わたしは昆布泥棒

わたしは昆布泥棒

猫好きソムリエ・ドヌールのモノローグ

Amebaでブログを始めよう!

贄に供された2005年

 

豪奢なスティンドグラスに乱れ飛ぶ極彩色の鱗粉

蝶が美しければ美しいほど、その死の瞬間もまた美しい

 

磔刑図の蝶は翼を広げたまま処刑されていた

 

 

2005 グランデシェゾー DRC

薔薇で埋め尽くされた蝶の葬列

 

 

乙女の囁きかわす ささめごとのような微かな泡音を響かせて…

いずこの川瀬へと戻ってゆくのか

2008 SALON Blanc de Blancs (マグナムボトル)

 

 

 

座標のない地図の上 解体するイメージの亀裂のスキマを吹き抜ける

危険な誘惑と定からぬ黒い異形の影

完全に無音の闇の胎から

私は降りてゆく

まだ見ぬ「その場所」をめがけて

アズッカ・エ・アズッコ

おばんざいLC@ネオ渋谷

 

 

 

 

 

気圧の谷間

季節の変わり目

なんとなくだるい

 

そんなときは

激辛料理でスパイスチャージ!

 

色んな国の辛いもの スパイシーなものを

食卓にこれでもかと並べた週末

 

ひーはー言いながら食べましょう

 

<スパイシー前菜>スペイン+アラビア

タコのガルシア風 スパイシーシュリンプから揚げ 

ラム肉のフムスとスパイシーブロッコリー

ひーはー度☆☆

 

<スープ>韓国

スンドゥブ

ひーはー度☆☆☆☆☆

 

茄子とひき肉のピリ辛炒め タイ

ひーはー度☆☆☆

 

玉子カレー タイ

ひーはー度☆☆☆☆

 

パッタイ タイ

ひーはー度☆

 

春雨のスパイシーサラダ タイ

ひーはー度☆☆

 

ガパオライス タイ

ひーはー度☆

 

はしやすめ

キヌアサラダ

 

お焼き 韓国

食べるラー油をつけて食べると ひーはー度☆☆☆☆

 

辛口カツカレー 日本

ひーはー度 ☆☆☆

 

アラビアータ イタリア

ひーはー度 ☆☆☆☆

 

スパイシー鶏肉サラダ タイ

ひーはー度☆☆☆

 

ヒーハー最高!

元気が出ますね

 

合わせたワインはこちら

スペインのシャルドネ

 

煉獄の炎を豊かにつつみこむナッティーな甘さ

太陽のコロナのように熱を帯びる舌に

調和を取り戻してくれる南国の花束

 

 

白ワインとスパイスチャージで

師走をのりきりましょう

 

 

 

 

 

 

 

数年前から話題の「俺の」シリーズ

今までなんとなく足を踏み入れることを躊躇していたのですが…

 

大手町に新しくできたアップグレード店

Grand maison 「ORENO」

に行ってまいりました

 

優秀なソムリエさんを何人もかかえ グラスも完備し それでいて

ワインの持ち込み料1500円!

信じられない良心的価格

大赤字だと思いますがグループとして黒ならよいのでしょう

さすが「俺の」グループ、ふとっぱらです♪

 

さて、

15年来のワイン友達(某テレビ局、某K察庁、某医療関係者)と持ち寄り会

素晴らしいワインが集まりました

 

乾杯の泡 

アンドレ・クルエ Un jour de 1911

モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ、ブージェ村のメゾン 

ピノの銘醸地

「シャンパーニュ伝説の年」と言われる1911年復刻ラベル

完璧な熟成にのみ許される夜の匂い

気泡は自らの存在を消去するかのように黄金の雫に溶けきっている

それなのに何故だろう

泡の余韻は名残り惜しさをかきたてるように強く輝く

初冬の夜に冴え冴えと澄み渡るシャンピニオンの香りとともに

 

2016 エルミタージュ・ブラン「エクス・ヴォト」 ギガル

マルサンヌ90 ルーサンヌ10

樹齢50~90の古木

ギガル、白のフラッグシップ

アカシアの蜂蜜のようなねっとりした甘さ

香りだけで ワトーの描く妖精郷に囚われてしまう

艶めいて痴けた気分をぬぐいさることはできるのか?

漬かり込んでしまいたいほど好きな白ワイン

 

赤1

2006 ピノ・ノワール「キャンプ・ミーティング・リッジ」 フラワーズ

懐かしい ただひたすら懐かしい

フラワーズを この4人であーだこーだ言って飲んでいた十数年前

 

素晴らしい熟成を遂げた単一畑 キャンプ・ミーティング・リッジ

きゃぴきゃぴ弾けるようなワインだった思い出があるが

この妖変ぶりは如何したものだろう

どことなくしどけない

待ちかねていたものが成就したときの所在のなさ

それでも ソノマコーストのピンと張りつめた冷涼感を

熟成の背後に持ち続けているあなたに逢えて

なんだか嬉しい

 

赤2

2006 バローロ・リゼルヴァ・ロッケ ロレンツォ・アッコマッソ

きた~

今やイタリア本国でも入手困難なアッコマッソのシングルヴィンヤード

樹齢80年 大樽熟成 長期マセラシオン

バローロはこうじゃなきゃね!

大樽の古典的バローロはいい!舌が素直に唸る 泣く

この個性は他の地域では出せないのだから 大樽スタイルを貫いて欲しい

 

モダン・バローロは 

どことなく全部似てきちゃうんですよ

 

芯があって ストラクチャーがあって しかもエレガント

ピノのように透明

ネッビオーロは透明な涙

涙うるうるネッビオーロ

 

こんなにうるうるしたバローロは久しぶりだなあ~

しばらくネッビオーロ飲めなくなるじゃないですか

困りますよT木さん

余韻もうるうる濡れてます

 

お料理 どれも秀逸でした

 

突き出し 一口トリュフパイ

 

オマール海老のコンソメ トマトムース カクテル仕立て

 

キノコのソテー 大地の息吹

 

海の幸の一皿 白子のフリット

 

牛フィレ肉とフォワグラ ロッシーニ風

黒トリュフのソースペリグー

 

国産葡萄のデセール

目の前でフランベしてくれます

 

コース+持ち込み料込み

1万円でおつりが来ました!

 

やるな、「俺の」

 

ピアノの生演奏も素敵♪

ラフマニノフ「ヴォカリーズ」をリクエストしたところ

即興で応じてくださいました

しかも超絶技巧アレンジ(アール・ワイルド版かな?)

ブラボー♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この街ではもはや老舗の領域に入るのかもしれない

麻布十番『クチーナ・ヒラタ』

バブル期を華やかに疾走し

今は真の美食家に愛される風格のあるリストランテとして佇んでいる

 

前菜盛り合わせ

 

生ハムに包まれた洋ナシの

おとぎ話のような優しい甘さ

 

こんな白ワインを…

Et cetera Cuve Blanc 

シャルドネ ピノ・ブラン ピノ・グリ ソーヴィニヨン・ブラン

モルドバオークで6ヶ月熟成

 

もし雲雀の化身が歌ったらこうもなろうかと思わせる

軽やかで透明なもの

美しい詩心

 

洋ナシの甘さを優しくつまびく

 

SBの奥に秘められた幽かな青みは

青唐辛子のぺペロンチーノとも響き合う

 

魚介のバターガーリック焼き

ふくよかなバターソースと合わせると

キュヴェ・ブランの豊満な一面も解き明かされる

 

モルドバから秀逸な赤をもう一本

5Elemente Equinox 2015

ルーマニアの新樽とアメリカの古樽を配合

 

品種はカルメネール メルロー シラー ララ・ネアグラ マルベック

とても濃い品種のオンパレード

 

重層的な味わいなのだが

果実の重なり合いはどこまでいってもしなやかな「線」であり続け 

けっして「塊り」にはならない

 

なという風通しの良い濃さだろう

飲み慣れない人には薄く感じるかもしれない

 

この個性的なワインに合わせたのは

タリアテッレ 鴨と菜の花のラグーソース 

陰翳に富んだ味わいのソースと

カルメネールが重なり 壮麗な立体感が生まれ

モルドバ土着のララ・ネアグラがさらなる奥行きを添える

 

魅せるペアリング♡ プロの技だ

 

 

仔牛のカツレツ ミラネーゼ

この軽やかな料理に合わせるのは

赤ワインではなく

赤ワインの「思ひ出」

舌に残ったカルメネールの余韻を

遠くから聴こえる木霊のように感じつつ…

ミラノの定番料理をサクサクと噛みしめた

 

今宵も素晴らしいマリエージュ、いただきました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒くなると、暖かい煮込み麺が食べたくなります

そこで登場 おっきりこみ!(洋風味付け)

群馬県や埼玉県北部に古くから伝わる郷土料理

小麦で作る平打ち麺のことを

おっきりこみ

と言います

 

山梨でいう「ほうとう」みたいなイメージですが、

①南瓜を入れない

②麺への加水量が少ない

という2点が ほうとうとの違いだとか…

 

おっきりこみという名前は

麺を鍋に「切り込む」という所作に由来するそうです

 

これが素晴らしく美味しいのです♡

 

地元では味噌味をベースに野菜をふんだんに入れて煮込むそうです

 

我が家では鶏肉とジャガイモのポトフ風味で作りました

 

途中、豆板醤で味変しても楽しい

 

そして、今夜のメインは変わり種

ドライカレーのおっきりこみ半熟卵のせ!

おっきりこみへの冒涜でしょうか?

群馬の皆さま、ごめんなさい

でもカレー味も合いますよ!

 

熱々の郷土料理を はふはふかきこみながら

冷えたシャンパーニュを♪

エンクリのドサージュ・ゼロで

きりりとおっきりこみに斬りこみます

 

他にはこんな料理も

 

自家製サルシッチャ 肉団子風

 

小鯛の笹漬け

辛口シャンパーニュにとても合います!

 

美味しいシャンパーニュとおっきりこみで

大満足の家飲みでございます

 

寒い冬は

おっきりこみで!

 

 

 

 

 

 

 

黒で統一されたシックなテーブルコーディネイト

「麻布ロワイヤル」な夜

 

007にちなんでボランジェを飲む会です!

 

シャン杯♡

 

ダブル・オー・昆布 

シリーズ最高傑作「利尻より愛をこめて」

 

 

麻布「富麗華」からのお取り寄せ

前菜盛り合わせ

 

 

海老マヨ

 

 

RD2004♡

 

マダム手作り 特製ローストチキン

中におこわが入った中華風

とても美味しかったです!

 

ボランジェの多様な魅力を味わいました

 

ショーン・コネリーのようなセクシーさを見せるヴィンテージもの

PNはピアース・ブロスナンの華やかさ、まるでラブロマンス

そしてRDはやはりダニエル・クレイグでしょう!力強くで男前

 

 

次の007役に抜擢された黒猫ちゃん

シリーズ最新作「Cat's eyes only」 撮影快調

新橋の老舗すき焼き店「今朝」さんで

勝手にマリアージュバトル!

フランスVSカリフォルニアという構図を縦糸に

すき焼きとの相性という視点を横糸に

ワイン愛好家の皆様にお集まりいただきました

 

まずはお店からの提供ワイン

シュナン・ブラン?との声もあがるほどの果肉の厚さ、妖艶さ!

憂いのような色を鮮やかに見せつける日本のオレンジの到達点

 

<晩秋の前菜三種盛り>

 

ここからマリアージュバトルです

 

泡① ジャン・ヴェッセル・ロゼ

血のように濃く、舌に重たくまとわりつく

むせかえすほどのタンニンの余韻は

すき焼きの官能をいやがうえにも煽りたてる

すき焼きマリアージュ度数☆☆☆☆☆

 

<煮物>

 

泡② ローラン・ルカール 2010

伊勢丹ノエルで最後の一本 ルカールのスペシャルキュヴェ

シャルドネの高貴な響きに ムニエの肉声が色どりをそえる

ふっくらとしてのどかに丸いのに シャープで引き締まった余韻

すき焼きマリアージュ度数☆☆

 

<牛のお刺身 酢醤油で>

 

白① 2017 ホナタ・フロール ソーヴィニヨン・ブラン

サンタバーバラのクリーミーなSB

冬の終わりに訪れた春の先駆けの光

隅々まで磨き上げられた豊満なボディ

すき焼きマリアージュ度数☆☆☆

 

白② ヴィレ・クレッセ(マコン) ドメーヌ・ボングラン(MG)

カリフォルニアの濃さも吹き飛ばす超ド級の濃密さ

酸との均衡があやうく崩れそうなほどの蜜の氾濫

料理にもぐりこむ黄金の雫 

すき焼きマリアージュ度数☆☆☆☆

 

赤① 1996 ポール・ジャブレ エルミタージュ・ラ・シャペル

遠くの教会から響く鐘の音のように

荘厳で静謐で威厳に満ちたワイン

96年という年の息の長さにはあきれるほどだ

酸が溌剌として真っすぐに伸びきる

真に偉大なローヌの守護聖人

すき焼きマリアージュ度数☆☆☆☆

 

<メイン登場!>

 

赤② 2109 アミューズ・ブーシュ ナパヴァレー レッドワイン

果実の甘さと酸のグリップが散文的な沈着さで均衡を保つ恐るべきカベルネ

(メルローかと思いきやこのキュヴェはカベルネとのこと)

とろけるような微笑みで仏門へ消えてゆく藤壺ワイン

すき焼きマリアージュ度数☆☆☆☆☆

 

 

 

 

江戸前の甘い割り下には新世界のボルドー系に軍配が上がる

これがたとえばジビエ対決なら、偉大なるローヌが抜きん出ただろう

 

白はボングランの濃密さに圧倒された

ホナタも十分濃いのに一瞬で葬り去られる(ワインとしては素晴らしいが)

 

ルカールのムニエは野菜の煮物

ジャン・ヴェッセルのセニエは肉に合う、というか肉そのもの!

 

次はあなたの街でマリアージュ

 

(@新橋「今朝」)