自分なりのメモ書きまでに。

 一般的に会社や社会においていう
「人が成長した」というのはどのような
意味合いだろうか。

 というのが、大体の人がこれを漠然とした意味合いで言っているんじゃないかと感じたから。

 いくつか会社を渡り歩いて思ったのは、もちろん自分なりのスキルを習得し、その場所その場所で生かし磨ければいい(個人的見解です)

 しかし、職場が変わったときに大体において求められるのは、その職場の環境、価値観、働き方に「適応する」「慣れる」ことから始まる。

 個人的のスキルを磨き、よりよいアウトプットを行なっていけるようになることと、周囲環境に慣れることは、関係はあってもイコールではない。

  ただ適応するのではなく、知識をつけ、使いこなし、また自分自身、あるいは周囲環境を俯瞰的に見つめ、経験をつみ、コントロールできるようになり初めて成長したといえるのではないか。

 また、失敗から学び成功が増えてきた、と、いう学びもそれは常に成長といえるわけでなく、「高い位置からみての価値観や考え方の変容」「失敗の意味および本質への理解などの深まり」などがついてきてこその成長といえるのではなかろうか。

 失敗が多いほど成功に近づくというのは、失敗から本質を学ばざるを得ないことでいやがおうなく学習させられるのもあるのかもしれない。