2018の青春18きっぷの発売が決まりました。今年も、18きっぷを使って、花旅、鉄旅を楽しもうと思います。

今回、18きっぷ利用で、この春どんな花旅を楽しめるか、それを考える前に、18きっぷ利用を生かす大事なポイントを伝えたいと思います。

まずは、目的の場所です。施設や訪問地は駅から至近でよいところを見つけることです。なにせ、普通列車利用で移動に時間がかかるので、駅からの往復に時間とお金をかけすぎては18きっぷの効果半減です。訪問先での時間もなるべく多くとりたいためでもあります。

例えば、温泉なども駅至近に探せばあるものです。吾妻線の小野上温泉駅、東北本線東鷲宮駅などは名物温泉が駅至近にありますし、上越線水上、越後湯沢、浦佐、東海道本線の熱海、湯河原、伊東などの温泉地なら、駅至近で日帰り温泉をいくつも探せます。中央本線の上諏訪駅や北上線のほっとゆだ駅などは、温泉が駅に併設されています。これなら乗り遅れも心配ありませんね。

さらに大きなポイントは、早朝出発を厭わない、ことです。朝出発の特急で間に合う行程を、始発の普通列車で行く。時間で特急料金を節約する。これが大きなポイントです。帰路もしかりです。

下記の具体例は、朝の特急も間に合わない行程です。

例えば、中央沿線中野以西から始発で塩尻へ向かえば、高尾、大月、甲府と乗り継いで8時13分に到着、間をおかずして17分発中津川行普通列車に乗り換えられます。中津川には10時14分着。さらに乗り継いで、11時35分には名古屋に着けます。

しかし、始発の特急、新宿7時発のスーパーあずさ1号では、塩尻9時30分着で1時間以上到着があとになりますし、中津川行普通列車は10時50分発、10時3分発の特急しなの6号に乗り継いでも中津川着11時6分着と普通列車に追いつきません。名古屋着も12時1分と、ぎりぎり昼前には着けません。つまり、甲斐路や木曽路の車窓を楽しみながら、鈍行だけで昼前に名古屋に着けるのです。

もちろん、新幹線なら10時過ぎに東京駅を乗っても昼前に名古屋に着けますが、18きっぷ1枚分2370円で楽しめる鈍行旅と10000円を超える新幹線の速旅。一度くらいは試してみてもいいかなと思うでしょう。多治見から太多線、高山本線経由で岐阜へ、岐阜から西へ向かえば、名古屋を通らずに関西方面へ向かうこともできます。電車での旅が続く中、ローカルな気動車=ディーゼルカーのミニトリップもいいものです。

ちなみに東京駅5時20分発の普通列車で東海道本線をひたすら乗り継いでも、名古屋着は11時9分です。新幹線の始発から約3時間半遅れての到着ですが、料金差を考えるとかなりのコスパだと思います。

早起きは三文の得、という格言は、まるで青春18きっぷを使用する人へのもののように思うのは私だけでしょうか。(続く)