大学3年になるまえに、病気で死にかけたこともあって、その年の夏にやりたいことをやりたくて。
原爆投下日に新幹線でひとりでお花をお供えに広島にいきました。その帰り、18切符で3日かけて帰った時。
終電で名古屋から横浜まで、4回も乗り換えがいっしょだったひとりの男性がいました。名古屋から乗った電車で、おじいちゃんに席を譲っていたところをみたので、彼がすごく印象的でした。
旅のネタに、と。
悩んで悩んだ末に、勇気をだして話しかけたのは自分でした。
彼もわたしのことを気づいてました。
わたしが電車で立ちながらスケッチブックに絵を描いていた姿が印象的だったようで。
それから、たまたまふたりして同じ服装なことにも気づいて。思わず初めましてで早々笑っちゃいました。
それから1時間くらい電車でお話して、
もっと彼を知りたくなって、
これから飲みに行かない?
と誘いました。
歳下の女の子からの誘いにびっくりしながらも、笑って了承してくれました。
それから飲みにいって、ひと晩いっしょにすごして。連絡先を交換して、さよならして。
そしてその何日か後に彼からLINE
これから会いにいってもいい?
と。
その日も一緒にすごしました。
そしてその1ヶ月後のある日も、
また一緒にすごしました。
そしてさらにその1ヶ月後の10月。
気づいたら、連絡がとれなくなりました。
LINEもFacebookにも、彼がいなくなりました。
最近、
自分は彼のことを結構好きになっていたんだなって、彼がいなくなってから知りました。
前回お話した二子玉川の彼に比べると好きの重さが軽い気がして。その彼のことを、そこまで好きじゃないような気がしていたけれど。
二子玉川の彼を忘れさせてくれた、旅の途中で出会った旅人さん。
その旅人さんがなんで、急に姿を消してしまったのか。それも聞きたいし、もう2度と話せないのかと思うと悲しいよってことも伝えたいけれど。
もしもう一度話せるのであれば、新しいひとをすきになれる新しい自分をくれてありがとうってまずはお礼が言えたらいいな。
もうそれすらも言えないんだろうけど。
そんなことをひとりで考える今夜。

