こんばんは。

本日は前回の続きです。前回は過去問演習の1つ目の目的として

①志望校レベルを知り、勉強計画に反映させる

ということを紹介しました。


それでは過去問演習の2つ目の目的についてお話していきます。

身につけてきた知識や思考力を志望校の傾向に合わせて100%出力できるようにする


です。

大学によって出題傾向や問題の癖は異なります。せっかく勉強して培ってきたものを最後の最後に発揮できなければ意味がありません。大問の構成、制限時間、設問の傾向などを踏まえて自分の持っている力を吐き出せるように準備するのが過去問演習の第2の目的です。

時期としては9月から取り組むのが理想です。もちろん他の参考書、問題集と並行しながらですが。

現役生であれば3週間で1年分解くペースで十分です。例えば国語の大問構成が(評論、古文、漢文)なのであれば1週間に大問1つずつ解くのもありです。

このペースでいけば9〜11月で4年分解けます。

私の経験から言うと、この時期から過去問演習に取り組めている生徒は高い確率で志望校に合格しています。

浪人生であれば1週間で1年分が目安になるかと思います。


注意しておかなければならないのは過去問演習は

持っている力を吐き出すためのトレーニングであって、力をつけるためのトレーニングではない

ということです。

ここを勘違いしている受験生がとても多いです。

故に、勉強ペースが遅れていたりして基礎知識の定着がおぼつかない受験生は過去問演習に入る時期も遅れるということになります(先日お話した分析目的の過去問研究は別です)。


また、9月から取り組める受験生も必ず基礎知識の再確認と応用力養成にも並行して取り組み、過去問演習一辺倒にならないように注意してください。


なお、今回は私立国公立二次試験の過去問を想定してお話しましたが目的に関しては共通テストも同じです。ただし、取り組む時期やペースが教科、志望校によって異なるので注意してください(詳細は後日)。


次回以降は過去問を解く、ということに関する2つの目的についてもう少し具体的にお話していきたいと思います。