七夕の節句
五節句のひとつで、「しちせき」と呼ばれていました。天の川の両岸にある牽牛星と織女星が一年にこの日だけ会えるという中国の故事にもとづいて、夜空の星に祈りを捧げる行事です。
「たなばた」と呼ばれるようになったのは、織女(しょくじょ)の和名を「棚機津女」(たなばたつめ)といったことによります。また、五色の短冊(ごしきのたんざく・陰陽五行説による青・赤・黄・白・黒)に、歌や字を書いて飾りつけ、書道や裁縫の上達を祈った中国の乞功奠(きっこうでん)の行事とも結びつきました。短冊をつるした笹竹を飾るようになったのは、江戸時代になってからです。盆行事の一環として行われるところもあります。

牽牛星(ケンギュウセイ)

鷲座(わしざ)のα(アルファ)星、アルタイルの漢名

 

織女星(ショクジョセイ)

琴座のα(アルファ)星、ベガの漢名

アルタイル、ベガ、デネブ(白鳥座はくちょうざのα星)の3つの星を結んで描かれる、細長い大きな三角形を『夏の大三角』といいます。