デンタアプローチの開発経緯を開発者の半生を振り返りながら記録していきます!

 

お義父さんの症状はなかなか改善せず、

ある日夜中に徘徊した時に転倒してしまい

とうとう歩くことができなくなりました。

 

自宅での介護が難しくなり、お義父さんは入院することとなりました。

 

入院直後からお義父さんはみるみる元気がなくなり、

入院後1か月ほどでほぼ寝たきりのような状態となってしまいました。

 

話かけても何も反応しない日々が続き、

いよいよその時が近づいてきたというある日、

 

お義父さんの手を握るとギュッと力強く握り返してくれたのです。

 

お義父さんありがとう

育毛剤失敗ばっかりでごめんな

 

そう話かけると手はさらに強く握ってくれたのでした。

 

その数日後お義父さんは息を引き取りました。

 

実験の必要がなくなってしまったなー

 

そんな風に思っていたのもつかの間

お風呂上りの主人が自分の髪の毛を握りしめながら

 

”どうしよ髪の毛がお岩さんみたいに抜けるわ”

そう言いだしたのです。