続城健太郎 OFFICIAL BLOG -109ページ目

それぞれの一年…言えなかったこと

東日本大震災から一年…

被災された皆様とそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

同じ日本で大変な事が起こっている。
テレビで見てそう思いました。
でも、その後すぐボランティアに行くという選択、行動をしなかった自分がいます。
何度も自分で行こうと思えば行けたはずなのに行くことをしなかった。
でも、すぐに行動に移してボランティアへ行く人もいました。
正直、自分勝手な自分を何処かで隠しながら口ではいい事を言って、「自分に出来ることを!」と思っていました。
勿論、ボランティアに行くことが正しいという事ではなく、自分がテレビから流れるあの映像を見て実感出来なかったこと。
あまりにもケタ違いで何をどうしたらいいのかわからなかったこと。
自分には何処かで関係ない事と思っていた自分がいること。
停電くらいの事で嫌な気持ちが湧き上がってきたこと。

それを正直にいう事が出来ませんでした。
不謹慎と思われたり、続城健太郎というアーティストのイメージを悪く見られるのが嫌だと思ったり、沢山の理由がありました。

ただ、ボランティアに行かれた方々などに「行かなきゃわからないよ」も言われる度に正直凄く居心地が悪くなりました。
それは行動出来なかった自分がそう言っているんです。
後悔しているんです。
「行っとけば良かった…」と。

ただ、それも自分の為に。
自分の経験値の為に。

という気持ちが言わせているものがありました。

それを感じた時に「俺は一生自己中で、自分の事しか関心がないんだなぁ、そんなやつの歌なんて誰も聴いてくれないよな…」と思いました。
それもすでに自分の事を中心に考えている。

結果、被災地の方々の頑張りを見て見ないふりをしてきていた気がします。

本当は…

目の前でそんな事が起こったらどうなんだ…

人が目の前で助けを求めていたら助けてあげられるのか?


俺は助けたい!と思う。


なら何故、被災地の方々を見て見ないフリをしていたんだ?


考えました…


何度も考えました…


被災地に行ってもなお、わかりませんでした。

「被災地を俺は観光地と勘違いしてるんじゃないか?」と思ったのも事実です。

こういう事だと思うんです。

俺は「無事だから」何かしてあげたい。助けてあげたい。

俺は無事で被災していないから…


でも、自分が被災していても他の被災者の為に命懸けで行動している人達がいる。

俺は自分が被災していたら、それでもなお、他の被災者の方を助けたいと思えるのか?

正直に言うと、わかりません。


なってみないとわかりません。


ただ、そう在りたい。


そういう自分でいたい!という気持ちがあります。


だから悩むんだと気づきました。


今何も出来なかった、しなかった自分は、本当は人の為に役に立って喜んでもらいたい、人を助けたい、救いたい!と思っているんだ。

だから今の自分の行動が生んだ事実を見て見ぬフリをしていたんだ。

こう思えた時、僕は救われました。


僕が救われても被災者の方々が救われる訳ではないのですが。

一つ言える事は、


僕がしたこの経験が必ず誰かの役に立つ時がくる!


その為に僕は僕なりにこういった経験をしたんだ。と思いました。


過去の自分の行動を悔やんでも仕方ない。

これから作っていくべきは未来なんだ。


僕が東日本大震災から一年間ずっと言えなかった想いを書きました。

改めて被災者の方々やそのご家族の方々に、より一層のエールを送りたいと思います!

僕だから送れるエール、僕だから歌える歌を!


東日本大震災から一年…

それぞれの一年が過ぎようとしています。


続城健太郎



iPhoneからの投稿