

北陸電力管理の

発電専用重力式コンクリート

“仏原ダム”だ

はい

ドン！

え？

裏側スか？

いやいや

ホントはコチラ側がダム正面となるらしいですが

ま、どっちでもいいっスわな

堤高４８．６ｍ

堤頂長１４１ｍ

着工１９６５年

完成１９６８年

このダムは電力会社単独管理の発電専用ダム

てことで

当然のように

⇒立ち入り禁止

ま、毎度のコトだが

融通がきかねぇっつーか親心がねぇっつーか

近付くコトもできねぇ有り様

さらに

ダム背面（オレ的には正面）に行くには

川沿いを徒歩で遡上

もしくは谷に下りる（場合によっては命懸け）

しか無いっぽかったので

⇒即ヤメ

オレにそんなガッツは

無い無い無ーい！

デスね

ま、相手がもっと魅力的で巨大で

絶望感、すなわち“死”を感じさせるような怪物ダムなら

あるいはオレも

谷に下りてみようかと思うかも知れませんが

今回は雨も降ってるコトだし

あんまキョーミねぇし

フツーにスルーですわ

と

ココまで廻り

時間は昼前

そして次の目的地は

オレが今回メインとする

“真名川ダム”

ココまでは

巨大ダムと言っても

九頭竜ダムは

“ロックフィル”

まだ

魂を揺さぶるような

“言語道断な超壁”には

対峙していない

オレは

コンクリートの

絶望感すら身にまとう

その圧倒的なスケールの…

っつーか

「マジすか？コレ!!

メチャクチャやったらええっつーモンちゃうでしかし!!」

と思わず言いたくなるような

“超壁”を

「愛して」いるのだろう

“新豊根ダム”で味わったような

あの魂さえぶち抜く

感動を求めて

オレは

“山”と“川”を

ただ巡る

コレはもはや

“宿命”

なのかも知れねぇ…

駆り立てられるように

オレは無心で

ただ山を走る

ただ

“ダム”を求めて

次回

“真名川ダム”

つーコトで

またな

☆FREAKS A GO GO☆ 九頭竜ダム周辺 Ⅱ