基本データ
社名:株式会社伊勢丹
本店:新宿
他店:立川店、吉祥寺店、松戸店、浦和店、相模原店、府中店
創業:1886(明治19)年11月5日
売上高:(連結)7,600億円 (単体)4,442億円 ※平成18年3月期
営 業 利 益:(連結) 300億円 (単体) 200億円
経 常 利 益:(連結) 309億円 (単体) 216億円
私的総合評価
★★★★★
一番の特徴はやはりファッション。
ファッションにおいては世界一とも言える新宿本店を擁する。
伊勢丹のお客はファッション性が高いというイメージがあるので
客層も非常に高い。
そういったファッション感度の高い客の存在が伊勢丹の品揃えを
高級ラインにしたという背景がある。
「お客様にお買い物をしていただく場所」ということで、売り場を
お買い場と称している。
また、百貨店初の男性専用の単館、メンズ館を展開。
このメンズ館では、富裕層の男性をいち早くとりこみ、現在でも紳士衣料の売り上げは
全国一、品揃え・規模はおそらく世界一である。
他社の紳士フロアに入っていないブランドのテナント店がメンズ館には
多数入っており、その感度の高さから、「伊勢丹なら」と承諾する
デザイナーが多いという裏付けである。
また、デザイナーやブランドを育てることも伊勢丹の方針で、
ANASUIなども伊勢丹が普及させた。
次に他社に比べ、はるかにリードしている点は、人材育成である。
元婦人服バイヤーの藤巻幸夫氏が有名だが、その他にも伊勢丹
から同業種、他業種に転職する社員はもの凄く多い。
他社からヘッドハンティングされることも多いと聞く。
やはり、人材育成の制度が非常に整っている。
保守的な百貨店業界のなかで、ユニークな人が多い
と言われるのも伊勢丹の特徴である。
業界の中でも体育会系色が強いのも特徴。
就職について
百貨店業界の中では非常に人気があるので、
ハードルも高い。
やはり多少は出身大学も考慮されるが、
これは百貨店では仕方がないし、本人に魅力がれば
以前ほど学歴は関係なくなってきているかもしれない。
特徴としては学科試験で毎年クレぺリンというテストが行われるので、
問題集などで対策が必要である。
また、伊勢丹は関東にしか出店していないので
関東出身者以外は一人暮らしをする必要も。
伊勢丹は、夏季にインターンシップを行っているので、
インターンを経験し人事に印象付けるのも効果的かもしれない。
伊勢丹に関しては書籍がたくさん出版されています。
それだけ伊勢丹には他社とは異なる哲学があるということ。
伊勢丹に限らず、百貨店・小売業を受験されるかたはぜひ読んでください。
もの凄く勉強になるはずです。
- 川島 蓉子
- 伊勢丹な人々
この記事には人から聞いた情報や、私の経験なども加えています。
あやふやな情報は、載せていないつもりですが鵜呑みにはしないで
いただきたいと思います。
次回は大丸の予定です。


