お疲れ様です、鈴木です。
今夜はちょっと趣向を変えて、北海道文化遺産でもある「ばんえい競馬」に目を向けてみたいと思います。
日曜に行われる重賞のはまなす賞は20時05分発走ですので、中央競馬が終わった後でも楽しめるんですよ。
ばんえい競馬は基本的に、土・日・月の開催です。
インターネット投票でばんえい競馬を購入するには、「楽天競馬」か「オッズパーク」に登録していただくことになります。(私は業者の回し者ではありませんよ!)
日曜に南関東の開催がある日や月曜日は、大井競馬場のふるさとコーナーでも購入できますし、川崎競馬場で売っている日もありますね。
まだばんえいに触れたことがない方は、ばんえい公式サイトのレースライブでレースを観戦して(理想は現地ですが、遠い・・・)、馬券も購入していただきたいと思っております。
とはいえ、毎週3日間ばんえいを買っているようなコアな方々と比較したら、私もペーペーの初心者です。
ここからはまなす賞を検討していきましょう!!
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ひとまず、ばんえいの予想方法から入りましょうか。
まず始めに言いたいのが、ばんえい競馬の馬場コンディションに関してはサラブレッドの競馬より注意する必要があるということ。
馬場コンディションを表す尺度として、「馬場水分量」というものが存在します。
・ 馬場水分量が多い=砂が水分を多く含んでいて、ソリと砂との摩擦が軽減されて時計が出やすくなる
・ 馬場水分量が少ない=砂の水分量が少なく、ソリと砂との摩擦抵抗が大きくなって時計がかかる。
という認識を持っていただければ問題ないです。
馬場水分量が多くて時計が出る馬場が「軽馬場」、その逆が「重馬場」です。
これは私の勝手な意見ですけど、
・ 馬場水分量が2.0未満→重い
・ 馬場水分量が4.0以上→軽い
っていうのが目安で良いかなと思います。
現在のばんえいは帯広200m直線以外のコースが存在しないので、予想材料においてはその馬自身の「タテ」の時計比較と対戦馬同士の「ヨコ」の時計比較が重要となります。
その際の時計は馬場コンディションも考慮する必要があります。
また、重馬場で好時計が出ている馬が軽馬場で走るとは限りませんし、その逆も然りです。
その日の馬場で実力がフルに発揮できそうな馬を探しましょう。
次に重要なのが、ばんえい重量と呼ばれるソリの重量。
当然ソリが軽い方が楽に曳くことができるのですが、軽い方が得意な馬もいれば重い方がが得意な馬もいます。
このあたりは各馬の過去の成績などから判断していただきたいです。
ただ重賞勝利馬などが出走していて1頭だけ明らかに負担重量が重いときは疑って掛かっていいと思います。
ばんえい重量が軽い馬にサラっと負けることもあったり。
そしてばんえいで最も白熱するポイントが2度ある障害、特にキツいのが2回目の方ですね。
レースラップに関しては新聞を買うか過去のレースを見るかしないと分かりませんが、この2回目の障害を越えるのが速い馬は強いです。
専門紙には、
スタートから第2障害までのタイム、第2障害通過タイム、第2障害通過からゴールまでのタイム
が掲載されているので予想の材料になります。
大井競馬場のふるさとコーナーではばんえい版の競馬ブックが無料で貰えるので、ふるさとコーナーで購入する方は是非とも専門紙を有効活用してください。
ダラダラといろいろ書きはしましたが、あなたが良いと思った予想方法でばんえいを永く楽しんでいただければと思います。
さて、はまなす賞の予想の方ですが、先に帯広の天気を確認しておきましょう。
7/27(土)→曇 時々 雨
7/28(日)→曇 後 雨
これは馬場水分量が多くなって軽めの馬場になることが予想されますね。
どの馬も近走は重めの馬場でのレースとなっているので難しいところですが、過去に700kgの負担重量で好時計を出している⑩ホクショウユウキを中心視したいです。
負担重量690なら大崩れもないと思いますよ。
⑥ニシキエーカンも実績を考えたらこの相手では無様な競馬はしないでしょうね。
2走前で敗れた⑩ホクショウユウキとの負担重量差に変化がない分、今回巻き返せるかどうかは微妙なところですが、このレースはこの2頭のマッチレースじゃないでしょうか。
割って入ってくるなら④コウシュハウンカイでしょう。
とかち皐月賞を勝っている3歳の実力馬です。このとかち皐月賞ではこのレースの①ダイコクパワーを破っていますからね。
680という負担重量がカギになりますが、640~650で善戦しているので①のダイコクパワーよりは買いやすそうです。
あとは先述の①ダイコクパワーまで抑えましょうか。
◎ 10 ホクショウユウキ
○ 06 ニシキエーカン
▲ 04 コウシュハウンカイ
△ 01 ダイコクパワー
中央競馬で勝った方も負けた方も、中央が終わったら帯広ばんえい競馬で休日を目一杯満喫しましょうよ!!