☆CB500FOURについて、書き残した2,3の整備記事を備忘録として残すことにしました。
1.点火プラグの火花チェック
・四つ点火プラグの火花チェックを同時に出来ないかと考えました。CB用のIGコイルは、一つのIGコイルで二つのプラグに火花を飛ばすループ回路なので、下図のように、2番と3番(そして、1番と4番)の点火プラグのエンジンアースを、それぞれ高圧コードでつないだだけです。
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 ↓実物です。
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2.4連キャブのエンジンへの取付け時のこと。
 キャブのO/Hを終え、エンジン側のマニフォールドにキャブを差し込むまでは順調にすすむのですが、次にエアークリーナーチャンバー(黒数字の6番、以下、”ACC”と略す)をキャブの後ろに取り付けようとすると、フレームに干渉したりでなかなかスムーズに入りません。

 今回は、コネクティングチューブ(下図の赤数字、1~4)を、シオハウスさん販売のリプロ品に交換しました。先に、赤数字の2と3だけを”ACC”にセットし、4番エンジン側から”ACC”を4連キャブの後に入れる。そして、赤数字の1と4を”ACC”に取り付ける。四つ揃ったところで、キャブに挿入。柔らかいコネクティングチューブだから出来たのでしょう。
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3.↓この部位が最後の整備になりました。各部のねじの緩みを確認しておりますと、ウィンカーレンズの取付けボルトが1本なくなっていました。手持ちのM3ねじを切って使えば何とかなるだろうと思ってましたが、合いません。
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 ↓この部位のねじは、旧JIS規格でした。現在流通のねじ規格ではなく、ピッチ=0.6mmの旧JISでした。ホムセンでも手に入りますが、なべ小ねじです。ここは、純正も出ますので、丸皿小ねじ、M3×25、単価37円/本が、よろしいかと。
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                  おわり