中野孝次さんの、『セネカ現代人への手紙』を読破。
中野孝次さんは本当に大好きな作家です。
おまけに会社のすぐ側にお墓があるため、とても親近感があります。
最近とにかく思うのですが、2500年も前の老子や荘子。
孔子や釈迦。
2000年前のセネカやイエス。
その後の良寛も、結局言っている大筋は同じだと言う気がします。
技術の進歩は目覚ましいけど、人間の思想そのものは2500年前と今と、ほとんど変わっていない。
昔学生の頃は、根っからの理系人間だった私は、そんな昔の人の事を勉強したって意味が無いとずっと思っていたけど、そんな事が無かったという事にようやく気がついた次第です。
無知の知ですな・・・。