車検の2日後の朝、仕事に行く前に鍵をアンロックしてスライドドアを開けようとすると
鍵が掛かったまま開きません(;・∀・)
リモコンやドアスイッチのボタンを押してみても左スライドのみ反応していません。
アクチュエーターか とすぐわかりましたが、ネットで調べてみるとアクチュエーターの内部のモーター自体を交換できることを知りました。
ハイエースバンのアクチュエーターは7000円程度。
ネットで販売されているモーターは数百円程度から売っている
FC280PC という型番で、子供の頃から工作やプラモデル造りでお馴染みのマブチモーターとほぼ同型の互換品のようです。
マブチモーターはないのか探したら、メーカーに直接納入される専用品らしく入手は出来ないようです。
ヤフオクでハイエース用としてあったのは
軸が半月形で軸長も標準タイプのもの。
約700円ちょっとでした。
軸は丸棒のままで切込みがないもの、長さも長いもの標準サイズのものといろいろあるようです。
問題は回転方向です。
純正と逆回転な場合、モーターをバラシて中のS/N極磁石を左右入れ替えることで
回転方向を逆にするか、配線のプラスマイナスを逆に組むようです。
車両側の配線は触りたくないので、モーター自体の逆回転加工をします。
アクチュエーター本体は本体と蓋部分が接着剤などで固定してあるようなので
ドライバーを当てて てこの力をかけたらパカン と開きました。
回転チェックは配線をバッテリーに直付けで回転を見ます。
こんな感じでプラスマイナスの端子に線を当てると軸が向かって見て右に回ります。
多分9Vあたりが作動電圧なはずなので、006P角電池か電池ボックスがあると便利です。
(今回はバイクのバッテリを使用)
回転が速すぎて回っている方向が分からなかったので軸の先端にガムテを巻いておきました。
偶然にも純正と同じ回転方向でした。
たまにロットの関係で逆回転になるのがあるらしいです。
モーターはケース左右の一部をカットしてあって折り曲げてかしめてあるので
その部分を起こしてやると 本体・ブラシの入ってるカバー・軸部分に別れて分解できます。
ここは気をつけないと手をドライバーや千枚通しでブッ刺してしまうので
うまくてこを掛けてマイナスの精密ドライバーで徐々に起こしていきました。
逆回転にする場合、この磁石を左右入れ替えると回転も逆になります。
それで無事に組み付けて動作させたら
まだ動きがおかしい(;・∀・)
ロック・アンロックを動かしていたら、リンクがドアノブの白いカバーに当たっている模様。
鍵を外すとき、ノブが引っかかって動かなかったのもこのせいでした。
白いカバーの下のあたりをカットして無事動作しました。
こんな箇所触った覚えは無いんですがなんでリンクロッドと干渉したのか。
もっとじっくり点検すべきでした。
いつの間にかロックが掛かりっぱなしだったり、ロックが掛かってない なんてことも
あると思うのでたまには動きを確認したほうが良さそうです。
でもアクチュエーターをわざわざ買わなくてよかった(;・∀・)
モーターのブラシもまだ残っていたしモーター代の700円位は無駄になったけど、モーター交換手順や寿命もだいたい分かったので良かったです(・∀・)
デントリペア津島
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