目に見えない。



皆さまは気付いただろうか。見えただろうか。

「大切なものは 目に見えない」響けぇぇえぇ!


ほんとうにそうだと思った。

ああいう風に表したあの人は、ちょっと意地悪だと思ったけど(笑
言葉や音楽、カタチのないものが好きな私にとっては、嬉しい表現だった。


もう消えてしまったけれど、私以外に届いた人は居たのだろうか。見えた人は居たのだろうか。

伝え方は歌だけじゃないんだよ、
ちゃんと、言葉をみてごらん。




あの人の新曲を聴いて、ふと昔のことを思い出したんだ。


いつものように管理者にじゃれついて、ふざけて、好きだぜーとか言ってたあのとき。

管理者は慣れた様子で私を軽くあしらったあと、


小さく、ほんの少しだけ笑って、

「俺に好きって言ってる好きよりも、架院に言ってる好きのほうが俺は好き。」


そう言った管理者。

なんだか込み上げてきて、バカみたいに声あげて泣いた私を

「泣くなバカ」と言ってグリグリ涙を拭った管理者はめずらしく大きく笑ってた。



ふと我に返って視線を白い白い、ソファの上へ。そこは管理者の特等席。

見える姿にタックル並みに勢いよく突っ込んで、


「愛してるんだぜ!」そう言って笑ってやったら、

「ばーか」と言って、わらった管理者は、


白い扉の向こうで眠る、彼に似た、笑顔をみせた。


誰が傍にいたから諦めなかったの?

誰の言葉でまた、歩き出せた?





自分がひとりだと感じたとき、この言葉を思い出している。

だってわたしひとりじゃないから。


この世には存在しない、私の心の中にある白い部屋。

そこにいるのは管理者と、
その奥の部屋には眠る貴方の姿。


いつも一緒に居てくれるから、私はひとりじゃないんだ。

ひとりだなんて思ったら、彼らにとても失礼だから。