山梨に「河口湖自動車博物館」がある。ここは8月のみの開館と変則的な運営であるがいろいろと興味深い展示がある。



シトロエンのトラクシオン・アバン。世界初のFF車である。最先端技術を盛り込んだクルマであるが、当時のフランスの田舎は未だに馬車が主力でありクルマなど「生まれてこの方見た事ァねえ」という状態にあったという。

そこで生まれたのが2CVである。「課税馬力」と呼ばれる税制上の区分がそのまま車名になっている。「運転が容易で、大人4人と手荷物が載って、かつ安く買えるクルマ」はいわゆる国民車の条件だが、それを求めて生まれたのが「醜いアヒルの子」というのがいかにもフランス的。

ではわが国はどうであったか。自動車メーカーはいくつか存在したが、モータリゼーションについてはフランス以上に立ち遅れていたりする。写真はダットサンのセダン。








