[緊張状態で始まる「空せき」 解消できなければ心療内科的な治療が必要]
(ZAKZAK 2014年04月09日)(今日のストレス 明日の病気)
「あがり症」の人にとって、人前でのスピーチほどつらいものはない。
しかし、役職が上がれば、どうしてもその機会は増えてくる。
そんな緊張状態で始まる「空せき」。
ただでさえつっかえつっかえのスピーチにせきが混ざるから、何を言っている
のかわからない・・・。
Kさん(38)は昨年から部門のマネジャーに昇格した。
日本的にいえば「課長」だ。
部下は10人。
小なりといえども管理職となり、意気揚々のはずだったのだが、出足から
つまずいた。
昇進直後に部下が結婚し、披露宴で乾杯の音頭を取ることになったのだ。
しかし、人前で話すのが大の苦手なKさん。
開会前からせきが止まらなくなった。
水を飲んでもむせてしまい、テーブルは水だらけ。
わずか1分ほどのスピーチもせきがひどくて収拾がつかず、乾杯用に持って
いたグラスからこぼれたビールでマイクの周りはビチャビチャだ。
以来、前にもましてスピーチ嫌いになったKさんだが、今年中に結婚を予定
する部下が4人もいる。
それを考えただけでせきが出る-。
「心因性の咳嗽ですね」と語るのは、JCHO大阪病院内科医の鈴木夕子医師。
ストレスが引き起こすせきなので、病院で検査をしても明らかな異常は
見つからない。
しかし、見つける手掛かりはあると鈴木医師は言う。
「起きているとき、特に仕事中にせきが止まらなくなるものの、夜間や就寝中
には止まるのが特徴。気管支炎や肺炎であれば、夜間でも就寝中でも関係なく
せきが出るので、ここが重要なポイント。加えてストレス性のせきは、
乾いた“空せき”なので、たんを伴うCOPD(慢性閉塞性肺疾患)とも区別が
つきやすい」(鈴木医師)
対策は「原因となっているストレスを取り除くことに限る」というから、
これが1番難しい。
ストレス発散がうまくいかない場合は、心療内科的な治療が必要になることも
あり、Kさんもその公算が大きそうだ。
「6月には結婚式が2回もあるんです」と、せき込みながらも器用にため息を
つくKさん。そんな上司にスピーチを頼まなければならない部下たちの
ストレスは、大丈夫だろうか・・・。
(長田昭二)
http://www.zakzak.co.jp/health/disease/news/20140408/dss1404081756000-n1.htm
[歯医者での「オエッ」予防には鎖骨と鎖骨の間のツボが効く 嘔吐反射]
(ZAKZAK 2014年03月12日)(今日のストレス 明日の病気)
歯医者さんで治療中に「オエッ」となった経験を持つ人はいるだろう。
実はあの症状、ストレスで起きやすくなるようだ。
そして、あるツボを押すことで、和らげることもできるとか・・・。
Jさん(40)は、何事にもきちょうめんで、健康管理にも積極的。
かかりつけの歯科医院を持ち、3~4カ月に1度は自主的に歯科検診を受診
している。
そんな彼が、最近あることに気付いたという。
「仕事に余裕があるときはそうでもないのですが、仕事や人間関係などで
ストレスがある時に歯医者さんに行くと、ちょっと鏡を口に入れただけで
『オエッ』となるんです。1度始まると止まらなくなり、歯医者さんも
やりづらそう。申し訳ないと思うと余計に『オエッ』となる・・・」
歯科医師の側から見ても、ストレスと「オエッ」は関係があるという。
東京都渋谷区にある片平歯科クリニックの片平治人院長が解説する。
「『オエッ』となることを嘔吐反射といいます。これは口から異物が入らない
ようにするための生体反応ですが、精神的な抑圧でこの反射が強くなることが
あるのです」
仕組みはこうだ。
口腔には知覚神経の末しょう組織が集中している。
精神的なストレスで交感神経が異常に緊張すると、神経が一層敏感になり、
普段は反応しない刺激にも過剰に反応してしまうのだ。
「治療に差支えがある時は、表面麻酔薬をのどに噴霧したり、治療前に精神
安定剤を投与するなどの方法もありますが、ツボを刺激するだけで反射が
収まるケースもあります」と片平院長。
どこにそんなツボがあるのだろう?
「“天突”というツボで、のど仏の下の、鎖骨と鎖骨の間のくぼみです。ここを
指で数秒間押し続けると、それまでひどかった嘔吐反射が和らぎ、スムーズに
治療ができることが少なくありません。なるべく麻酔薬を使いたくない人など
にはおススメです」と片平院長。
ただし、これは反射を和らげる方法であって、吐き気を止めるものではない。
酔って気持ちが悪い時にそんなところを押したら“ダム”が決壊するのは
必至だ。
使い方を間違えないように。
(長田昭二)
http://www.zakzak.co.jp/health/disease/news/20140311/dss1403111801000-n1.htm
(ZAKZAK 2014年03月12日)(今日のストレス 明日の病気)
歯医者さんで治療中に「オエッ」となった経験を持つ人はいるだろう。
実はあの症状、ストレスで起きやすくなるようだ。
そして、あるツボを押すことで、和らげることもできるとか・・・。
Jさん(40)は、何事にもきちょうめんで、健康管理にも積極的。
かかりつけの歯科医院を持ち、3~4カ月に1度は自主的に歯科検診を受診
している。
そんな彼が、最近あることに気付いたという。
「仕事に余裕があるときはそうでもないのですが、仕事や人間関係などで
ストレスがある時に歯医者さんに行くと、ちょっと鏡を口に入れただけで
『オエッ』となるんです。1度始まると止まらなくなり、歯医者さんも
やりづらそう。申し訳ないと思うと余計に『オエッ』となる・・・」
歯科医師の側から見ても、ストレスと「オエッ」は関係があるという。
東京都渋谷区にある片平歯科クリニックの片平治人院長が解説する。
「『オエッ』となることを嘔吐反射といいます。これは口から異物が入らない
ようにするための生体反応ですが、精神的な抑圧でこの反射が強くなることが
あるのです」
仕組みはこうだ。
口腔には知覚神経の末しょう組織が集中している。
精神的なストレスで交感神経が異常に緊張すると、神経が一層敏感になり、
普段は反応しない刺激にも過剰に反応してしまうのだ。
「治療に差支えがある時は、表面麻酔薬をのどに噴霧したり、治療前に精神
安定剤を投与するなどの方法もありますが、ツボを刺激するだけで反射が
収まるケースもあります」と片平院長。
どこにそんなツボがあるのだろう?
「“天突”というツボで、のど仏の下の、鎖骨と鎖骨の間のくぼみです。ここを
指で数秒間押し続けると、それまでひどかった嘔吐反射が和らぎ、スムーズに
治療ができることが少なくありません。なるべく麻酔薬を使いたくない人など
にはおススメです」と片平院長。
ただし、これは反射を和らげる方法であって、吐き気を止めるものではない。
酔って気持ちが悪い時にそんなところを押したら“ダム”が決壊するのは
必至だ。
使い方を間違えないように。
(長田昭二)
http://www.zakzak.co.jp/health/disease/news/20140311/dss1403111801000-n1.htm
[過呼吸症候群の処置「ペーパーバッグ法」今はNG
息を吐くことに意識を向けて]
(ZAKZAK 2014年03月26日)(今日のストレス 明日の病気)
新入社員が闊歩するこれからの時期。
新人には新人のストレスもある。
「これも社会人の証し」などと言ってもいられない。
的確に見抜いてやらないと、自分のクビが危ういぞ。
1年前、ある大手企業の新人研修でのこと。
新入社員同士のY子さんとK子さんが口論になった。
Y子さんは入社試験でトップクラスの成績。
一方のK子さんは学生時代から弁論部で活躍した才女。
最初は議論だったのだが、双方熱くなるうち口論に発展していく。
するとY子さんは言葉が出なくなり、呼吸が荒くなっていったのだ。
「息が苦しいと言い出したので119番通報しました。救急車が到着する頃には
顔面蒼白で息も絶え絶えでした」と語るのは、その場にいた別の同僚。
搬送先の病院では血液検査やエックス線検査をしたが特に問題はなく、
「過呼吸症候群」という診断が下された。
慶應義塾大学病院救急科の林田敬医師が解説する。
「強いストレスを受けた時に出る症状の1つで、若い女性に比較的多い。
呼吸が荒くなると苦しさを感じ、苦しいから吸おうとするが、思うように
吸えなくてパニックに陥る。呼吸困難以外にも、頭痛やめまい、手先や口の
まわりのしびれ、さらには失神などの症状を示すこともあります」
この時、体内では二酸化炭素が減っているので、以前は紙袋で口をふさぐ
「ペーパーバッグ法」という処置が取られることがあったが、今はNGだ。
「紙袋で口をふさぐと、低酸素で脳症を起こすリスクがあるのです。
それよりも、患者は“息を吸いたいのに吸えない”ということでパニックに
なっているので、『ゆっくりでいいから息を吐きなさい』と誘導するほうが
効果的。症状がひどい時には抗不安薬などを投与することもありますが、
“息を吐くこと”に意識を向けられれば、快方に向かっていきます」
一晩入院したが翌日には帰宅。その後研修にも復帰した。
K子さんとも仲直りし、今では一緒に食事に行く間柄だ。
気の毒なのが、研修の責任者だった当時の人事部長。
管理責任を問われて飛ばされてしまった。
今となっては彼のストレスが心配だ。
出向先の子会社で、呼吸困難になっていないだろうか・・・。
(長田昭二)
http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20140325/dct1403251742001-n1.htm
息を吐くことに意識を向けて]
(ZAKZAK 2014年03月26日)(今日のストレス 明日の病気)
新入社員が闊歩するこれからの時期。
新人には新人のストレスもある。
「これも社会人の証し」などと言ってもいられない。
的確に見抜いてやらないと、自分のクビが危ういぞ。
1年前、ある大手企業の新人研修でのこと。
新入社員同士のY子さんとK子さんが口論になった。
Y子さんは入社試験でトップクラスの成績。
一方のK子さんは学生時代から弁論部で活躍した才女。
最初は議論だったのだが、双方熱くなるうち口論に発展していく。
するとY子さんは言葉が出なくなり、呼吸が荒くなっていったのだ。
「息が苦しいと言い出したので119番通報しました。救急車が到着する頃には
顔面蒼白で息も絶え絶えでした」と語るのは、その場にいた別の同僚。
搬送先の病院では血液検査やエックス線検査をしたが特に問題はなく、
「過呼吸症候群」という診断が下された。
慶應義塾大学病院救急科の林田敬医師が解説する。
「強いストレスを受けた時に出る症状の1つで、若い女性に比較的多い。
呼吸が荒くなると苦しさを感じ、苦しいから吸おうとするが、思うように
吸えなくてパニックに陥る。呼吸困難以外にも、頭痛やめまい、手先や口の
まわりのしびれ、さらには失神などの症状を示すこともあります」
この時、体内では二酸化炭素が減っているので、以前は紙袋で口をふさぐ
「ペーパーバッグ法」という処置が取られることがあったが、今はNGだ。
「紙袋で口をふさぐと、低酸素で脳症を起こすリスクがあるのです。
それよりも、患者は“息を吸いたいのに吸えない”ということでパニックに
なっているので、『ゆっくりでいいから息を吐きなさい』と誘導するほうが
効果的。症状がひどい時には抗不安薬などを投与することもありますが、
“息を吐くこと”に意識を向けられれば、快方に向かっていきます」
一晩入院したが翌日には帰宅。その後研修にも復帰した。
K子さんとも仲直りし、今では一緒に食事に行く間柄だ。
気の毒なのが、研修の責任者だった当時の人事部長。
管理責任を問われて飛ばされてしまった。
今となっては彼のストレスが心配だ。
出向先の子会社で、呼吸困難になっていないだろうか・・・。
(長田昭二)
http://www.zakzak.co.jp/health/doctor/news/20140325/dct1403251742001-n1.htm
[<禁止鎮静剤投与>63人使用後12人死亡 因果関係調査へ]
(毎日新聞 2014年6月12日)
東京女子医大病院(東京都新宿区)で今年2月、小児への使用が禁じられて
いる鎮静剤を投与された2歳男児が死亡した医療事故で、死亡した男児と
同様に禁止薬を投与された63人のうち、12人が死亡していたことが
分かった。
同大の吉岡俊正理事長と永井厚志病院長が12日午前、厚生労働省で記者会見
して明らかにした。
死者は計13人になった。
12人の多くは感染症で亡くなったとしているが、東京女子医大は外部にも
調査を依頼して因果関係を調べる。
問題となっている鎮静剤は、人工呼吸中の小児への使用が禁止されている
「プロポフォール」。
死亡した男児は首のリンパ管の手術後に集中治療室(ICU)で4日間投与
され死亡した。
事故後に大学側が同様のケースがないか調査したところ、2009年1月から
昨年12月までに15歳未満の63人に投与されていたことが判明。
当初は死亡例はないと公表していたが、さらに調査した結果、新たに12人が
死亡していたことが分かったという。
死亡事故を巡っては、同大学の医学部長らが5日、「病院側が説明責任を
果たしていない」として独断で記者会見を開いていたが、組織のトップの
正式な会見は初めて。
吉岡理事長は「このような事態になり、遺族に申し訳ない」と謝罪。新たに
判明した12人について、永井病院長は「プロポフォールが原因とは考えて
いない」と説明した。
死亡事故の内部調査報告書は「遺族の了解が得られておらず、まだ公表
できない」と述べた。
男児の死因について、執刀医らはカルテにある「自然死」ではなく、禁止薬を
使ったことによる「異状死」と指摘している。
【桐野耕一、神保圭作】
<プロポフォール>
主に成人の処置に使用される鎮静剤。
即効性があり、手術時の全身麻酔にも使われる。
人工呼吸中の小児への使用は禁じられている。
2009年に死亡した米国の人気歌手、マイケル・ジャクソンさん(当時50歳)
の死因は、プロポフォールの過剰投与だったとされる。
<長野県立こども病院麻酔科の大畑淳部長(小児麻酔)の話>
プロポフォールは、手術のための麻酔薬としてよく使われる。
薬の添付文書では、集中治療室で人工呼吸器を付けている小児には使用しては
いけないことになっているが、今もこの薬を使っている病院があると聞く。
集中治療を受けている子どもは、他の薬剤を投与されたり、病気を持って
いたりするため、プロポフォールを使ったことが直接的に死亡につながるか
どうかは不明だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140612-00000028-mai-soci
(毎日新聞 2014年6月12日)
東京女子医大病院(東京都新宿区)で今年2月、小児への使用が禁じられて
いる鎮静剤を投与された2歳男児が死亡した医療事故で、死亡した男児と
同様に禁止薬を投与された63人のうち、12人が死亡していたことが
分かった。
同大の吉岡俊正理事長と永井厚志病院長が12日午前、厚生労働省で記者会見
して明らかにした。
死者は計13人になった。
12人の多くは感染症で亡くなったとしているが、東京女子医大は外部にも
調査を依頼して因果関係を調べる。
問題となっている鎮静剤は、人工呼吸中の小児への使用が禁止されている
「プロポフォール」。
死亡した男児は首のリンパ管の手術後に集中治療室(ICU)で4日間投与
され死亡した。
事故後に大学側が同様のケースがないか調査したところ、2009年1月から
昨年12月までに15歳未満の63人に投与されていたことが判明。
当初は死亡例はないと公表していたが、さらに調査した結果、新たに12人が
死亡していたことが分かったという。
死亡事故を巡っては、同大学の医学部長らが5日、「病院側が説明責任を
果たしていない」として独断で記者会見を開いていたが、組織のトップの
正式な会見は初めて。
吉岡理事長は「このような事態になり、遺族に申し訳ない」と謝罪。新たに
判明した12人について、永井病院長は「プロポフォールが原因とは考えて
いない」と説明した。
死亡事故の内部調査報告書は「遺族の了解が得られておらず、まだ公表
できない」と述べた。
男児の死因について、執刀医らはカルテにある「自然死」ではなく、禁止薬を
使ったことによる「異状死」と指摘している。
【桐野耕一、神保圭作】
<プロポフォール>
主に成人の処置に使用される鎮静剤。
即効性があり、手術時の全身麻酔にも使われる。
人工呼吸中の小児への使用は禁じられている。
2009年に死亡した米国の人気歌手、マイケル・ジャクソンさん(当時50歳)
の死因は、プロポフォールの過剰投与だったとされる。
<長野県立こども病院麻酔科の大畑淳部長(小児麻酔)の話>
プロポフォールは、手術のための麻酔薬としてよく使われる。
薬の添付文書では、集中治療室で人工呼吸器を付けている小児には使用しては
いけないことになっているが、今もこの薬を使っている病院があると聞く。
集中治療を受けている子どもは、他の薬剤を投与されたり、病気を持って
いたりするため、プロポフォールを使ったことが直接的に死亡につながるか
どうかは不明だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140612-00000028-mai-soci
[NY州知事、医療用マリフアナ合法化の方針発表]
(AFPBB News 2014年01月09日)
発信地:ニューヨーク/米国
【1月9日 AFP】
米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事(56)は8日、州内での医療用
マリフアナの利用を認可する方針を発表した。
実現すれば、同州は米国で医療用マリフアナが認められる21番目の州となる。
これまで医療用マリフアナの導入に反対してきた民主党所属の同知事だが、
州内の病院20か所までに限定し、試験的なプログラムとして医療用
マリフアナの処方を認める考えを明らかにした。
知事は、嗜好用として違法に、しかし幅広く利用されているマリフアナが
「がんなどの重病患者の疼痛管理と治療を助け得る」ことが研究によって
示されていると指摘。
「医療用マリフアナの使用に関する体制の実現性評価によってその有効性を
判断するため、プログラムを監視していく」と説明した。
同州での医療用マリフアナの合法化はこれまでに4度にわたり、州議会の
支持を得られず頓挫しているため、クオモ知事は行政命令で医療用マリフアナ
合法化を進めるとみられる。
なお、知事は昨年、15グラムまでのマリフアナ所持の合法化についても支持
する考えを示している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3006181
(AFPBB News 2014年01月09日)
発信地:ニューヨーク/米国
【1月9日 AFP】
米ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事(56)は8日、州内での医療用
マリフアナの利用を認可する方針を発表した。
実現すれば、同州は米国で医療用マリフアナが認められる21番目の州となる。
これまで医療用マリフアナの導入に反対してきた民主党所属の同知事だが、
州内の病院20か所までに限定し、試験的なプログラムとして医療用
マリフアナの処方を認める考えを明らかにした。
知事は、嗜好用として違法に、しかし幅広く利用されているマリフアナが
「がんなどの重病患者の疼痛管理と治療を助け得る」ことが研究によって
示されていると指摘。
「医療用マリフアナの使用に関する体制の実現性評価によってその有効性を
判断するため、プログラムを監視していく」と説明した。
同州での医療用マリフアナの合法化はこれまでに4度にわたり、州議会の
支持を得られず頓挫しているため、クオモ知事は行政命令で医療用マリフアナ
合法化を進めるとみられる。
なお、知事は昨年、15グラムまでのマリフアナ所持の合法化についても支持
する考えを示している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3006181
[「痛くない注射針」開発で架空投資話、被害全国に
10数人に逮捕状 埼玉県警]
(産経新聞 2014年1月20日)
優れた注射針を開発したと称する医療関連会社の未公開株をめぐり、配当が
滞るなどの被害が相次ぎ、同社が架空の投資話で不正な株取引を持ちかけて
いた疑いが強まり、埼玉県警は詐欺容疑で、勧誘に関与したとみられる男ら
十数人の逮捕状を取り20日、事情聴取を始めた。
容疑が固まれば逮捕する。
県警の調べでは、男らは医療関連会社が開発したとする優れた注射針を紹介
する冊子を首都圏を中心に送付。
同社がこの注射針で特許を取得し、将来、世界的シェアを占める可能性がある
などと説明し平成22年ごろ、埼玉県に住む60代の男性ら数人に同社の
数百万円分の未公開株を購入させ現金を詐取した疑いがある。
購入者は当初、「新商品の資料を見てほしい」と電話勧誘を受け、送付された
冊子には「極小で無痛」「(身体の)組織を傷つけない」とうたった注射針の
新商品が掲載されていた。
その後、さらに勧誘があり「未公開株を購入すれば近々、高配当が期待
できる」などと説明され、多額の現金を渡したという。
医療関連会社は平成22年ごろから勧誘を繰り返していたが、企業活動の実態は
なく「注射針の開発」も虚偽だった疑いがある。
同社は東京都内をはじめ、複数の拠点を設け、勧誘者は医療関連会社社員や
証券会社社員らを名乗っていたという。
被害は全国に広がり、少なくとも数億円の資金が集められた可能性があり、
県警は慎重に裏付けを進める方針。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140120/crm14012011090003-n1.htm
10数人に逮捕状 埼玉県警]
(産経新聞 2014年1月20日)
優れた注射針を開発したと称する医療関連会社の未公開株をめぐり、配当が
滞るなどの被害が相次ぎ、同社が架空の投資話で不正な株取引を持ちかけて
いた疑いが強まり、埼玉県警は詐欺容疑で、勧誘に関与したとみられる男ら
十数人の逮捕状を取り20日、事情聴取を始めた。
容疑が固まれば逮捕する。
県警の調べでは、男らは医療関連会社が開発したとする優れた注射針を紹介
する冊子を首都圏を中心に送付。
同社がこの注射針で特許を取得し、将来、世界的シェアを占める可能性がある
などと説明し平成22年ごろ、埼玉県に住む60代の男性ら数人に同社の
数百万円分の未公開株を購入させ現金を詐取した疑いがある。
購入者は当初、「新商品の資料を見てほしい」と電話勧誘を受け、送付された
冊子には「極小で無痛」「(身体の)組織を傷つけない」とうたった注射針の
新商品が掲載されていた。
その後、さらに勧誘があり「未公開株を購入すれば近々、高配当が期待
できる」などと説明され、多額の現金を渡したという。
医療関連会社は平成22年ごろから勧誘を繰り返していたが、企業活動の実態は
なく「注射針の開発」も虚偽だった疑いがある。
同社は東京都内をはじめ、複数の拠点を設け、勧誘者は医療関連会社社員や
証券会社社員らを名乗っていたという。
被害は全国に広がり、少なくとも数億円の資金が集められた可能性があり、
県警は慎重に裏付けを進める方針。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140120/crm14012011090003-n1.htm
[麻酔法の違いが乳がん手術後の生存率に影響]
(HealthDay News 2013年10月15日)
乳がん手術時に用いる麻酔法が、がんの再発率と生存率に影響を及ぼす
可能性があることを、デンマーク、オーフスAarhus大学病院の研究
グループが報告した。
研究を実施したPalle Steen Carlsson氏によると、乳がん患者77人を対象と
した小規模研究で、6年間の追跡の結果、全身麻酔と神経ブロック注射を併用
した患者では13%にがんの再発がみられたのに対し、麻酔のみの患者では
37%だったという。
また、死亡率は併用群では10%、麻酔単独群では32%だった。
この知見は、米サンフランシスコで開催された米国麻酔学会(ASA)年次
集会で発表された。
がんの手術時には、血液中に遊離した腫瘍細胞がリンパ節や他の臓器に付着
することがある。
免疫系がそのような細胞を攻撃するが、手術や麻酔によって免疫系の作用が
低下する。
神経ブロックと麻酔を併用すると予後が向上する理由は明確にはわかって
いないが、1つの仮説として、術中や術後の痛みを十分に緩和すると、手術に
対するストレス反応が軽減すると考えられると、Carlsson氏は説明している。
また、術後に使用する麻薬性鎮痛薬の量を抑えられるために、がんの拡大
リスクが低減する可能性もある。
オピオイドには浮遊するがん細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞を妨害する
作用があるという。
今回の研究では、全身麻酔して脊椎脇へ生理食塩水を注射する群と、全身
麻酔と局所麻酔注射(脊椎傍ブロック)を併用する群とに無作為に割り
付けた。
再発率と生存率の差のほか、6年後の医療記録から、併用法を用いた女性は
疼痛緩和のために必要とするオピオイドの使用が少ないことが判明した。
これまでの研究でも、過去の医療記録から、全身麻酔と局所麻酔の併用により
乳がんの再発と拡大のリスクが4分の1に減少することが示されていたが、
前向き研究は今回が初めてという。
米シティ・オブ・ホープ総合がんセンター(カリフォルニア州)のMichael
Lew氏によると、この知見は近年、麻酔医の間で注目されているという。
現在、米クリーブランド・クリニックを中心に1,100人強の乳がん患者を
対象とした5年間にわたる臨床試験が進行しており、さらに多くの情報が
まもなく得られることが期待される。
それまでは、乳がん手術を受ける女性は、オピオイドの使用をできる限り
少なくした全身麻酔を希望することを医師に伝えるようにと、同氏は勧めて
いる。
なお、学会発表された研究は、ピアレビューを受けて医学誌に掲載される
までは予備的なものとみなされる。
http://www.healthdayjapan.com/
(HealthDay News 2013年10月15日)
乳がん手術時に用いる麻酔法が、がんの再発率と生存率に影響を及ぼす
可能性があることを、デンマーク、オーフスAarhus大学病院の研究
グループが報告した。
研究を実施したPalle Steen Carlsson氏によると、乳がん患者77人を対象と
した小規模研究で、6年間の追跡の結果、全身麻酔と神経ブロック注射を併用
した患者では13%にがんの再発がみられたのに対し、麻酔のみの患者では
37%だったという。
また、死亡率は併用群では10%、麻酔単独群では32%だった。
この知見は、米サンフランシスコで開催された米国麻酔学会(ASA)年次
集会で発表された。
がんの手術時には、血液中に遊離した腫瘍細胞がリンパ節や他の臓器に付着
することがある。
免疫系がそのような細胞を攻撃するが、手術や麻酔によって免疫系の作用が
低下する。
神経ブロックと麻酔を併用すると予後が向上する理由は明確にはわかって
いないが、1つの仮説として、術中や術後の痛みを十分に緩和すると、手術に
対するストレス反応が軽減すると考えられると、Carlsson氏は説明している。
また、術後に使用する麻薬性鎮痛薬の量を抑えられるために、がんの拡大
リスクが低減する可能性もある。
オピオイドには浮遊するがん細胞を攻撃するナチュラルキラー細胞を妨害する
作用があるという。
今回の研究では、全身麻酔して脊椎脇へ生理食塩水を注射する群と、全身
麻酔と局所麻酔注射(脊椎傍ブロック)を併用する群とに無作為に割り
付けた。
再発率と生存率の差のほか、6年後の医療記録から、併用法を用いた女性は
疼痛緩和のために必要とするオピオイドの使用が少ないことが判明した。
これまでの研究でも、過去の医療記録から、全身麻酔と局所麻酔の併用により
乳がんの再発と拡大のリスクが4分の1に減少することが示されていたが、
前向き研究は今回が初めてという。
米シティ・オブ・ホープ総合がんセンター(カリフォルニア州)のMichael
Lew氏によると、この知見は近年、麻酔医の間で注目されているという。
現在、米クリーブランド・クリニックを中心に1,100人強の乳がん患者を
対象とした5年間にわたる臨床試験が進行しており、さらに多くの情報が
まもなく得られることが期待される。
それまでは、乳がん手術を受ける女性は、オピオイドの使用をできる限り
少なくした全身麻酔を希望することを医師に伝えるようにと、同氏は勧めて
いる。
なお、学会発表された研究は、ピアレビューを受けて医学誌に掲載される
までは予備的なものとみなされる。
http://www.healthdayjapan.com/
[サソリ毒の「痛みを感じない」ネズミ、仕組みを解明 米研究]
(AFPBB News 2013年10月25日)
ワシントンD.C./米国
【10月25日 AFP】
砂漠に生息する野ネズミの1種であるミナミバッタマウスは、その進化の
過程で、サソリを捕食するために毒針の痛みを感じないようにする能力を身に
付けたとの研究論文が24日の米科学誌サイエンスに発表された。
この生き残るための珍しい手段では、米国南部とメキシコに生息するサソリ、
アリゾナ・バーク・スコーピオンが持つ毒そのものを使って、毒針の猛烈な
痛みをまひさせる。
米テキサス大学などの研究チームは、研究結果は、依存症を引き起こさない
鎮痛薬を探求している製薬会社に魅力的な研究対象を提供するかもしれないと
している。
研究を率いたテキサス大学のアシュリー・ロウ氏によると、アリゾナ・
バーク・スコーピオンの毒は強烈で、刺されると命を落とす恐れもあると
いう。
「大半の人は、火のついたたばこを押しつけられ、そこを釘で貫かれるような
感覚と表現する。焼き印を押されるようだと言う人もいる」
サソリに刺されたミナミバッタマウスは、刺された箇所の毛繕いを「ごく
短時間行う。たったそれだけだ」とロウ氏は言う。
また人間が刺された場合、おそらく数分から数時間は痛みが消えないだろうと
指摘した。
一般的な実験用のネズミは、後ろ足にサソリの毒を注射すると「足をなめる
回数が大幅に増える」ことを研究チームは実験で観察した。
生理食塩水を注射した場合は足をなめる回数が毒の時よりも少なかった。
だがミナミバッタマウスの行動は、まったく逆だった。
後ろ足をなめる回数は、毒をたっぷりと注入された時よりも、生理食塩水を
注射された後のほうが多かった。
ミナミバッタマウスは、サソリの毒よりも食塩水の方を明らかに嫌がって
いた。
<サソリの毒とNaV1.8>
哺乳類における「痛み」は、通常、生き残るために必要とされている。
サソリは、その捕食動物を撃退するために相手に痛みを負わせ、一方の動物は
生き残るために痛みから学習する。
哺乳類では、急激な痛みは、ナトリウムチャネルの「NaV1.7」と「NaV1.8」
として知られる痛覚の受容体によって脳と神経系に送られる。
ネズミに関する実験を重ねた結果、家ネズミではNaV1.7が活性化されるが、
ミナミバッタマウスでは活性化されないことが分かった。
ミナミバッタマウスがほとんど痛みを感じない理由は、これによって部分的に
説明される。
さらに、ミナミバッタマウスのNaV1.8は、サソリの毒によって特異な挙動を
示した。
サソリの毒がアミノ酸と結合して、近くにある痛覚受容体を鎮静化させた。
ミナミバッタマウスはサソリの毒の影響で、少なくともしばらくの間は、
その他の原因による痛みの感覚も一時的に失う。
今回の研究結果は、痛みを緩和する新たな方法を模索している製薬会社に
有益なヒントを与えることになるかもしれない。
ドイツのマックス・デルブルック分子医学センターのギャリー・ルーウィン
氏は、本論文に付随して掲載された論説で「数百万年にわたる進化によって、
げっ歯類のある生物種は自らに合った無痛覚の戦略を獲得した」と記して
いる。
「薬剤の設計者らはこの数百万年に及ぶ自然淘汰を利用して、ナトリウム
チャネルなどの重要な薬剤標的に取り組む新たな方法を見つけることが可能に
なるかもしれない」
http://www.afpbb.com/articles/-/3002085?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Tue_r1
(AFPBB News 2013年10月25日)
ワシントンD.C./米国
【10月25日 AFP】
砂漠に生息する野ネズミの1種であるミナミバッタマウスは、その進化の
過程で、サソリを捕食するために毒針の痛みを感じないようにする能力を身に
付けたとの研究論文が24日の米科学誌サイエンスに発表された。
この生き残るための珍しい手段では、米国南部とメキシコに生息するサソリ、
アリゾナ・バーク・スコーピオンが持つ毒そのものを使って、毒針の猛烈な
痛みをまひさせる。
米テキサス大学などの研究チームは、研究結果は、依存症を引き起こさない
鎮痛薬を探求している製薬会社に魅力的な研究対象を提供するかもしれないと
している。
研究を率いたテキサス大学のアシュリー・ロウ氏によると、アリゾナ・
バーク・スコーピオンの毒は強烈で、刺されると命を落とす恐れもあると
いう。
「大半の人は、火のついたたばこを押しつけられ、そこを釘で貫かれるような
感覚と表現する。焼き印を押されるようだと言う人もいる」
サソリに刺されたミナミバッタマウスは、刺された箇所の毛繕いを「ごく
短時間行う。たったそれだけだ」とロウ氏は言う。
また人間が刺された場合、おそらく数分から数時間は痛みが消えないだろうと
指摘した。
一般的な実験用のネズミは、後ろ足にサソリの毒を注射すると「足をなめる
回数が大幅に増える」ことを研究チームは実験で観察した。
生理食塩水を注射した場合は足をなめる回数が毒の時よりも少なかった。
だがミナミバッタマウスの行動は、まったく逆だった。
後ろ足をなめる回数は、毒をたっぷりと注入された時よりも、生理食塩水を
注射された後のほうが多かった。
ミナミバッタマウスは、サソリの毒よりも食塩水の方を明らかに嫌がって
いた。
<サソリの毒とNaV1.8>
哺乳類における「痛み」は、通常、生き残るために必要とされている。
サソリは、その捕食動物を撃退するために相手に痛みを負わせ、一方の動物は
生き残るために痛みから学習する。
哺乳類では、急激な痛みは、ナトリウムチャネルの「NaV1.7」と「NaV1.8」
として知られる痛覚の受容体によって脳と神経系に送られる。
ネズミに関する実験を重ねた結果、家ネズミではNaV1.7が活性化されるが、
ミナミバッタマウスでは活性化されないことが分かった。
ミナミバッタマウスがほとんど痛みを感じない理由は、これによって部分的に
説明される。
さらに、ミナミバッタマウスのNaV1.8は、サソリの毒によって特異な挙動を
示した。
サソリの毒がアミノ酸と結合して、近くにある痛覚受容体を鎮静化させた。
ミナミバッタマウスはサソリの毒の影響で、少なくともしばらくの間は、
その他の原因による痛みの感覚も一時的に失う。
今回の研究結果は、痛みを緩和する新たな方法を模索している製薬会社に
有益なヒントを与えることになるかもしれない。
ドイツのマックス・デルブルック分子医学センターのギャリー・ルーウィン
氏は、本論文に付随して掲載された論説で「数百万年にわたる進化によって、
げっ歯類のある生物種は自らに合った無痛覚の戦略を獲得した」と記して
いる。
「薬剤の設計者らはこの数百万年に及ぶ自然淘汰を利用して、ナトリウム
チャネルなどの重要な薬剤標的に取り組む新たな方法を見つけることが可能に
なるかもしれない」
http://www.afpbb.com/articles/-/3002085?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Tue_r1
[音楽が治療の痛みや不安を和らげる、米研究]
(AFPBB News 2011年12月31日)
発信地:米国
【12月31日 Relaxnews】
歯科医院での痛みや不安を緩和する最善の手段は音楽に身を委ねること――
このような論文が医学誌「Journal of Pain」12月号に掲載された。
米ユタ大学の研究チームは、143人の被験者に、音楽を聞きながら指先に
痛みを伴うショックを受ける実験に参加してもらった。
メロディーをしっかり聞いて異常な音が聞こえたら報告するよう指示された
グループは、感じた痛みのレベルが下がったことが分かった。
痛みの軽減効果は実験に不安を訴えていた人で特に大きかった。
論文は、不安を感じやすい人はいろいろな行為に没頭する傾向があり、音楽を
聞くといった興味をそそる行為は、痛みを緩和する最も効果的な方法かも
しれないと結論づけている。
どのジャンルの音楽が効果的かを調べる実験は行われなかったが、論文の
主著者、デービッド・H・ブラッドショー氏は健康情報サイト「WebMD」に
対し、重要なのは音楽のジャンルよりも、患者の関心をいかに引きつけるかだ
と話している。
これまでの研究で、脳卒中やアルツハイマー病、てんかんなどの脳の病気から
急性・慢性の心身の痛みや不安まで、さまざまな症状で音楽療法の有効性が
示されている。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2847976/8238668
(AFPBB News 2011年12月31日)
発信地:米国
【12月31日 Relaxnews】
歯科医院での痛みや不安を緩和する最善の手段は音楽に身を委ねること――
このような論文が医学誌「Journal of Pain」12月号に掲載された。
米ユタ大学の研究チームは、143人の被験者に、音楽を聞きながら指先に
痛みを伴うショックを受ける実験に参加してもらった。
メロディーをしっかり聞いて異常な音が聞こえたら報告するよう指示された
グループは、感じた痛みのレベルが下がったことが分かった。
痛みの軽減効果は実験に不安を訴えていた人で特に大きかった。
論文は、不安を感じやすい人はいろいろな行為に没頭する傾向があり、音楽を
聞くといった興味をそそる行為は、痛みを緩和する最も効果的な方法かも
しれないと結論づけている。
どのジャンルの音楽が効果的かを調べる実験は行われなかったが、論文の
主著者、デービッド・H・ブラッドショー氏は健康情報サイト「WebMD」に
対し、重要なのは音楽のジャンルよりも、患者の関心をいかに引きつけるかだ
と話している。
これまでの研究で、脳卒中やアルツハイマー病、てんかんなどの脳の病気から
急性・慢性の心身の痛みや不安まで、さまざまな症状で音楽療法の有効性が
示されている。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2847976/8238668
[増える過換気症候群]
(あなたの健康百科)
<過剰な深呼吸を繰り返す ~不安や緊張が契機に~>
内科外来を受診する人の約3%に見られる「過換気症候群」。
若い女性に多いとされているが、最近は男女とも幅広い年齢層で見られる。
今後、さらに増加が予測されている。
<空気が吸えない>
過換気症候群は多くの場合、不安や緊張、あるいは喜び過ぎなど、情動の
変化をきっかけに、過剰な深呼吸を繰り返し起こす病気。
日本大学医学部付属板橋病院(東京都)心療内科の村上正人科長は次のように
話す。
「本来、肺胞の中には一定の二酸化炭素が保たれ、体の酸性とアルカリ性の
バランスを整えています。ところが、頻繁な深呼吸によって二酸化炭素が排出
されると、血液がアルカリ性に傾き、脳血管が収縮していろいろな症状を
起こすのです」
主な症状だけでも
(1)呼吸器症状
(2)循環器症状
(3)神経症状
が挙げられている。
「呼吸器症状では『空気が吸えない』『空気が薄い』といった特徴的な訴えを
する人が多いのです」
<パニック障害と重複も>
循環器症状は、心臓が苦しい、どうきが激しいなど。神経症状としては口や
手足のしびれなどだ。
「こうした身体症状から激しい死の恐怖に襲われ、救急車で搬送されることが
あります。パニック障害の症状とよく似た点があり、約半数は2つの疾患が
重なっているといわれています」
脳卒中などと似た症状が見られる脳の病気が原因の場合も少なくないが、
過換気症候群を起こしやすい人は、性格やライフスタイルの関与が大きいと
されている。
例えば、仕事が忙しい、課題が多い、競争が激しいといった切迫感や強迫感が
日常的にあり、それを強く感じて、過剰に反応する性格の人が起こしやすいと
いう。
村上科長は「ストレスなど刺激の受け方は個人差が大きいのですが、常に
神経が興奮した状態にあると、ちょっとした刺激でも反応しやすいことは
容易に想像できるでしょう」と話す。
<静かに呼吸し、楽しいことを思う ~「紙袋再呼吸法」が有効~>
呼吸が乱れることは誰にでもあるが、必ずしも過換気症候群を起こすとは
限らない。
では、なぜ発症するのか。
また、その治療は?
<死ぬ病気ではない>
村上科長は「過換気症候群は、過剰に高い活動性を持っていて、交感神経が
優位に働いている人に多いのです」と話す。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、日中の活動時間には交感神経が
優位に働く。
休息や睡眠時間が少なく、仕事をやり続けたりすると、当然、交感神経の
働きは活発になる。
その結果、日常生活で過剰な興奮状態が続き、そこに精神的な動揺などの
刺激が加わると、交感神経がさらに興奮して発症に結び付く。
「発作が起こると、肺や心臓に何か起こったのではと恐怖感が先行しがち
ですが、死に至る病気ではないことを認識してください。できるだけ静かに
呼吸して安静にし、意識して楽しいことを思うなど、気をそらせると有効
です」
<生活習慣の見直しを>
周囲の人は、慌てずに語り掛け、リラックスして呼吸するようにリードして
あげる。
また、「紙袋再呼吸法」を行うと効果的だ。
「吐き出した空気を再び吸うことで、不足している血液中の二酸化炭素を
補うのです。ただし、紙袋を口と鼻に密着させると低酸素血症を引き起こす
ので軽くかぶせるようにしてください」
特に、ビニール袋を代用する場合は、注意が必要だ。
こうした処置で改善されないときは、最寄りの内科を受診するとよい。
「治療には、抗不安薬やSSRIという抗うつ薬が用いられますが、問題は再発を
繰り返すケースです。その予防には、病態を十分に理解して、ライフスタイル
を見直すことが大切です」
その具体策は人によって異なるが、村上科長は「基本的には、人並みに休息を
取って、日常の緊張度を下げるように」と勧めている。
http://www.medical-tribune.co.jp/kenkou/200603282.html
(あなたの健康百科)
<過剰な深呼吸を繰り返す ~不安や緊張が契機に~>
内科外来を受診する人の約3%に見られる「過換気症候群」。
若い女性に多いとされているが、最近は男女とも幅広い年齢層で見られる。
今後、さらに増加が予測されている。
<空気が吸えない>
過換気症候群は多くの場合、不安や緊張、あるいは喜び過ぎなど、情動の
変化をきっかけに、過剰な深呼吸を繰り返し起こす病気。
日本大学医学部付属板橋病院(東京都)心療内科の村上正人科長は次のように
話す。
「本来、肺胞の中には一定の二酸化炭素が保たれ、体の酸性とアルカリ性の
バランスを整えています。ところが、頻繁な深呼吸によって二酸化炭素が排出
されると、血液がアルカリ性に傾き、脳血管が収縮していろいろな症状を
起こすのです」
主な症状だけでも
(1)呼吸器症状
(2)循環器症状
(3)神経症状
が挙げられている。
「呼吸器症状では『空気が吸えない』『空気が薄い』といった特徴的な訴えを
する人が多いのです」
<パニック障害と重複も>
循環器症状は、心臓が苦しい、どうきが激しいなど。神経症状としては口や
手足のしびれなどだ。
「こうした身体症状から激しい死の恐怖に襲われ、救急車で搬送されることが
あります。パニック障害の症状とよく似た点があり、約半数は2つの疾患が
重なっているといわれています」
脳卒中などと似た症状が見られる脳の病気が原因の場合も少なくないが、
過換気症候群を起こしやすい人は、性格やライフスタイルの関与が大きいと
されている。
例えば、仕事が忙しい、課題が多い、競争が激しいといった切迫感や強迫感が
日常的にあり、それを強く感じて、過剰に反応する性格の人が起こしやすいと
いう。
村上科長は「ストレスなど刺激の受け方は個人差が大きいのですが、常に
神経が興奮した状態にあると、ちょっとした刺激でも反応しやすいことは
容易に想像できるでしょう」と話す。
<静かに呼吸し、楽しいことを思う ~「紙袋再呼吸法」が有効~>
呼吸が乱れることは誰にでもあるが、必ずしも過換気症候群を起こすとは
限らない。
では、なぜ発症するのか。
また、その治療は?
<死ぬ病気ではない>
村上科長は「過換気症候群は、過剰に高い活動性を持っていて、交感神経が
優位に働いている人に多いのです」と話す。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、日中の活動時間には交感神経が
優位に働く。
休息や睡眠時間が少なく、仕事をやり続けたりすると、当然、交感神経の
働きは活発になる。
その結果、日常生活で過剰な興奮状態が続き、そこに精神的な動揺などの
刺激が加わると、交感神経がさらに興奮して発症に結び付く。
「発作が起こると、肺や心臓に何か起こったのではと恐怖感が先行しがち
ですが、死に至る病気ではないことを認識してください。できるだけ静かに
呼吸して安静にし、意識して楽しいことを思うなど、気をそらせると有効
です」
<生活習慣の見直しを>
周囲の人は、慌てずに語り掛け、リラックスして呼吸するようにリードして
あげる。
また、「紙袋再呼吸法」を行うと効果的だ。
「吐き出した空気を再び吸うことで、不足している血液中の二酸化炭素を
補うのです。ただし、紙袋を口と鼻に密着させると低酸素血症を引き起こす
ので軽くかぶせるようにしてください」
特に、ビニール袋を代用する場合は、注意が必要だ。
こうした処置で改善されないときは、最寄りの内科を受診するとよい。
「治療には、抗不安薬やSSRIという抗うつ薬が用いられますが、問題は再発を
繰り返すケースです。その予防には、病態を十分に理解して、ライフスタイル
を見直すことが大切です」
その具体策は人によって異なるが、村上科長は「基本的には、人並みに休息を
取って、日常の緊張度を下げるように」と勧めている。
http://www.medical-tribune.co.jp/kenkou/200603282.html
