久し振りの長期の帰省だったので、以前から何時かは行こうと思っていた場所に行く事にしました。
そこは北海道苫小牧市錦岡(今は町名は変わってます)という市営団地で、母に聞いた話では僕が2歳の時に引越して来たそうです。物心が付く頃から中学2年生の終頃の14歳まで住み、遊び、学び、育ててくれた今でも一番思い出の沢山詰まった大切な本当の故郷です。
最後に行った時からもう31年も経っているので随分変わっているだろうと思いながらバスに乗り込みました。
町名が変わってたので、地図上の大体の見当の停留所で降りました。
見渡す限り新築の一軒家が立ち並び、見た事も無い住宅地に降り立ったって言うのが第一印象でした。
まあ、無理も無い話ですよね、31年間も何も変わらない町なんてある訳が無いですからね。

さて、以前住んでいた団地は残ってないかなと、わずかに残ってる道の記憶を辿って歩いて行くと、おお「あった」ありました、確かにあの頃住んでいた団地に間違いない。

POUND FOR POUND-団地1


ただ、僕の住んでいた建物とは少し違う形なので場所が少し違うのかな、でもあの頃の面影は残ってました。

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中に入ってみたかったけど、残念ながら立入禁止で、ここももうすぐ取り壊されるようです。

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じっくり目に焼付け、何枚も何枚も色々な角度から当時の事を思い出しながら写真を撮りました。

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しかし、朽ち果てた廃墟になった姿を見ていると次第次第に何だか寂しいと言うか複雑な気持ちになりました。

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時間が経つと言う事はこう言う事なんだと思いながらも、最後の姿に出会い見る事が出来た事は良かったのかなと思い「長い間お疲れ様でした、ありがとう」と心でつぶやきました。

ふと、冷静になり他に思い出の場所が残っているのではないかと思い、記憶を頼りに探す事にしました。
まず最初によく遊んだ山の方へ行ってみる事にしました。行く途中大体この辺に公園があったな、この辺に友達の家があったなと思い出しながら山に付きました。
しかし、山も開発されて以前の面影は全く無く、わずかに放置された小川跡が残ってました。

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山の上に登る階段があったので、登って町全体を見渡してみようと登りました。
山の上から街全体を見渡すと全く知らない町になってましたね。
クワガタを取りに登った道も無くなってたし、ミニスキーを滑った坂も無くなってました。

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気持ちを切り替え山の上の新興住宅から下ってる坂道を降りてると、下からその住宅に住んでいるであろう少年が登って来ました。すれ違いざま少年は「こんにちは」と笑顔で挨拶をしてくれました、僕もすかさず笑顔で「こんにちは」と挨拶を返しました。その瞬間何か一気に心が晴れ晴れとした感覚になりました。(*^ー^)ノ
しばらく坂を下るとまた少年少女達がやってきます、すれ違いざま「こんにちは」と笑顔で挨拶されました。

その後、貧相になった駅

$POUND FOR POUND-駅


オシャレになった保育園

$POUND FOR POUND-保育園


豪華になった小学校

$POUND FOR POUND-小学校


キレイになった中学校

$POUND FOR POUND-中学校


よく遊んだ砂浜の変わり果てた姿を見ました。

$POUND FOR POUND-海岸


しかし、故郷の形は変わってしまったけど、確かに僕はこの町に住んでいたし、遊んでいたし、学んでいたんだと確信しました。そして、新しい世代の故郷がここで出来て行くんだろうなーと感じました。

だた一つ変わってないものを見付けました「樽前山」です。子供の頃に見た姿と変わりなく、ドーンと存在して見守っていてくれました。これからも錦岡を宜しくお願い申し上げます。

$POUND FOR POUND-樽前山


様々な思いが駆け巡り、思いがけない出会いがあり、充実した素敵な旅になりました。

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11歳の僕はここで暮らしてました。
2月12日(日)に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2012[冬]に行って来ました。

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目的は会場内での海洋堂が主催のカッパ造形大賞の展示、表彰式が行われるからです。
そうなんです、わたし応募してたんです。
早速目的地に行くと結構立派な表彰式場、展示ブースが設けられていました。
自分の作品は何処だ?と探していると、あ、ありました、何か目立たないな~っていうのが第一印象でした。


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他の出品作品を見るとアイデア、スケール、技術、どれをとっても敵わないレベルのものでした。
また、可愛くほのぼのとした作品も目を引きました。
この時点で、賞はまず無いな~と諦めましたね。


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これがわたしの作品です、題名は「仔河童」。
かつて河童は人間と共存していました、しかし人間は自然から離れ、自然を破壊し始めました。
河童は人間の行動を理解出来ません「何故自然から離れて行くの?何故自然を壊すの?」
長い年月が経ち河童は人間の前から姿を消しました。
そして、いつしか河童は伝説上の生き物として語り継がれるようになりました。
しかし森の奥深い人間の立ち入れない地で河童はひっそりと生息しているのです。
「何故自然から離れて行くの?何故自然を壊すの?」と。

久しぶりに、ふと聴いてみたくなりました。やっぱいいなぁ~。