市ノ蔵慎一郎の『人生は変化する剛速球』 -2ページ目

市ノ蔵慎一郎の『人生は変化する剛速球』

世相ひねくれ、ななめ斬り。

ま、世の中ひでえことになってるな。世界はマスクお化けで一杯だ。年がら年中ハロウィーン大会てえわけか。俺の目にはどうしたって、顔の3分の2以上おおい隠した奴らは、人間に思えねえ。お化けにしか見えねえ。これで恋愛もセックスも時代が終わったな。出会いなんざあ、あるわけもねえ。男の顔なんざ見なくたってべつに構わねえが、女の顔を見られねえてえのは、ごく普通に女に関心のある男にとっては酷な話よ。まあ、そんな興味なんぞ失せてゆくんだろうがな。俺は正直面白くねえ。だからたまあにマスクしてねえいい女を見ると、地獄に仏とはこのことか、とこころんなかで合掌してる。

今年3月以来のコロナ騒動でまあいろいろ問題疑問は山ほど、富士山、アルプス、ティリチミール、ヒマラヤを足してもまだ足りねえほどだけどよ、なんたって最大の犯罪は強制マスクだ。も一度いわせてもらうが、どっからみたってお化けだよな。そして、どんなに創意工夫しようが、どれほどしゃかりきになって洗脳しようが、マスクは人間の顔にふさわしくねえ。かっこよくもねえ。はっきしいやあ、醜い。あるいは、おっかねえ。今年の夏は若い女の自殺が多かったそうだが、そりゃそうだろうな。一番美しい盛りによ、だれかれとなく見てもらいてえだろうに、そして男を誘惑もしてえだろうによ、死んでもいねえのに化け物顔を強要されるんだからな。自分が年取って婆になるまでこんなもんつけてなきゃいけねえのか、だれに知られることもなくあたしは朽ちていくのかよ、そんなら本物の化け物になってやろうじゃねえか、てんで発作的に死んじまう。マスクによって分断されてはいけねえだと、マスクの下は笑顔だと。

わりいな。俺はてめえのことしか考えられねえたちでな。あんたらと違って人類の未来をどうするああするだあ、これっぽっちも興味ねえのよ。

醜いもんには目をそむけてえ。おれも残りのわずかな人生、せめて美しいもんだけ見て過ごしてえ。