北斗の拳や魁!!男塾、聖闘士星矢のようなゴリゴリの肉体的格闘漫画と一線を画したのが、誰もが知る『ドラゴンボール』だろう。


ドラゴンボールは、いわゆるエネルギー弾を生み出した。


また、絵のタッチも、それまでの濃い目ではなく、スタイリッシュなものが増えてくる。


そんな影響を受けまくって生まれたであろう、作品を、筆者の独断と偏見で5作紹介する。


1.幽☆遊☆白書

現在もHUNTER×HUNTERが人気連載中の冨樫義博先生の出世作。

もともとは霊界探偵という設定で、格闘要素を全面に出すものではなかった。

初期の頃のストーリーも面白いが、本格的なバトルものになってからは、心理戦や取り上げる要素の目新しさが際立ってくる。

冒頭で主人公が死ぬというのも斬新だった。



2.烈火の炎

週刊少年サンデーに連載されたバトルもの。忍びに憧れる少年が特別な力で仲間と姫を守るストーリー。

定番化していた『大会設定』もあるが、登場人物それぞれに戦う意味を持たせており、主人公チーム以外のストーリーも楽しめる作品になっている。

筆者のおすすめキャラは、空海と最澄。



3.封神演義

紀元前11世紀の中国を舞台にした作品。

仙人界と人間界をベースに展開される世界観だが、人間の欲望や、それによる心情、行動の変化を上手く描いている。

単純な能力バトルではなく、心理の描写がこの作品のミソだと私は思う。

『生まれた男の子を、母親は愛し、父親は本当に自分の子供かと疑い続ける』というようなセリフは30年くらい経った今でも覚えている。



4.るろうに剣心

無敵の殺人剣、【飛天御剣流】の使い手、緋村抜刀斎が、幕末の人斬りを経て流浪人となり緋村剣心として生きる物語。

明治の世を舞台に、今と過去の交錯が、剣心を闘いへ誘う。

史実をなぞる部分もあるため、ストーリーは重厚。

志々雄編と巴編が大きな柱だが、個人的には巴編での回想ストーリーが読み応えがあって好きですね。




5.ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章

ドラゴンクエストというベースのある作品ということで、完全オリジナルの他の4作品とはテイストが違うものに感じる。

が、そのキャラクターデザインは、まさしくドラゴンボール以降のそれと思われる。

登場人物は、敵も味方も漫画オリジナルが多く、生い立ちや戦う意味も確立されている。

ドラクエ、FF全盛の時代に生まれた名作は、若い人には新鮮さを、40代以上には懐かしさをくれる傑作。



いかがでしたか?

出会いは一期一会。

人も漫画も踏み出す一歩で未来が変わる。

気になる一冊に出会えたなら幸いです。