ドラゴンストーリー

ドラゴンストーリー

新たな笑いを!
新たな時代を!



ラーメン屋で、

麺無しで注文したら、

竹刀でしばかれました💦



挑発・7


「仁先生、この策いかがでしょう?」

伊達さんの問いに、諸葛仁が答える。

右手の羽毛扇で、

優雅に

あおぎながら。

「うむ。

 見事な策じゃ。

 敵は大いに苦しむじゃろう。」

「ありがとうございます!」


 屋台造りは夜通し、突貫(とっかん)工事で進め

られた。

 幟(のぼり)も立てられ、祝い花まで用意された。

 ラーメンを作るのは、林咲希(さき)。

女性の店主であった。

挑発・6


 富澤さんが問う。

「どうするのよ?」

家信も視線を向ける。伊達さんはニカっと笑い、

「屋台を造りまする。」

「え?」

富澤さんはさらに聞き返して――

「屋台?

 たこ焼き?」

「ばか。

 お祭りじゃないんだから。

 二郎系ラーメンだよ。」

「じ、二郎系!?」

家信も驚く!

伝説のラーメン屋ではないか!

「オラ、ワクワクすっぞ!」

「悟空じゃないんだから。」

富澤さんにつっこんでから、伊達さんは続ける。

「今はやりの熊骨ラーメンだ。

 これ見よがしに食い散らかせば、

 籠城兵は生き地獄だな。」

「なるほど。」

「それは名案だ!

 あいつらナメ腐りやがって!

 徹底的にやってやろうぜ!」

家信も富澤さんもうなずいた。

挑発・5


〜徳川家信の陣〜


 大坂城北東、青屋門は、家信軍10万が固めて

いた。やはり、籠城兵の挑発がひどい。

「あいつらナメてやがるな。」

富澤さんはひどくイラついている。伊達さんは

それがわかっているので、

冷静になだめる。

「あれは敵の策だ。

 見え透(す)いているだろ。」

「軍師殿。」

家信だ。

「何かよい手立てはありませぬか?」

「家信様、ご心配にはおよびませぬ。」

挑発するなら、

あべこべに

挑発し返してやる。伊達さんには一計があるよう

だった。