電気小売自由化の2020年問題について

調べていきますね!

そもそも電気の送られるまでの仕組みは

あまり知られていません。

 

小売事業者はどこから電気を仕入れているのか

いくらで仕入れているのかということです。

 

発電した電気を電力会社が直接売っている

訳ではないんです。

 

電力会社で作られた電気は日本卸電力取引所(JEPX)で

売りに出され、ここで小売事業者が買い付けをします。

 

前日の1日を48等分(30分)ごとに

区切られたものを50kw単位で

買い付けを行っていくものなんです。

 

当日の電力市場もありますが、

前日の取引の不足分を株価のような

ザラバ(常時変動の相場)ということもあり

取引ロッドも小さく価格も高くなります。

 

なんだか聞いただけで、大変で面倒ですよね!

このシステムのおかげで、新電力の会社に

よって仕入れ価格はまちまちで

 

前日の相場で読みが甘かったりすると

本日の相場を確認しても1kwあたり約2円の

差が出ていたりします。

 

中には高い価格で買ってしまい顧客(需要家)に

転嫁する形で今までより高い価格になる

ということも実際起きています。

 

さて本題の2020年問題ですが、

2016年の電気小売自由化がはじまって

2020年までは電力会社が経過処置として

一般的な料金メニューを残すことになりました。

 

しかし2020年に経過処置が終了すると

各電力会社が料金メニュー自体を大幅に

替えてくる可能性があるんです。

 

今までのオール電化割引きや

再生可能エネルギーの買取価格等も

大きな動きの中の一つとして変わってくる

可能性はあるのではないでしょうか!