このところ、手首から先の調子がよくありません。

持病である「成人スティル病」が発覚する前から

「へバーデン結節」という指関節の疾患はあったのですが、

こいつら(左人差し指と中指の第一関節)がドス黒く

腫れてまして・・・最近、指を酷使してるかも(--へ。

一進一退ですね。いい状態にばかりはなりません(><)


ということで、犬の散歩でリードを引っ張られても(小型犬の

くせに、走る勢いがスゴイんです・驚)困らないように

自転車を買いました。どれだけスパートされても大丈夫!

かえってヘトヘトになるまで走らせてやるので、いい感じ(^^)♪




またまた「JIN-仁-」最終回の話になります(これで止めます・汗)。


幕末の錦糸堀から6年ぶりにタイムスリップで、現代に戻って

きた仁先生。救急車で運ばれ、シーズン1第1話に逆戻り。

タイムスリップ前の仁先生から手術を受ける。つまり、

包帯仁の負傷した頭(+胎児様腫瘍)の手術を現代仁が行うという

自分で自分を手術するシーンが見られました。包帯仁は、

上野戦争で負傷し、腕の緑膿菌感染から敗血症を起こすと

命に関わる咲さんを救う為に(ホスミシンを取りに)現代に

帰ってきましたが、現代仁とのもみ合いの末、現代仁は(たぶん

文久2年に)タイムスリップ。包帯仁は結局、慶応4年に戻れず、

絶望の中、力尽きました。


包帯仁が目覚めた時、いろいろ状況が変わっていました。

錦糸公園で発見された時、着物でなく洋服だったこと。

手術の執刀医は同僚の杉田医師だったこと。未来の病室には

別の患者が。何より驚いたのは、幕末の歴史に自分の足跡が

まるで残っていなかったこと。仁友堂は存在したものの、

その中に南方仁の名前がない(咲さんもですが)のは、

さすがにショックだったろうなぁと思います。


何がいいたいかというと、その後の後輩・野口医師の

パラレルワールドです。「何かおかしいやろ?」


現代仁が幕末にタイムスリップした時に現代Aから

幕末Bに移ったのはいい(でないと、幕末Aの歴史は我々が

教わった歴史なので、ここで仁が存在してはおかしくなる)。

ペニシリンや仁友堂の存在を認めているのは現代Bのはず。


現代仁が幕末に行き、包帯仁が力尽きた時点の現代はB。

次に目覚めた時点での現代はCに変わってたのでしょうか。

胎児様腫瘍が消えたことで、BからCへ。それで良性腫瘍を

摘出した現代Cに変わったことになったのでしょうか。


だから、あそこで包帯仁が力尽きないで、意識を持ち続けて

いたら、そして胎児様腫瘍を投げなければ、幕末B史に

南方仁ありの現代Bのままだったのでしょうか。でも、あそこで

ホルマリン君を投げないと、現代B仁はタイムスリップして

ないかもしれないのか・・・。となると、現代仁に手術されたり

力尽きるまでの間は現代Bでなく、幻影としないと成り立たない

ことになる。でないと、タイムスリップした現代仁は幕末Cに

行ったか、Dに行ったか、わからなくなりますよね。実際は

Cに行かなくてはいけません。でも、それだと現代B仁がタイム

スリップしたこともなかったことにしないと・・・あ~、ややこしい(苦笑)。








咲さんからの手紙のシーンが、より心に染みたのは訳があります。


1期1話でもあった、最初の仁が階段転落で幕末へ行ったと

同時に、胎児様腫瘍(ホルマリン君)も一緒に消えたことで、

「歴史の修正力」は、幕末から戻った包帯姿の仁を、別の

パラレルワールド(ドラマ中の理屈ではAからBにってことです。

もしかしたらA世界(まだ幕末の人々が仁を認識している世界)

の包帯仁はあそこで力尽きたのかもしれない(T_T))に誘い、

B世界に移行した仁のことを、仁友堂の面々は完全に

記憶から消されたはずだったが、咲だけはそうではなかった。


咲の仁を愛する想いの強さが、「修正力」をも凌駕してしまった

という奇跡に視聴者は驚嘆し、「咲は○○先生をお慕い申して

おりました」で、涙腺大決壊となったのでありました(T_T)(T_T)



これほど仁先生と咲さんの絆の深さが凄いという観点からか、

視聴者的には「仁先生と咲さんは、最後に結ばれてほしかった」

という意見が多数派であるそうな。


気持ちはすごくわかります。確かにずっとドラマを見続けた

視聴者の二人への感情移入は半端ではないと思う(人によっては

その対象が野風だったり、友永未来かもしれないが)。


ただ、私は(「修正力」の肩を持つ訳ではないが)やはり、本来

生まれ育つ時期がリンクしない人同士が結ばれるのは問題がある

ように思いますね。仁先生は昭和生まれ、咲さんは天保生まれじゃ、

ぶっちゃけマズイよね。原作では結ばれたそうな。でも、子供は

できなかった。「修正力」村上先生の良心です(汗)。


私は、結局結ばれなかった二人の切なさをぐっと受け止め、

プラトニックなファンタジーストーリーとして見届けました。


脚本の森下さん、このドラマを実現させた石丸プロデューサー、

キャスト・スタッフ・ボランティアエキストラの皆様方、

素晴らしいドラマをありがとうございました。



p.s. ラスト30秒で、咲さんと野風さんの子孫となった橘未来の

脳腫瘍手術を仁先生が買って出るシーンで終わりましたが、

このENDはまた視聴者に想像力を起こさせる手法できましたね。


違うパラレルワールドで存在する(していた)元カノの友永未来は

ああいう結果にしてしまったが、今度は成功させるのでしょう、たぶん。

でも、「始めます」で切れてるのは賢明。結果までやってしまうと

粋でも何でもなくなってしまいます。あれでいいのです・・・が、


「今度はこの二人のストーリーが始まるのか?」とか、

「続編は映画か?」なんていう意見が出ているようですが、

う~ん、考えにくいなぁ・・・。南方仁が愛したのは、友永未来

であり、橘咲であったと思いますから・・・でも、やることになれば、

たぶん見るやろなo(^ _^)o


あ、もうひとつ。ホスミシンがなくても、咲さんの免疫力をアップすれば

緑膿菌を抑えられるなら、「アロマ免疫パワー」は使えたかもね♪





いやぁ~、泣いた泣いた。ラストの写真公開と咲さんからの

150年越しのラブレターのくだりは。録画を見返しても

まだ泣ける。前作の緒方洪庵との今生の別れシーン並みに

じわじわ効いてくる (ノД`)


前作からずっと観続けていなければ、この思いはわかるまい。


幕末にタイムスリップした仁先生と、そこで知り合った人々の

心のふれあいが、毎回胸に染みる名作が完結してしまいました。


前週の坂本龍馬との別れもけっこうキタけど、最終回はモロに

カウンターパンチでやられた。前作の緒方洪庵との今生の別れでも

涙腺ぼろぼろにされたけれど、こういう涙というのは

ものすごい心地いい。幕末ドラマでこんな気分になったのは、

「壬生義士伝(渡辺謙・テレビ版)以来ですな(><)



「JIN-仁-」でもうひとつ、ドラマを面白く観る方法として

手術シーンを「字幕」にして見ることでした。


第四話の、川越の松平家、恵姫のこぶ除去手術などは、

仁先生の見立て(触診)を聞いた咲さんが


咲「では、ワルチン腫瘍ではなく、多形性腺種でございますか?」

と返したところで、知識の伝播がいっていることがわかるし、


手術のシーンでは、

仁「左耳下腺腫 摘出手術 始めます」

 「腫瘍に流入している栄養血管を結紮 (けっさつ・糸結び)、止血」

 「耳下腺下縁と後縁の剥離を進めます」

 「腫瘍の境界は明瞭。他組織への浸潤(しゅんじゅん・腫瘍が

 周りに水のように染み込むこと)もなく、良性」

 「腫瘍を周囲の耳下腺浅葉(せんよう)組織の一部とともに

 ひとかたまりにして摘出します」・・・・・と、ざっとこうです(^^)。


「医学用語は、一般の人が聞いても何かわからないくらいに

複雑だと思わせる言葉を用いるものさ。そのほうが、患者に

説明する時に、”説得力があるように見える”だろ?」と

ウチの会長から聞かされたことがあります。確かに(笑)


もし、再放送がある地域の方々にはお勧めですね。

知的好奇心がかなり満たされるのではないでしょうか(^^)

ほかにも、土佐弁や薩摩弁もちゃんと表示されちょるき!


この回は「薩長同盟」成立の回でもありますからね♪



あとひとつ。仁先生が現代に戻った場所(錦糸町)で、なぜ咲さんの

命を救ったホスミシン(炎症を抑える薬)がみつかったのか?発見

されるなら、逆に幕末にやってきた夕陽ヶ丘ではないのか? と。


でも、ここまで仁たちにずっと試練を与え続けた神が、

ずっと「神隠し」にしていたホスミシンを咲の兄、恭太郎に気づかせる

あの場所にポンと出したのではないかと考えました。

我々もよくあるでしょ?失くしたものが「何でここで見つかるのか?」

なんて思う事例が(しょっちゅうですもん、私なんて^^;)・・・。