広島のグラフィック&Webデザイン 販促と笑顔のお役に立ちます 阿瀬川デザイン ハッピーデザイニング -141ページ目

フリーランスの立場 いいところ・悪いところ(1)

私のブログを読んでくださる方で
フリーランスの方は
どのくらいいらっしゃるでしょう?

私は平成4年1月にフリーとして独立・開業しましたから
今だいたい19年半になります。

これから独立開業したいと思われる方に
私が思うフリーのいいところ・悪いところを
書いてみようと思います。


結論を先に言ってしまうと…

「フリーは本当に大変、でも楽しい!」


だから

「独立したいと思う人は(大変さ覚悟の上で)
ぜひやってみてほしい!」


という感じですが。。。




まず、【何が良かったか。】



(1)時間が自由になる



とはいっても、現実には、打ち合わせやら、電話やら
突然誰かが訪ねてきたり… 案外自由にはなりません(苦笑)

でもでも…

9時までに会社に行かないといけないとか、
18時とか19時とかまでは勤務時間だとか、
休憩時間はこうだとか…
そういうことからは解放されます。

全て自分の判断でスケジュールできるのは、
これは素晴らしい!!


私は今、趣味で社交ダンスやランニングをしていますが、
昼間にレッスンを組むのも、夕方走ってくるのも
フリーでやっているからこそです。
会社勤めの時には考えられませんでした。

昼間に図書館やイベントに行くこともありますし
くたびれた時は昼寝をすることもあります。(^_^;)




(2)人間関係にわずらわされない


対外的には、会社勤めの時以上に
人との関係が大事になります。
「顔」になるのは自分しかないのですから。

「わずらわされない」というのは主として職場の関係のこと。

私は5社渡り歩きましたが、
いい先輩との出会いもたくさんありましたし
素敵な後輩たちもたくさんできました。

でも、正直言って、上のひとと合わないこともありましたし、
もっときついのは、僕の下についてくれた人と
ぎくしゃくすることがあったことです。

それ以来、「独立したら絶対にアシスタントはとらない」
と誓いました(苦笑)


一人でやっていると、
なんでも自分でやらないといけないので大変ですが、
逆に言えば、
上司の許可や部下へ気配りを必要としないので
ものすごく気が楽
です。

僕がフリーなって一番よかったと思うのはここです(笑)

   ↑
どんだけアシスタントの子と
しんどかったのかって感じですね(笑)(^_^;)




(3)仕事環境を自分の好きにできる


もちろん一つ一つ自腹でお金を出して
買うわけですけど、

Macの新しいのを買うのも、
ソフトのバージョンアップをするのも、
参考書を買うのも、すべて自分の判断でできます。

会社勤めでは、稟議書を作ったり、上司に説明したり…

これがまた、上司の多くは、
デザインの現場を知らないんだな…(苦笑)

経営的に「もったいない」「無理」としか言いませんから
デザイナーの立場としてはすごくストレスがたまります。


大型モニターでも新しいソフトでも
好きに買えるというのはすごく心地いいです。




(4)嫌な仕事は断れる(???)


これはちょっと微妙ですけどね。
私は多分断ったことがほとんどありません。

というのが、フリーというのは仕事が切れることが
とても怖いものです。

今仕事を断ったら、
次に来なくなるのではという不安が
いつもつきまといます。

(断るちゃんとした理由があれば、
実際にはそんなこともありませんが…)

私も、よほどのことでなければ、
仕事の内容で断ることはありません。


ただ…

あまりに横柄な担当者。

いかにもいい加減そうな様子。

無茶苦茶に直しが多すぎる仕事。


そういうときは、最初に、あるいは途中で、
お断りすることも、何度かはあったように思います。


実際に断ることはめったにないにせよ

自分の収入が減ることを了解さえすれば
「本当に嫌な時は、断れる」というのは
すごく心強く、いられます。
(^^)

これは、会社にいるとそうもいかないと思います…。




(5)対外的に「自分」というものが表現できる


以前、3年ほど東銀座で仕事をしていた時のこと。

「新しく事務所を立ち上げるので一緒にやろう!」と言われて
参加したのですが、
結局多くの仕事はその社長さんの顔で来る仕事ばかりで、
私は社内でデザインを作るばかりで、
ほとんど打ち合わせに参加させてもらうことすら
ありませんでした。

ひたすらデザインすることは
もちろん嫌ではありませんが、
とても嫌だったのは、

そこにいる間ずっと、取引先の人に
「○○さん(←社長の名前)のところの若い人」と
言われ続けたことです。

まぁ社長が悪いわけではなく、
私の名前をいつまでも覚えない方が悪いのですが、
そうやって常に「社長」が表に立って
ずーっと裏方でやって、
いつまでたっても名前を覚えてもらえないというのは
さえないものだな、みじめだなとすごく思いました。

特にすでにその時15年以上やってきていて、
プライドもありましたし、
「呼ばれて参加した」という思いもあるから、
よけいにでしたね。


性格的に、人より前に出たいという方ではないのですが
やはり、自分というものを覚えていただき、
自分の名前で仕事をするというのは
とてもやりがいがあるものです。


もちろん、周りの人も全てが私を見て、私に接してくれます。
当然と言えば当然だけど、
以前のことを思うと本当に幸せなことです。

それは、フリーになってすごく感じました。



【フリーの悪いところ】は次回にします。

いいところが5つでしたが、
悪いところは、多分その倍は書けます(苦笑)

でもそれでも僕は、フリーでいることが、好きです。(^^)