建築家が本気で作り出すハイクオリティ風水住宅『デザイナーズFENG-SHUI O-PROJECT』 -4ページ目

普段の打ち合わせ風景

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     【工務店の現場所長さん】


家づくりの現場がはじまると、現場で管理するばかりが家づくりではありません。


実際、設計事務所や工務店などで、詳細の打ち合わせを交わしていきます。

今回は、工務店の所長さんが私の事務所に仕上げ関係のサンプルの打ち合わせ

に来られました。


打ち合わせと言うのは、施工者と設計者の意思の疎通を図る意味でもとても

大切です。


ただ、こういった打ち合わせは、クライアントであるお施主さんにはなかなか見えない

ところでもあるでしょう。


今回はそういった一幕をお話しました。


建築家 八納啓造


追伸 それにしても、時期やタイミングを合わせて工事を進めると、本当に「氣」のいい

    職人さんたちが集まってきますね~。実感としても面白いものです。



土地を探すときのポイント

現在、現場は基礎のコンクリートを打設(だせつ)をしたところです。ちょっと、シークレットの部分があるため、画像でUP出来ないのが残念ですが、


今回は、コラムとして土地を探すときのポイントについて話をしましょう。


今回のO夫妻とは、一年くらい前の私の家づくりセミナーからのお付き合いですがいい土地を探すために約10ヶ月くらいの時間を要しました。


「そんなに土地を探すのに時間がかかるなんて面倒くさい!」と思う方もいるかも知れませんが、土地を探すことが家づくりではとても重要になります。


まず土地は、風水的に見ても地相(土地の形と方位)が一つの条件になるのと後もう一つ大切なのが、今住んでいる住まいから見たときの方位です。


この方位が悪いと、引越し当初から5年間くらいはその凶方位の作用が大きく作用します。(これは今までの体験から話をしています。)


だから土地探しは、地相と移動方位が大切です。


ちなみに余談ですが、松下電器の松下幸之助氏は、営業所や支店を建設するときは、全て方位を合わせながら行ったと言う話は有名です。


また、移動方位は、時期によって変化していきます。

このあたりをどれだけしっかりあわせることが出来るかで、家づくりの流れが全く変わります。


今回のOさん家族にとって、今回の家の方位はほぼ満点に近いです。


面白いものですが、いい土地がビシッ!と見つかる時は、大体方位が合っています。

あと、いつも楽しそうなOさん家庭の日ごろの行いも作用したのでしょう。


もし、土地を探すなら、方位を合わせることがポイントになります。


建築家 八納啓造

基礎の型枠の準備に入ります

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 【基礎の型枠の建てこみ】

 

11月14日、基礎の底面のコンクリートを打設(だせつ)しました。

当初は、11日を予定していましたが、広島地方は雨がザーザー降りました。


コンクリートの工事は天気との勝負です。

また寒い時期には、コンクリートの強度を増して打つ必要があります。

(これを温度補正と言います)


14日には無事にコンクリートが打設出来、ホッとしているところに、早速基礎の

立ち上がり部分の型枠がやってきました。


型枠はほとんど工場で先に、加工したから持ってきます。


今週中には、基礎の工事はほぼ完了する予定です。


さて、お待ちかねの上棟式は12月3日に決定!


今、色々と段取りに入っています。

乞うご期待!!


建築家 八納啓造

基礎部分の秘密

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  【第3者機関 JIO】


さて、10日に基礎部分の配筋検査を行いました。

この日は同時に、第3者機関のJIOの検査も一緒に行いました。


最近は、住宅にも色々な保障をつけることが出来ます。

その中で、JIOの検査を受けると建物完成後色々な保障をつけることが

できます。


詳しくはHPをご覧下さい。


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 【JIOと工務店と私の打ち合わせ風景】


JIOの検査もすんなり終わり、検査員の方(女性)から

「これだけ奇麗に配筋して、掃除も行き届いている現場はないわね!」

とお褒めの言葉をもらいました。嬉しい限りです。


現場を奇麗にするのはとても大切です。


なぜなら、職人さんも含めて皆気持ちよく仕事が出来るからです。

また、この配筋が奇麗だと、これから組む型枠大工さんも、

「おぉ、奇麗に配筋してるなぁ。これじゃこっちもがんばらんと!」

と相乗効果を生み出すのです。


また、この現場の場合は、地鎮祭や工事の着工日など全て、クライアントさんの

吉方位で選んでいるため、ものすごくスムーズに物事が運んでいます。


物づくりの観点から言うと、

「気持ちよく作ったものはいい出来になり、不機嫌で作ったものはやはり出来も悪くなる」

という法則があります。経験上。


だから家づくりって、物づくりの集大成みたいなものですから、「気持ちよく作業をしてもらう」

のが大きなポイントです。


私のクライアントにはいませんが、欠陥住宅が気になって、現場をチェックしまくるクライアント

もいるようです。


ですが、素人にチェックされて気持ちのいい職人さんは一人も居ません。


それよりも、「今日もご苦労様!」と言って、缶コーヒーの一つでも渡せば、職人さんたちは

いい気持ちで仕事をしてくれます。



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      【基礎配筋の全景】


さて、これが基礎配筋の全景です。とても奇麗なのが写真からイメージできますか?


それと、この画像を見て「なんだか普通の配筋と形が違うなぁ」と思う方は鋭い!(笑)

実は、ここに秘密が隠されています。


その秘密とは?・・・

(・・・と言って次回にひっぱります(笑))


建築家 八納啓造

デジタルの時代になりました

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【基礎の底板コンクリート】


こんにちは。八納です。


さて、この画像・・・・、実は先ほど現場から送られてきたものです。

このブログもそうですが、最近はデジタルの時代になりました。


現場の風景を写真でもチェックできます。


通常、設計側の現場監理というものは、各工事の重点ポイントを現場に検査に行く

形なので、その合間は、このように現場からの状況報告が大切になります。


現在は、家の下の基礎部分の工事中です。


この写真は、基礎の底板部分の画像。


今回は、地盤がしっかりしていたので、地震にも安心なのですが、今回はある秘密
をこの基礎部分に盛り込んでいるため、ベタ基礎を採用しています。


ある秘密とは・・、ちょっとまだブログでは公開できません(笑)。


もったいつけているわけではないのですが、これは実際現場の見学会でも開いて

見ていただくのが一番かと思っています。


またこのブログでもお知らせしますので、お楽しみに!


建築家 八納啓造

さぁ、現場がスタートです

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    【現場の東から見た風景】


建築家の八納です。

10月28日、いよいよ土工事のスタートです。


天気は良好。10月下旬なのに日中は若干汗ばむ暖かさになりました。


まず、朝からはじまったのが、遣方。


これは敷地内で建物の位置を正確に出し、周辺との高さ関係などを決定するために

大切な要素です。


ちなみに、今回の建物の配置に関しては、当初5通りくらい考えました。

これはあらゆる可能性を探るためです。


そして、これと合わせて大切なのが、敷地の周辺環境。


例えば、

「南側には高層マンションがある。」
「東側は、道路越しに視線をさえぎるものが無い」

「北側は、駐車場。今は開かれているが将来物が立つ可能性もある」

「西側は畑、よくおじさんが畑作業をしている。将来長い目で見ると何か立つ可能性もある」

など、建築的に予想できることを詳細に見て行きます。


こういった条件の中、案を選定してきます。


そして、そこでFENG-SHUI的視点から、風の流れ、気の流れや道路から玄関の位置関係、

玄関と間取りの関係などを総合的に身ながら判断していきます。


今回、検討した5案の中、私と風水鑑定士の小中先生の意見はぴたりと一致。

「この案の配置しかないでしょう。」


面白いもので、建築的な条件や建築家としての私の感覚と風水的見地がピタッとあったわけ

です。


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さて、そういったやり取りを重ねて来て、今日の建物の位置だし・・・感慨深いものがありました。

この写真は、今回の現場を担当してくれているO所長。


とても気さくでまじめな感じのOさんは、手際も良く、今回もいい現場監督さんに出会えたと

感謝しています。


さて、来週からは本格的に「地面を掘っていきます。」


建築家 八納啓造



一番大切な木の構造体とデザイン

打ち合わせ


昨日、私の事務所に工務店のOさんと今回の木造の加工などを担当するYさんがやってきました。

今回の打ち合わせの目的は、【デザインと木造の構造体のすり合わせ】。


実は、木造という建物はとても奥が深いのです。


私自身これまで、鉄筋コンクリートや鉄骨造など多くの建物を手掛けてきましたが、この木造ほど

「しっかりしたデザインを考えないと無骨に見える構造体はない」と考えています。


もちろん、一般の建売住宅や工務店の家づくりは、とてもオーソドックスな構造をしています。


ただし、僕のような建築家の場合は、ある意味「機能性とデザインを重視し、徹底的に構造体を考える」

ということをします。


例えば、今回の建物は、バルコニーの張り出しが1.8mあります。


通常の木造の家なら、90cmか1.2mくらいでしょう。


「じゃ、木造で1.8mの奥行きのバルコニーって危険じゃないの?」

と思われる方もいるかも知れませんね。


でも実は、しっかりと構造検討すると2mどころか、3mくらいまで持ち出しすることが可能なのです。


実際、今年の3月に竣工した「資産になる家NO2」のバルコニーは2.7mの奥行きのある張り出し

で作りました。

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      【資産になる家NO2】


「じゃ、どうして、普通は90cmくらいのバルコニーしか作らないの?」

と思う人もいるかも知れませんね。


実は、作り方を知らないだけなのです。


今回のO邸では、木造の素晴らしさをトコトン引き出して、奥行き1.8mのバルコニーや

美しく見える吹き抜け空間など、随所に工夫をちりばめています。


逆にいうと、今日の打ち合わせのように「綿密な打ち合わせ」が不可欠です。


ですが、前回も言いましたが、今回の工務店さんはとてもやる気があって、とても協力的

です。


やはりいい循環が働いているんですね。


今日は、いよいよ現場スタートです。


八納啓造

確認申請がおりました&不思議な心地よい流れ

10月26日に確認申請が無事おりました。(パチパチパチ!)


今回の広島住宅センターさんは、本当に迅速でサービスも良かったですね。

私も「とても気持ちよく」付き合うことが出来ました。


面白いもので、今回のように風水を取り入れたプロジェクトの場合は、

「なぜだか、物事がうまく流れる」ように出来ているようです。


まずは、今回のお施主さんのOさん夫妻。

このお二人がまず、素晴らしいですね。


とても気持ちの良い方々で、設計である私、そして工務店共々気持ちよく計画を

進めることが出来ました。


もちろん、何事も無事と言うわけでなく、計画の調整事項などもありましたが、それも

とても「気持ちよく」進んでいきました。


家づくりのポイントですが、関わる皆が「気持ちよくなる」ことがとっても大切です。


疑いの目でずっと現場を監視するお施主さんもいるようですが、大体そういった家は

出来上がると「どうしてか、ギスギスした雰囲気」が残ります。


不思議なのものでしょ?


さぁ、今日は昼過ぎから、工務店さんと今回も木構造を担当する業者さんとの打ち合わせ

そして、明日は、待ちに待った工事着工です!


八納啓造



確認申請について

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    【確認申請の書類一式】


平面図の若干の調整があったので、本日確認申請を提出しました。


確認申請とは、建築基準法上に基づいて家が計画されているかどうか?などを

判断する材料になります。


この確認申請が承認されないと、建物は建てられません。

 ※もちろん、確認申請の内容に適合させるのは最低限のことです。


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【確認申請を提出した広島建築住宅センター】


さて、上記は今日確認申請を提出した「広島建築住宅センター」です。


以前は、この確認申請は区役所にもって行かないといけませんでしたが、

ここ数年は、民間の確認申請機関が出来ましたので、わざわざ区役所まで

提出しなくても良くなりました。


メリットは、

●サービスがいい!

●申請期間が短い!

●申請地が遠方の時に便利

など。


最近は、区役所のほうもサービス向上に努めているようですが、まだまだ

その差は歴然です。


審査機関は約2~3日。

5日後には、承認されるのが通常のペースです。


現在、地面を掘り返す土工事着工を10月28日を予定しています。


この日程ももちろん、風水で鑑定して決定した日取りです。


さぁ、いよいよ工事開始です。




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地鎮祭をしました

地鎮祭1


10月13日、晴天。

朝の9:30から、現場にて地鎮祭を行いました。


地鎮祭とは、その土地にいる神様にこれから土地を掘り起こしたり、土地の上に家を建てる

ことの許しを得る儀式です。


ちなみに今日は平日。


普通は週末の大安などの日を選んでやりますが、大安がいいと言うのは、実はこれは全くの迷信。


これは、暦歴などにもそのように記載しているようですが、本当に地鎮祭のいい日取りというものは

クライアントの生年月日や土地の方位などから決まります。


だから平日になる可能性も十分あるのです。


「でも、平日なんて無理!」と言う人もいるかも知れませんが、会社と家族の幸せのどちらを

選びますか?

 ※実はこういったプロセスも、自分の人生を見直すいいきっかけになったりします。


新築時の地鎮祭は1回しかありません。

今回は、ご主人さんも娘さんも半休をとっての参加でした。


ちょっと夏日で暑い中、とても気持ちのいい風が流れ、雰囲気は最高によかったです。


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どうですか?

立派でしょう。


ちなみに神社は氏神さんを主に選ぶのが理想ですが、場所によっては、氏神さんが引き受けていない

ところや、あまり積極l的行っていない氏神さんもあります。


そういったときは、近隣で地鎮祭などを積極的に行っている神社などを探して、そこにお願いするのが

ベターでしょう。


今回は草津八幡宮。


とてもいい地鎮祭を執り行なってくれました。


ちなみに、これらの供え物は、クライアントが持って帰るもの。


たまに、神社が当たり前のようにもって帰るとこともあるようですが、それは全くのお門違いです。

今回の鯛は、今朝、広島の草津漁港に上がった天然のものです。


今頃クライアント家族は、鯛のさしみに舌鼓を打っているでしょう(笑)。


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最後に記念写真。


工務店の担当の方も言っていましたが、

「これだけ気持ちのいい家族も珍しいですね!」と一言。


私自身も、こういったクライアントの方々と知り合えて幸せだと実感しました。


住まいづくりの一番のポイントは、「幸せになる住まいづくりを設計・工務店、そしてクライアントの

3社がお互い信頼して作り上げる」という気持ち。


この信頼が、あったか身のある住まいを作り上げるのです。