前座が凄い!昔のプロレス観戦記その2
1989年6.5 スーパーパワーシリーズ最終戦 武道館大会
第2回目はコレ。全日本が武道館を満員にするのが恒例になってきた中でも1,2を争う最高に盛り上がった大会でした。この頃の全日本の武道館にはシリーズ最終戦で5大スペシャルマッチと銘打たれビッグなカードがありしかも必ず誰かアメリカからの大物が来日し試合が組まれるといったお楽しみもありました。

ではこの6.5武道館、どんな試合が組まれたか上から順に。

メイン、三冠タイトル戦、鶴田VS天龍
セミ、ハンセン&ゴーディVSキッド&スミス
第9、スティングVSダニースパイビー
第8、谷津VS高野俊二

第7、クロファット&ファーナスVS川田&冬木(アジアタッグ戦)
第6、馬場、R木村、カブキVS渕、大熊、永源
第5、百田VS寺西(世界ジュニアタイトル仙台)
第4、仲野、高木、田上VSスレーター、ドン・ムラコ、アル・スノー

第3、マイティ井上VS鶴見
第2、小橋VSジョニースミス
第1、小川VS菊池

ど〜ですか!この豪華幕の内弁当のような若手から中堅、ベテラン、外国人スターまでギュギュっと詰まった物凄いラインナップ。
興行の目玉は天龍の雪辱戦(前回の大阪の鶴田戦ではパワーボムでKOされている)、ハンセンとブルドッグスの対決、スティング初登場の3本柱なんですが、前座もカンナム(クロファット&ファーナス)のベルト挑戦、百田のベルト防衛戦、馬場さん率いるファミリー軍団と悪役商会との6メンなどホントに見どころだらけ。

ちなみに馬場さんのプロモーターとしての手腕も十分に発揮されたメンツばかりでこの時来日したレスラーの海外裏事情を言うとキッド&スミスはWWFでタッグチャンプになって全米サーキットを回った後なので世界のタッグチームのトップ中のトップ。WCW組はゴーディ、スティング、スパイビー。因みにスティングはアメリカでムタと抗争に入る直前位の超売れっ子。それでけでもこのスターレスラー達を1つの大会に集めた凄さが分かります。

当時私もまだ17歳と遠い記憶なのでうろ覚えなのですが小橋の真っ直ぐで若々しいプロレス、マイティのサマーソルトドロップ、田上へのブーイング、永源のツバ攻撃、不甲斐ない高野のしょっぱい試合などに笑い熱くなった記憶があります。

最も特筆すべきはカンナムの試合運びの上手さ、面白さ。要所要所に大技や合体連携技を繰り出して会場を盛り上げてくれました。フィニッシュのクロファットのタイガードライバーが3つ入った時は会場大爆発でしたねー。

それにしてもこの選手層の厚さ。まだ馬場さん、鶴田、ブルドッグスやファーナス、ラッシャーに大熊さんもご存命でした。いい時代だよな〜。
メインは天龍がパワーボム2連発でキッチリと締めてくれました。見に行ってホントに良かった!
というワケで凄すぎるスター揃いの89年6.5武道館大会を紹介しましたっ!