前回の記事では、
デザイナーがデザインを考える時の視点をシェアしました。
自分の好みの色や雰囲気でデザインを考えるのではなく、
そのデザインを見る人の目線で、そのデザインを見た時に、
・どう思って欲しいのか
・どう感じて欲しいのか
・どんなアクションを取って欲しいのか
これらを根本に置きながら、デザインを考える。
というお話をシェアさせていただきました。
(まだ読まれていない方は、良かったら短くまとめていますので、前回の記事を読んでみて下さい♡)
今回の記事では、
自分の好みでデザインすることのデメリット
を、シェアさせていただきます![]()
自分用のサイトやブログ、
自身が主体の、サービスの告知用バナーを自分でデザインする時に、
どんなことに気をつけるべきなのか。
前回の記事からの続き、みたいに読んでいただければと思います。
自分好みでデザインすることのデメリット
結論からお話しします。
自分好みでデザインをすることのデメリット。
それは、
ターゲットとなるお客様、
ではない方が、サービスを受けに来てしまう可能性が高まるから
です。
日々ブログやSNSを更新している女性起業家の皆様は、
ターゲットとなる人に向けて文章を書き、
ブログやSNS、メールなどを通して、
発信をしていますよね。
ブログを毎日更新するためのコツとか、
好きなことを仕事にするための、マインドブロックの外し方とか、
既存のサービスの値段を上げる時の、不安や恐怖との付き合い方とか。
ターゲットに響くことを日々考え、発信していると思います![]()
そしてその「ターゲットに響くこと」の中に、
デザインも意識して入れて欲しいのです。
あなたは日々生活する中で、
こんな経験をしたことがありませんか?
・このレストランいつも気になるんだけど、雰囲気が高級そうで入りにくいんだよね。
・この方の起業塾受けてみたいけど、若い方向けかな。私が参加するのは場違いかな。
・マネーセミナー気になるけど、なんかすごい真面目な雰囲気っぽいな。もっと気楽な感じなのないかな。
意図的にその印象を与えたいのであれば良いのですが、
シンプルで余計なものがない雰囲気が好きだから
→高級感のある印象に
可愛いらしい雰囲気の、薄いピンク色が好きだから
→若い人向けの印象に
お金のプロであることをちゃんと伝えたい
→固い真面目な印象に
これが意図していないものだったとしたら?
・シンプルにすることで、高級感ではなく、ナチュラルな雰囲気を出したかった。
・可愛い雰囲気が好きだけど、若い方だけではなく、自身の母親世代の人の力にもなりたい。
・プロであることを伝えることで、信頼してもらい、初心者の方にも気軽にセミナーに来て欲しかった。
ターゲットではない方が来てしまって、
準備していた内容と、お客様の望まれるものが噛み合わず、
ご不満の声が多く出てきてしまう結果になってしまうかもしれません。
「えー。でもこんなことある?」と思うかもしれませんが、
意外と、あるんですよね![]()
好きな服と、似合う服が違うことってあると思うんですけど、
それと感覚は似ていると思います。
(好きな服と似合う服って同じですか?私違うんですけど、あれなんでなんですかね?似合う服も好きだけど!笑)
これが、
自分の好みでデザインを作ることのデメリット、
つまり、
ターゲットとなるお客様、
ではない方が、サービスを受けに来てしまう可能性が高まるから
になります。
だからこそ、前回の記事で触れた、
デザイナーは、自分の好みの色や雰囲気でデザインを考えるのではなく、
そのデザインを見る人の目線で、そのデザインを見た時に、
・どう思って欲しいのか
・どう感じて欲しいのか
・どんなアクションを取って欲しいのか
これらを根本に置きながら、デザインを考える。
ということに繋がるのです。
最後に
いかがでしたか?
自分の好みでデザインすることのデメリットをお話しさせていただきました。
でも誤解なきように、最後にもう1つだけ、伝えさせて下さい![]()
「自分の好みでデザインをすること」を否定しているわけではありません。
特に初期の女性起業家さんは、
1人でビジネスをされている方が多いと思います。
そしてあなたの人柄や考え方、価値観や経験、行動に、
つまり、あなた自身にファンがついてくださり、
ビジネスが成り立っていると思います。
なので、
あなたの好みのデザイン = ターゲットに響くデザイン
となることも、もちろんあります。
なので今回の記事では、
自分の好みでデザインをすることを否定しているのではなく、
自分の好みでデザインすることのデメリットも知っておいてね![]()
というお話しです。
お客様目線で考える。
簡単ではない当たり前のことが求められますが、
少しでも女性起業家の皆様に、
私の記事がお役に立てば、幸いです![]()
最後まで読んでいただきありがとうございました
次回は、色が与える印象を記事にしますね♪
