蟹類や海老類を想像して真先に思い浮かぶのが赤い甲殻では無かろうか。
赤い色素の正体は水棲生物の多くが持つ
抗酸化物質の影響だそうだ。
カロチノイド系色素とかアスタキサンチンとか専門用語なんて知らん。
ただ、人間がメラニンの生成量に関する病気が存在する様に
彼らにも体内で生成される細胞の一部が欠損する病気が存在し、
その遺伝子が偶然にも別の進化系を辿った場合───
いいや、それより鎌蟹の大剣の話をしよう。
キリサキと名付けられた物の最終強化形がナマクラの刃という悲しい得物だ。
次の強化が開発される事を楽しみにしていたら
まさかのHC武器という微妙な路線への走りっぷりに軽く顎関節症の痛みを覚える。
つまり、次のHC大剣のマストオーダーという訳だ。
鎌蟹特異個体へ挑めるクエストが開かれたので受注して見た。
平然と口腔から毒素を噴出する姿は
背負った鎧竜の亡骸に脳を支配された事を物語っていた。
甲殻には若干の赤みを取り戻したものの、
目は黒い瞳を失ってしまった。
鎌の通り名に恥じない素早い動作には磨きが掛かり、
とてもでは無いがキリサキ程度で戦える相手では無かった。
攻撃の間隙を縫う事になるので、属性武器に持ち替える。
威嚇する鎌蟹の正面に向かってパシャリ。
気が付けば、周囲は今月になって出回るようになった新武器が踊っていた。
なんだか仲間ハズレ感が私に漂って来たので、
機械仕掛けの武器で一枚収めようと言う話になる。
鎌蟹の攻撃方法は一連の動作が対象を追い掛けるものが実に多い。
サシでは相手の動きを麻痺や回り込みで止めないと面倒に感じた。
気楽に戦うなら仲間が居ると頼もしいだろう。
続きは、また今度な。
















