一昨日、大掃除の第一弾として、窓ガラスを拭きました。
ほんの数年前まで、当たり前のようにやっていたことです。
でも、筋肉にダメージがくる膠原病と膝の骨折を同時に経験してからは、
「拭く」「押す」「腕を上げる」といった動きがつらく、
痛みや力の入りにくさで、日々の掃除が思うようにできない時期がありました。
⸻
一昨日の窓拭きも、正直に言えば、
以前のように十分な力が入るわけではありませんでした。
腕の力はまだ足りないし、
動きも決して軽やかではない。
それでも、途中でやめたくなるほどの痛みはなく、
休みながらではありますが、
窓ガラスを拭き終えることができました。
そして何より、
「つらい」「早く終わらせたい」ではなく、
少し楽しいと感じながらできたことが、
自分でも意外で、うれしい出来事でした。
⸻
窓を拭きながら、ふと、
「そういえば、拭き掃除をするのは何年ぶりだろう」
と思いました。
2019年に、筋肉にダメージがくる膠原病と
膝のお皿を割るという骨折を同時に経験してから、
しばらくの間は
力が入らない、痛みがある、動きづらい、
そんな状態が続いていました。
2020年、2021年頃は、
日常生活の中の「当たり前の動き」が
当たり前にできない感覚が強かったように思います。
⸻
そこからリハビリを重ね、
2022年、2023年、2024年と
時間は確かに経っていきましたが、
正直なところ、
自分の中では
「よくなった」という実感よりも、
「元のように動けるようになったというところには
まだまだ程遠い」
という感覚の方が強くありました。
だから、
回復しているかどうかを
自分で評価することは、
あまりしていなかったように思います。
それでも振り返ってみると、
ここ2年ほどで、
小さな変化は確かにありました。
信号が変わりそうなときに、
無意識に小走りできたこと。
そして、以前は
和式のトイレを見ると
「洋式が空くのを待たなければ」
と思うほど大変だったのに、
気がついたら、
すっと楽に使えていて、
あとから自分でも驚いたこと。
どれも些細なことですが、
その積み重ねの先に、
今年の窓拭きがあったのだと思います。
⸻
去年や一昨年は、
窓拭きをしようとも思いませんでした。
だからこそ今年、
実際にやりながら
「ああ、こんなことができるようになっているんだな」
と、あらためて感じたのかもしれません。
体の回復というと、
「できる・できない」で考えがちですが、
実際にはそれだけではないと感じています。
痛みの出方、疲れ方、集中できる時間、
そして、やっている最中の気持ち。
そういった小さな反応が、
少しずつ変わってきていることに、
一昨日は気づきました。
⸻
年齢や病気があっても、
体の変化は、
自分が気づくよりずっと前から
内側で始まっているのかもしれません。
私が「若がえりのスイッチ」という言葉を
大切にしているのも、
そうした感覚の変化の奥に、
まだ働こうとする体の仕組みがある、
と感じているからです。
次回は、
以前書いた自律神経の話ともつながる
「体の内側のスイッチ」と遺伝子の考え方について、
少し書いてみようと思います。
⸻
―――
▶はじめてこのブログを読んでくださった方へ
このブログでは、
年齢を重ねた体と向き合いながら
無理なく整えていく考え方を大切にしています。
👇このブログの考え方はこちらにまとめています