今日はこちらを観てきました(o^^o)
『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』
フランスの人里離れた村にある洋館。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の各国同時発売に向けて、9人の翻訳家が集められた。翻訳家たちは外部との接触を一切禁止され、毎日20ページずつ渡される原稿を翻訳していく。しかしある夜、出版社社長のもとに「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」という脅迫メールが届く。
(出典元:映画.com)
密室なのになぜか外部に原稿が流出してしまうというミステリー。
うーん、僕が寝不足だったこともあるけど、序盤がまったりし過ぎて危うく睡魔に負けそうでしたよ。(どうでもいい話だけど…。)
密室でのワンシチュエーションで展開されるのかと思いきや、案外そうでもなくて。
密室なのに原稿が流出するわけだから、そりゃあみんな疑心暗鬼になるわけで。お前、実は犯人とちゃいますのん?みたいな。
で、9人の翻訳家たちの疑心暗鬼具合が本作の見どころなのかなぁなんて思ってたけど、それほどそこに重きを置いてなかったような。
そこをもっと広げて描いて欲しかったな…。
密室なんだからさ。
疑心暗鬼度が足りなかったです。
もちろんミステリーなので、最後は驚かせてくれるんだけど、ちょっとパンチが足りなかったように感じちゃいました。
なんて言うんだろう、詳しくは書けないけど、動機が弱いように思いました。
なるほど、そういうことだったんだ…
で?
みたいな。
個人的にはもっと密室であるという特徴を生かして描いて欲しかったと感じました。面白かったんだけど、惜しいんだよな…。
75点。
おしまい。