「その人さ~、パパはもう死んでると思ってるよ・・・きっと」
以前は連絡があったけど・・・
電話が来なくなったダンナの知り合い。
ダンナもマメに連絡する人じゃないしね。
膵臓がんで6年近く生きてるけど、だからこそ誤解させちゃうよね。
もう生きてないかもって
そう思われていると思うよ・・・
膵臓がんを告知され、そのことをわざわざ連絡してまで知り合いに伝えた訳ではないけど。
時々連絡をくれるような知り合いの人達には、
「オレさ~膵臓がんだって言われてさ~」
って明るく伝えていた。
まぁ、相手もビックリするわけで。
電話でどんな言葉を掛けてもらったかは知らんけど。
その後、"どうしたかな?・・・”ってなんだか確認のためみたいに電話が来ることもあった。
あれは、絶対生存確認だね。。。
いつもなら、また忘れた頃に電話が来たりするけれど、すっかりご無沙汰になっちゃって。
だからといってダンナが連絡を取る事もないそうなんだよね~
そして数ヶ月経ち、1年経ち2年経ち。。。
確かめるすべもない人は、時が経ち過ぎて"もしや・・・”っと思っちゃってるだろうね。
「パパから電話してみたら?多分ビックリされるだろうけど」
「いや、オレから連絡したりしない」
(なんじゃそれ)
仲の良い知り合いは、家族ぐるみの付き合いがあるから、今のダンナの状態の事は知っているけど。
そうじゃない知り合いは、私も付き合いがないからね。
ま、いっか。
ダンナも、姿がすっかり変わってしまった自分を知られたくないかもだし。
私がいれば、それでOKなのか
私は違うけど。。。