しばしば精神科の限らず、長期の療養が必要とされる疾患を抱える人に見られるという転移。
平たくいえば、主治医に対し好意を持ったり(陽性転移)、嫌悪したり(陰性転移)すること。
特に精神科領域の疾患の場合、主治医との会話量が多くなることもあり、患者側から見た心理的距離感が縮まる傾向にあるような気がする。
会話の中で患者の訴えに対し許容し、患者が求めている答えの方向性を読み取り、求めに応じた対応をする。
患者にとってはプライベートなパートナーに同じ反応を求めても、当然のことながら無理に等しい。
医師はプロだ。
そう頭の中で理解をしている。
そしてこの現象は治療段階の一つのステップに過ぎない。
これはまやかしだ。