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オーストラリアふたり暮らし

2013年に夫とオーストラリアへ移住。
2019年に永住権取得。
オーストラリアでのふたりの日常を綴っています☺︎

4時間半かけてパースを南下し
アルバニーに行ってきた。


訪れるのは2度目になるが
いつ訪れても人々が優しくてあたたかい。
お天気には恵まれなかったが
人に癒されて心が軽やかに晴れた。


今回はホエールウォッチングツアーに参加した。
申し込みを終え
ツアーのメールを確認すると
集合場所には20分前に着いていてください。
と書かれていたので30分前に着くと
わたしたちと
わたしたちの1分後に遅れてきたカップル以外は
すでにみんな船に乗船していた。
みんなと言っても2家族。


オーストラリアの人たちは
時間にとても厳守だ。
なんなら集合時間前に全ての人が集まると
早めに出発することも多々ある。


10月中ばまでは
クジラが見られる時期ではあるが
ベストシーズンは6.7月から8月始めまで。
なので見られるかはわからないと言われた。




途中でアザラシや鳶などは見れたが
中盤ほどになると
今日は無理だろう…
という雰囲気が漂っていた。


そんな中でも諦めが悪いわたしは
ひたすら寒い船の上で
海を見つめていた。


すると急に何かが飛び出し
「いた!みて!いた!」
とわたしが叫ぶと


「何がいたんだー?!!!」


とみんな一斉に船の中から出てきた。
居たのは2匹のイルカで
船と並行して遊びながら進んでくれていた。


みんなが興奮気味に
写真や動画を撮るうちに
イルカは2匹から4匹になっていた。




時間で言ったら10分も
いなかったかもしれないけれど
わたしたちにとっては
何もない船旅に花を添えてくれた。


そのあとも諦めずに
ひたすら海を眺めたが
結局クジラは姿を表すことはなかった。
帰りにスタッフから
少し待ってて。と言われ
紙を渡された。



次回も参加できるクジラツアーの紙だった。
期限は2年と書いてあるが
クジラが見れなければ
半永久的に参加できると言われた。


このツアーの所要時間3時間だが
9月末のアルバニーは
天気も悪く12度前後だったので
極寒の中でひたすらクジラを待っていた。

もちろん船の中にも入れるが
もしクジラが出てきたら
すぐに見れなくなってしまうかもしれないと
ずっと外で待っていた。


乗船してから3時間中2時間は震えていたので
ツアーが終わるころには疲労困憊で
またもう一度同じツアーに
参加しなければいけないのかと思うと
嬉しさよりも
疲労の方が押し寄せてきた。


ただもし次回参加するならば
ダウンを着て
マフラーをぐるぐる巻きにして
帽子も被ぶり重装備で参加したいと思います。