2025年1月7日


ついに入院日が来た。


今日から入院かと思うと緊張して、最初にコンビニで手術に必要な物を買うのを忘れていた。

前日も仕事をして、ずっとバタバタしていたので、忘れ物が怖かったが、肝心なものは忘れずに済んでいた。細かい忘れ物は乗り換え時に買った。


受付をすると、よくわからない項目がたくさん載っていて、あれ?何をすればいいんだ?と混乱した。

総合案内的なところで聞いたら、採血だけしてください。後はレンタルするならあそこですと言われて、採血のところへ行った。しかし人が多く、年明け期間は入院初日の採血は病棟でしてくださいと書かれていた。

こういうイレギュラーがあると余計に緊張する。

その後レンタルの申し込みをし、病棟へ上がった。

インターホンを押して受付の人が来て、先客がいたので待たされた。この病院ではメンタル面のこともよく聞かれるので正直に答えておいた。前日に寝付けずに明らかに不眠、ストレスの点数も高めにつけた。何故なら明日手術だし、親も来るし、昨日は仕事してバタバタだし、今日から会社は欠勤だし、とストレス要因が多すぎた。


受付も終わり担当の看護師に会った。

メンタル面のことをかなり聞かれたので正直に答えた。


手術説明の時間を親が来れる時間にずらしてもらい、着替えて体重を測ったり、ベッド周辺に荷物を整理したり、採血をしたりした。


昼ごはんを食べて、確か麻酔の説明を受けた。

バリキャリの女性という感じだった。自分が歯の矯正中なのでちょっと口の中を見られた。


14時ごろから手術の事前説明になった。


パジャマ姿で家族と会うと、誰?みたいな反応をされた。医者からの説明は今まで言われた説明より丁寧だった。

大きい腫瘍の隣に小さい腫瘍があるため、胸腔鏡も使用するとのこと。CTで映っているのはその2個だが、他にも腫瘍がある可能性もあるとのことだった。こわ。


そして1番怖いのが、腫瘍が肺に癒着してる可能性は低いが、もし癒着している場合は肺も一部切りますとのことだった。

油断してた。肺に近いんだった。今まで肋骨に浸潤してるしか言われなかったから、肺の方は問題無いんだろうと思っていた。まだ可能性としては低いとは言われてるけど、肺まで切られたら肺がんと変わらないじゃんって言いたくなった。肺を切る場合は全体の5%とのことだった。


説明が一通り終わり、部屋を出たら親が医者に手土産を渡した。ドン引きしてしまった。これやるからちゃんと手術してねと言ってるようにしか見えない。医者も次の予定があって絶対に迷惑。説明の途中にも2回くらい電話に出ていたし、こんなことしてる暇はないと思う。個人的には手術前日にそんなことしないでくれと思った。やっぱり何かしらやってくれるよなと思って、冷めた目で親を見て別れた。お礼にならともかく、前日に渡す意味は何なんでしょう。しかも親と医者は初対面です。


とても不快な気分のまま看護師と部屋に戻りつつ、あれ?画像診断もありましたよね?という話になり、レントゲンを撮りに行った。


初日は途中まで当日に下書きしていたが、それ以降はあまり覚えていない…色々見直したら思い出せるけど、まずはこの辺で。