【恋愛サバイバル】婚活市場における歯科技工士の価値とは?~何を武器に生き残るのか~ | dental-techniqueのブログ

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元歯科技工士が自らの経験を踏まえて、歯科関係のお話を綴っています。

歯科技工士という職業上、長時間にわたってモノ作りに没頭しているので、普段から出会いも少なくて恋愛をしようにも相手探しが難しいことでしょう。

 

たとえ同じ職場に気になる人がいたとしても、もうすでに誰かのものだったなんてことは日常茶飯事です。

 

普通に恋愛発展が難しいのなら、結婚相談所にでも申し込むしかありません。

 

僕自身、歯科技工士を辞めて転職をしてからではありますが、婚活の際には結婚相談所を利用しています。

 

今回はそんな結婚相談所を実際に利用したことのある僕自身から見た目線と、現歯科技工士さんとお見合いをされた方のお話(ブログ)から考察する、歯科技工士の婚活市場での価値を見ていきたいと思います。

 

 

結婚相談所の出会い方

 

みなさんは結婚相談所を利用されたことがありますか?

 

普通にどこかで出会い、少しづつ感情が高まる中で恋愛へと発展していくのとは違い、結婚相談所での第一印象はプロフィールで決まります。

 

おそらく誰もが最初に見るのは、

 

  1. 写真
  2. 年収
  3. 学歴
  4. 職業
 
この4つをこの順番で見るのではないでしょうか。
 
これから紹介する歯科技工士さんとお見合いをされた方も、顔について書かれていないので、よっぽど気に入らない人でなければそこはスルーとして、次に「年収」について書かれています。
 
そして最後に職業を見てそれを安心材料としてお見合いを申し込んでいます。
 

やはり専門卒・低年収である歯科技工士にとっての武器は、「歯科技工士免許」という「国家資格」にあるようです。

 

それではもう少し詳しく見ていきましょう。

 

 

歯科技工士さんとお見合いをされたA子さんのお話

 

この方(以下A子さん)は2017年から婚活を始め、今年で婚活5年目となる方です。
 
まずお見合い相手の歯科技工士さんの基本情報は、
 
  • 40歳
  • 170cm
  • 専門学校卒
  • 年収350万
 
だということです。
 
そして年収は希望条件から下回るものの、歯科技工士という医療関係の資格を持っている人は将来食いっぱぐれないだろうと思い、お見合いを申し込んだとのこと。
 
これなんですよね、ただひとつ歯科技工士のイメージがいいところって。
 
少子高齢化だし、これから先いいんじゃない?みたいな。
 
僕もそう思って歯科技工士になった(なってしまった)んです・・・
 
 

仮交際が始まる

 

結婚相談所では、最初にお会いしたいとの申し込みをした後で、お相手よりOKを頂いてから初お見合いとなります。

 

先に言っておきますが、結婚相談所にくるという時点で「ひと癖ある方」も多いのが現状です。

 

A子さんの場合はブログのネタということもあってか、この初お見合いの時点からすでに相手へ対しての酷評が始まります(笑)

 

それでも一応2回目のデートをすることになり、仮交際(結婚相談所では2回目で仮交際となります)がスタートしました。

 

しかし、A子さんが相手に対して気に入らないのは次の2点

 

  1. 多趣味
  2. 多岐な資格

 

この歯科技工士さんの趣味とは、バイオリンを作る&弾く、テニス、BBQ、キャンプ等々・・だそうです。

 

これのどこが気に入らないのかよく分かりませんが、A子さんの言い分は次の3点です。

 

  • 資格をたくさん持っていて、更新するためにたくさん講習を受けてるのはすごい
  • しかしその資格は副業として収入UPに繋がるものではない(役に立たないでしょ)
  • 本業の年収300万を上げる努力をしてから趣味の資格やれや!←ブログより抜粋

 

要は、低所得者が趣味ごときに時間とお金をかけて遊んでる場合じゃないと。

 

言いたいことは分かります・・・

 

でももうちょっとオブラートに包んで・・・ね

 

 

 

結局交際お断りに

 

せっかく仮交際が始まったのに、交際お断りなんてもったいないと思うかもしれませんが、大体2回目以降の交際は続かないことが多いです。

 

今回このお二人からは、どちらがどう悪かったなんてことは言いませんが、A子さんがこの後に考察した「低年収の人について」の記事からも学べることがありました。

 

 

 

歯科技工士だから悪いんじゃない

 

A子さんがいう低年収の人がダメな理由は、

 

  1. 仕事が長続きしないこと
  2. 向上心がない
  3. でも男としては立ててほしい
 
これらのことを自己分析し、ある程度の年齢で低年収だということはそれなりの理由があり、結果としてその年収であることがよく分かったと、皮肉たっぷりに語られていました(笑)

 

A子さんの分析結果は、一般的に低年収の人に向けてのものなので、これが歯科技工士の方へのダメな理由という訳ではありません。

 

ただ、この結果を歯科技工士の場合に当てはめてみるとどうでしょうか。

 

 

 

仕事が長続きしないこと

 

歯科技工士において仕事が長続きしないことというのは、

 

  • 離職率80%の現状
  • 新たな技術を求めた転職

 

この2つに当てはまるのかもしれません。

 

普通の会社でサラリーマンとして働く場合と違って、歯科技工業界ではこの2つのことはよくあることです。

 

辞めてしまっては元も子もないですが、歯科技工士をこれからも続けて行くために、新たな技術を求めての転職ということならいいと思います。

 

要は、志(こころざし)もなく前職とは全く違った職種につくことで、年収の上がりにくい人のことをダメだといっているのであって、理由と意味がしっかりしている場合は別とみなします。

 

 

 

向上心がない

 

志がなく向上心のない人は、たとえ歯科技工士じゃなくても魅力を感じませんよね。

 

A子さんがお見合いであった人の場合は、

 

  • 低年収な人は大抵みんな同じ仕事

  • コロナの影響を受けて低年収になってるパターン多し

  • 残業なくなったとかでさらに低年収になっている

  • しかし家に帰って時間たんまりあるのにボーッとしてる

 

このような特徴があったそうです。

 

1つでも心当たりのある方は、今日から心を入れ替えましょう。

 

 

 

低年収だが男として立てて欲しい

 

低年収だからといって腐るのもよくないとは思いますが、とにかく変なプライドは捨てましょう。

 

志の高い人は、学ぶ姿勢も謙虚で素直なものです。

 

 

 

まとめ

 

歯科技工士が婚活市場で生き残るためには、

 

  • 国家資格を有している
  • 信念をもって働いている
 
この2つを武器として戦うことがいいのではないかと思います。
 
なぜ国家資格を取得したのか?それを持ってしてまでなぜ低年収でいるのか?
 
この辺をちゃんと説明でき、今はこうだけど将来的にはもっとこうなるために今、こうしているんだなどと、しっかりとした将来的なビジョンを熱く語れるくらいでないと、ただの低所得者としてみなされて上手くいかないことでしょう。
 
お金が全てではないのですが、プロフィールだけで大方を判断されがちな婚活市場での現実はかなり厳しいものです。
 
イケメンでないのなら、中身で勝負するしかありません。
 
せめて自分が何を目的に、将来はどうして行きたいのかを明確にして婚活に臨んでいれば、きっとそのうちによき理解者が現れることでしょう。
 
では、また。