Flower Cup Cakes
バタークリームといえば、子供心においしくない食べ物、という認識でいた子供時代
それからバタークリームを口にする機会もずっとなかったのですが、ケーキの勉強をしてから、本当のバタークリームを知りました![]()
バタークリームっておいしいんです![]()
子供の頃にバタークリームと呼ばれていたものは、本当はバタークリームじゃなかったんじゃないのか![]()
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と思います。
食わず嫌いされている方、是非本当のバタークリームをお試し下さい![]()
というわけで、バタークリームでデコレーションしたカップケーキです![]()
バニラスポンジXバニラクリームと、チョコスポンジXラズベリークリームです。
バタークリームはジャムやピューレなどなどを加えることで色や味を変える事ができるすぐれもの。なのでデコレーションにもグー![]()
日本で手に入る材料はカナダのものと違っていたり、環境が違うことで素材感が変わったりするので、どんな感じに作れるものかと試みてみた試作品です。
これから配合を変えたりして、どんどん改良して行きます。
試食してくださる方、募集中![]()
TV show in Canada

これは通っていたスクールが取材されているものなのですが、結構後半ですが、インタビュアーの人が実際にケーキの作成にチャレンジしてボニーさんが教えているシーンで後ろに映っているのは・・・私の作品です

(何しろスクールにあるのがあのショーに出展したものだけなので、同じのですけど・・・
)もう少し前のボニーさんがインタビューを受けている時にも後ろに映っているんですが、インタビュアーの方で隠れがちです・・・

いずれにしても、ここでもディスプレイとして使っていただいていたようで・・・感激です

Hamburger Cake
その昔、日本ではウェディングケーキは背が高いほどによしとされ、ケーキカットをするその部分だけが本物で、後は全部フェイク、なんて時代があったかと思います。
が、外国でびっくりしたのは、ケーキの無限の可能性![]()
どんなに巨大なケーキでも、形の変わったケーキでも、基本的に全部本物です![]()
先日のディスプレイに使われるようなものは、本物では傷んでしまいますので中はフェイクですが、技術的にはもちろん本物のケーキで作成可能です。
形の変わったケーキと言ってもピンと来ないかもしれませんが、たとえば・・・日本で動物のケーキといえば、ホールのケーキの上に、小さな動物の人形たちが乗っている、そんなイメージでした。
でも海外で動物のケーキといえば、ケーキそのものが動物の形をしているなんてことがザラ。(最近は日本でも出てきているようですね・・・)
本当にケーキは丸や四角ばかりじゃないんです
海外の方々は、なんでもケーキにしてしまいます![]()
そんな中、食べ物をモチーフにしたケーキは定番とも言えるのですが、私はどうしてもこれが作ってみたかったんです![]()
それは・・・
ハンバーガー![]()
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これ、ちゃんとしたケーキですよ![]()
周りも全て食べられる素材ですし、中はスポンジとクリームが層になったケーキです![]()
日本のケーキに対する常識が覆されるような、目からウロコなものがいっぱいです![]()
これから楽しいびっくりがお届けできるようにがんばります![]()
School Display Window
先日のショーで使われたケーキがその後どうなったかと言いますと・・・
なんと![]()
今、わが母校、Bonnie Gordon Schoolのショーウィンドウに飾られているのです![]()
私が通っていた頃は、インストラクター(現役ケーキデザイナー)たちの素晴らしい作品たちが飾られていて、いつもそれに憧れて、いつかはあんな風に・・・と思っていたのです。
それが今は、そんな素晴らしい作品と一緒に自分の作品が並んでいるなんて![]()
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本当にうれしいです![]()
光栄です![]()
奇跡のようです![]()
名誉です![]()
ちなみに奥の素晴らしい作品は、デザインコンペティションで優勝したインストラクターの作品で、私はこの方にも教えていただいていました。
実はなぜ今ブログを始めたかと言うと、これが言いたかったから、と言っても過言ではありません![]()
私事で本当に申し訳ありませんが、本当にすごいことなんです
これは自慢させて下さい![]()
*****Bonnie Gordon*****
伝説的カナダ人ケーキデザイナー。
ルイ・ヴィトンの150周年記念パーティーはじめ、テレビ、CM、映画、雑誌等、起用された作品は数知れず。
映画「パーフェクトマン」では、ヒラリー・ダフの母親扮するヘザー・ロックリアがケーキデコレーターの設定のため、彼女に指導、作品の提供をしている。
現在はスクールディレクター&インストラクターとして、人材育成にも力を注いでいる。
The Cake Show 2010
今年4月、カナダ・トロントにて、The Cake Showが行われました![]()
あいにく今年は行くことができなかったので写真は昨年のものですが、デザイナーの方々の作品展示があったり、デモンストレーションがあったり、テイスティングコンテストがあったり、その場でデザインをして競うコーナーがあったり・・・まさにケーキの祭典です![]()
日本で特別なケーキといえばウェディングくらいのイメージですが、欧米ではパーティーの数も日本よりたくさんあって、ウェディングはもちろんのこと、婚約記念、結婚記念日、出産前のお祝いのベビーシャワー、誕生日、退職祝い、その他諸々、とにかく特別なケーキの登場する機会が本当にたくさんあるのですね~![]()
誕生日や退職祝いといったケーキも、既製品ではなく、その人の趣味や好きなものに合わせて作ったり、イベントに合わせて特別にオーダーして作る人がたくさんいるのです。
ウェディングへの思い入れも日本以上のものがあるらしく、本屋さんでも一面ウェディング雑誌だったりします。
なのでケーキも花嫁のものだけでなく、グルームケーキという、花婿のためのケーキもあるのですよ。
なのでこんなCake Showを楽しみにやってくる人もたくさん。
写真はかなり早い時間に撮影したものなのですが、この後続々と人がやってきていました。
そして今年のショーはさらにスケールアップして、かなりの大盛況だったようです。
行けなくて本当に残念です![]()
が、なんと今年は私も作品を出展させていただきました![]()
作品はこちらです![]()
(写真:友人提供) *最初に掲載した写真の方がよかったですが、展示時のものに変更しました。
色使いがなかなか好評をいただいたのですが、写真で伝わらなくて残念です![]()
(白いケーキじゃないですよ!)
以前はただ憧れて見ていただけのところに参加させていただけてとってもうれしいです![]()





