久しぶりに更新を再開します。


去年4月に無事希望していた地元の会社に就職でき、


徐々に自分の時間が取れるようになってきたこともありますが、


社会人二年目に向けて何でもやってみようって気持ちがありまして。


「挑戦」の一つです。



そんな重いものではないですが、


気ままに更新していこうと思います。




  再開記念(笑)に好きな言葉を紹介します。



      「先のことが心配な奴は、


          今を頑張っていない奴だ。」


                   安間 貴義

(昇格が勝ち点1差で届かなかった要因は?)


まず51試合をやっているので、湘南と勝ち点1差は決して偶然では無いと思います。


それはしっかりと受け止めて反省していかなくては次のシーズンに向かえないと思います。


そこは残る方がしっかりと見極めてやってくれればと思います。


今シーズンに関して選手に言ったのは、この1差をどう受け止めるかだと。


この1を補うチャンスは、出場した選手が得点の場面だったり、ミスしてしまった部分だったり、


1つのミスがその人の人生を変える。


逆に1つのチャンスを得ることでその人の人生を変えてあげられる。


その1つのプレーの大事さを伝えました。


思い起こせば、そういう場面がたくさん、上に行くチャンスがたくさんあったと思うので、


そこを選手が気付いてくれればまた発展していくんじゃないかと思います。




(今シーズン限りと決意した理由は?)



今シーズンが始まる前に2年契約の最後ということで、集大成というつもりでやってきました。


あんまり深い意味はないんですけど、ここで決めようと。


何でも、甲府に行くのを決めたときもそうなんですが、ここだというタイミングがやっぱりあるんですよね。


それを信じて今シーズンやってきました。





(この試合で最強のチームではなく最高のチームだということを証明したいとおっしゃっていましたが?)



その部分では本当に最後までできたんじゃないかと思います。


ロッカールームから出てくる選手を励ますところだったり、


点を取った後の光景だったり、


終わって場内を一周するあたりだったり、


本当にお互いを気遣って良い仲間で最高のチームだったんじゃないかと思います。





(J2第51節vs熊本 金の2ゴールを守りきり最終戦を勝利で飾るが、昇格は逃す。。。)







DETAIL 

今シーズンの目標は51試合で昇格するというということが目標で取り組んできました。


1試合1試合もそうですが、最後に目標を達成できなかったときは常に自分が責任を取ると、


1試合1試合選手のせいにはしてこなかったですし、そこは通して決めてきました。


今シーズンに入るときから上がっても上がらなくても最後のシーズンだと思って取り組んできたので、


そこにはブレはないです。


それ以上に、本当に多くのヴァンフォーレに関わる方々が後押ししてくださったのに、


目標を達成できなかったことは何よりも申し訳なく思います。


J2になってしまいますが、素晴らしいクラブだと思います。


今後もヴァンフォーレ甲府をよろしくお願いしたいと思います。


長いシーズンでしたけど、本当にありがとうございました。




(コーチ・監督としてこのクラブに残せた部分は?)



初めてこのチームに来たときに、(選手が)あまりにも練習しなくて驚いたことを憶えています。


試合に出ていない選手達も練習が終わった瞬間に帰ってしまうし、


サッカーと向き合っている選手が少なかったな、という印象があります。



そこを、僕の立場がコーチだったので試合に出られない選手を中心にサッカーと向き合わせ、


サッカーの素晴らしさを伝えながら、このクラブで仕事が出来る誇りみたいなものを植えつけていけたと思います。


今では年が上の選手も下の選手も、出ている選手も出ていない選手も、


意欲的に最後の最後までサッカーに取り組んでいる姿なんかは、ひとつのヴァンフォーレの光景になっているので、


そこは根付かせることが出来たんじゃないかと思います。


昇格、降格、昇格争いとヴァンフォーレの中でも濃い5年間に在籍できたことに感謝したいと思います。




(来季以降の現時点での予定は?)



このチームと契約しているので、まず今年やらせていただいた海野社長と佐久間GMに(辞意を)伝えました。


今日の朝の報道に出たと思うんですけど、順序は守りたい人間ではあるので、全く何も考えてないです。


選手にも来年仕事がなくて長靴を履いて水産業をやっているかもしれないですし、


安全靴を履いて工場で働いているかもしれない。


ただ、どんな状況でもベストを尽くしてやるからお前たちもベストを尽くせと。


先のことを考えて不安になるよりも、今現在でベストを尽くす人間の方が先が開けてくると思うし、実際に開けてきた。


そういう話をして終わりました。


だから、何もないです。




(その②につづく)






林健太郎選手現役引退のお知らせ


http://www.ventforet.co.jp/information/press/2009126.html




いつかは来る引退のときだけど、


そんな日が来ることも分かってはいたけど



いつまでも林さんがボールを追う姿を見れると思っていた。




忘れもしない2006年J1開幕戦、対清水。



背後からの相手のマークを、くるりと外し、前を向く。


相手の足が届かない、ちょっとしたスペースにボールを置く。


試合のペースを自在にコントロールする。




「うまいっ」


自然と出てくる言葉。

初めてみる31番のプレーにいつのまにか魅せられていた。





それから4年。


悲しいこと、つらかったこともあったけど、


林さんのおかげでサッカーがもっと好きになれたよ。





明日の今季最終戦。



それぞれの将来のため。



ICHIGAN。



(藤田)健を(一枚下げて)アンカーに置いたことによって、いつもだったらサイドから健を見るんですが、


最初から健を探してしまったばっかりに後ろ後ろに重心が下がってしまったのがボールが前に運ばなかった要因のひとつじゃないかと思います。


それにファジアーノがうちを下げさせるだけのプレッシャーや気迫もありました。


サッカーはやっぱり相手がいるスポーツなので、そういうのを含めてそういう風(攻撃が停滞したよう)になったんじゃないかと思います。



(ガウボン選手と松橋選手、交代選手の意図は?)



残り2節で、チームによってはチーム自体の雰囲気がよくないところも出てきているとは思うんですが、


今日のサブはシュート練習で決めました。


森田も攻めだけじゃなく、守りでも使って悪くはなかったんですが、


ガウボン、森田、松橋、美尾、片桐、國吉、井澤の中で一番ラストパスを通す、


一番シュートを決めている3人を選びました。



最後の最後でもガチで、


サブのメンバー、スタメンを決めさせてくれるっていう状況にしてくれる彼らが本当に心強いです。


前半を見て、(金)信泳の動きがあまりよくなくて、


動き出しもなかったので、ファジアーノが来てくれる分、スペースもあったんで、


片桐がいるうちに前に(パスを)出せる動きが出来る選手を入れたいと思って入れました。


(松橋は)練習からそういう動きをしているんで、自信を持って送り出すことができました。




(J2第50節vs岡山 途中出場の松橋が挙げた1点を守りきり、3位との勝ち点差1で最終戦へ!)




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