少しばかり仕事のうっぷんを抱え、今週の初酒を、帰路を急ぎます。
めざすは北千住、徳多和良。
がらり引き戸を開けて入っていくと、マスターと目が合います。こんばんわ。
「今日は某黒屋さんと一緒じゃないんだ」…いえ今日は自分で飲みに来ました。
だって、好きなんだも~ん。
そんなこんなで今日のオーダーはいつもの抹茶割りと、あじのなめろうください。
これがまたねっとりした質感が舌に旨みを絡みつかせ、それを大葉と生姜が、
とてもさっぱりと食べさせてくれます。しかも、茗荷が利いてるんですね。うまい
わけだ。
続いて頼んだ穴子しんじょう…、これまた口でとろける食感ながら、穴子の旨味
がたっぷりツメも上品にできあがり、ふっくらした身との調和が最高。惜しむらく
は二品ともごはん、それも白米がほしくなって仕方のないこと(笑)。
のみつつ、マスターと語りつつ、ふと気づけば隣のSmさんと話し込む私。
この方、サッカー通であり野球通であり。幼いころから東京スタジアムに通い
つめたというだけあって、生粋のオリオンズ狂。ロッテ話もおもしろく、またマス
ター交えて神様、稲尾様、ジーコ様というお話、楽しい一時のはやいこと。
そして、今夜は多少がんばって歩いたのかしら、お店から自宅まで約一時間
十分の散歩道となりました。
匍匐前進ほどビール腹に効かないんですよね~。