帰るね。帰ったら飲むからね。今日は来れないんだよ。だから死んじゃダメなんだよ。
毎日の挨拶だったな。
自分の要望とか口にしない母が
どんどん病状が進む中で、発言の変化があった。
最初は一般病棟で面会時間30分だったから
もう帰らないとね
だったのに
いれば良いじゃん。静かにしてたら大丈夫だよ
から
どこに行くの?どこにも行かないで。
早く来て。
に変化した。
きっと不安や恐怖があったんだろうな。
できる限りの時間を一緒にいたかった
けど
ママごめんね仕事行かないと
ママ、(犬)ちゃんにご飯あげないと
ちょっとタバコ吸ってくるね
その場を離れることも多く、都度
仕方ないね。
たまには
早く(娘)のために帰りな。
と、理解を示し
でもやっぱ
どこに行くの?
どこにも行かないで。
繰り返し訴えられ、どれだけ安心感を与えることが出来たのか
強い母が
どんどん弱くなって行くのが辛かった。