キャブレーターを分解清掃します。
使われているのはZ2A用のキャブ。
フューエルジョイントからの滲みも確認できたので、部分修理ではなく一通りリフレッシュ。
このキャブ、仕組みは単純明快。
変なカシメや「なんでここ外れないんだ…」といったのトラップもなく、比較的スムーズに分解できます。
……と言いたかったのですが、フロートのドレンボルトだけは見事に固着。ここだけ大変でした。
無事バラバラになったところで洗浄タイム。
おなじみメタルクリーンを投入し、超音波洗浄機へ。
長年積もった頑固な汚れも、ゴシゴシ擦らずスッキリ。
個人的にはウェットブラストの“ピカピカ新”より、超音波洗浄後の純正っぽい自然な風合いが好み。
やりすぎない感じが、旧車にはしっくりきます。
続いて、交換できる部品はすべて交換。
そして登場するのが、高級化粧品も顔負けな価格のフッ素グリス。
二次エア防止も兼ねて各部へ丁寧に塗布します。
特にチョーク周りは念入りに。
地味ですが、あとあと効いてくる部分です。
フロートは実油面3.5mmを狙って調整。
今回はキースター製ニードルバルブを使用したところ、フロート高さは18.5mm前後に着地。
エアスクリューは1回転半戻し。
現時点では“それなりに目視合わせ”。
結果として、大きな摩耗や破損なくこのまま戦えそうです。
旧車は開けるまで中身が読めないので、無事が分かると少しホッとします。





