Twilight records

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Corpse's Blog

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過去の記事を整理してこれからは毎日ブログの更新をしようと思っていた矢先、早くも書くネタに困り連続更新に挫折してしまった。



まあ本来ブログは気紛れで更新するものだろうし、すべきことを先送りにしてするものではないのだろうからここはよしとしよう。


それに別にいつもそこまで何かを考えているわけじゃない。


むしろ何も考えずにいて時間を無駄にしている時の方が多いのかもしれない。





そういえば昨日高速に乗ったら僅か一区間で三ヶ所も事故が起きていた。


幸いにも自分は反対車線だった為、渋滞には巻き込まれなかったが救急車に搬送されていく人や呆然と運転席に座り込む人、苦笑いで事故の検証をする人を見てなんとも複雑な心境になった。



人間そこそこやっていると誰にでもあるかもしれないが最善の注意をしていたとしても突然人生が変わってしまう様なことが世の中、多々ある気がする。



かくいう自分にもそんな経験があった。



いくらルールを守っていようが自分は何も悪くなかろうがそんなことはお構いなしにふいにそれは起こってしまう。




なぜ自分が?

何もしてないのに。

夢なら覚めてほしい。



必死で現実を受けとめようとしてもそんな風にしか思えない。

もし人を簡単に憎むことが出来るのなら素直に感情をぶつけられるのかもしれないが、人間そこまでストレートなヤツはなかなかいない(中にはいるけど)。


そしてそんな時に限って後悔のあまり自分に原因を求めたり周囲に変な気を使ってしまう。


本当にやばい状態なのに「大丈夫です」と言ってしまったり「助けて下さい」の一言が言えなかったり。



恥ずかしいのもあるのかもしれないが同情されると何故か自分が惨めに思えてしまうから?周りの人まで巻き込んでしまいたくないから?



どんな時にも優しさと思いやりは大切だ。けどそんな時にまで無理する必要なんてない。


もし一人で抱えていてもいつか乗り越えられる日は来るかもしれない。けど問題を一人きりで解決しようとするが故に過去を振り返りすぎて時間が信じられないくらいに過ぎてしまったり大切なものを更に失う必要なんて絶対にないはずだと思う。


結局、こんな綺麗事言ったって本当に真っ暗な場所から一歩も動けずにいる人には届かないかもしれないってこともわかってる。


けど自分も守りたかったもの、失くしたくなかったもの、全て忘れるしかないところまでいったことがあるからそう言いたくなった。







さて、今日も一日乗り切るか。




Twilight records


Despair records

当たり前だが世の中には色々な人がいる。世界中探したって自分と全く同じ人なんてきっと一人もいないんだろう。


けれど人は一人で生きられない弱い生きものだから常に自分を理解してくれるパートナーを探している。


全てにおいて同じように共感し合える人などいないはずなのに。


それでも人は知らない内に誰かを好きになったり必要としたりする。



だけど大切なのは自分にぴったり合うピースを見つけることなんかじゃない。


自分がその欠片に合わせて形を変えられるように少しずつ努力して、いつか一つになれるようにすること…そんな行動がきっと大切なんだと最近思う。


わかっていてもすぐに結果が追い付くほどそれは簡単に出来ることじゃない。


でももし全ての人に分け隔てなく無意識の内にそういうことが出来たら、きっと世界はまた違った角度で見えるんだろう。



そんなことを考えた2010年、元旦の朝。

綺麗事を語るつもりなんてこれっぽっちもないが、生きる為に仕方なく夢を諦めた人や自分の意志とは関係なく人生が決まってしまった人たちのことをニュースや新聞で知るその度に改めて思う。


金も無く、必要とされず、先の見えない毎日だけど、自分は今日も幸せな一日を送れたんだな、と。



最近何かでやっていたが、何処かの国の話。


体に銃弾や爆弾の欠片が残ったまま貧しい家庭故に、家族の為に働く幼い子供たちがいるという。


彼らは貧しい環境のせいで学校に通うことさえ出来ず家族の為、生きる為に瓦礫の山を裸足で登り泥水を啜りながら日々を耐えるように凌ぐ。




一体何故そうなったのか?




理由の一つは彼らの国が貧しいからだそうだ。



たまたま生まれたその国が資源もなく、物資もなく、生まれながらにして働くことを余儀なくされた子供たち。


彼らには学ぶ権利すら与えられていない。結果、彼らが大人になった時、働いて貰える賃金は極僅かなもの。


富を得ることが出来るのは彼らを雇い働かせる別の国の人間だ。



結果、その子供たちの国はいつまでもその終わりのない苦しみの連鎖が続いていく。



これはフィクションではない。紛れもない現実の世界での出来事だ。



だがそれが明らかなパラドックスだと知りつつも何も出来ない自分自身。




唯一全ての人に言えること、それは人間という生きものは他者と自分を比べ哀れんだり同情することで自己を満足させられる愚かな生きものだということ。



たとえ知恵や文明があっても人間はその程度のものだ。



勿論、中には己の財産をかけてまでなんとか彼らを救おうとしている立派な人間もいる。



だがほとんどの人は自分自身、生きるのが精一杯で弱者を気に掛けている余裕すらないのが現状ではないのだろうか?



弱肉強食の自然界において弱い生物が淘汰されてしまうのは当然のことかもしれない。


しかし弱者を哀れんだり利用しないだけ、いくら文明がないとはいえ動物の方がマシではなかろうか?



そんな風に考えながらも夢も生活も捨てられない自分もまた愚かな人間だということを知り今日も自己嫌悪に陥る。





Despair records