1/21(土) 【電験3種カウントダウン】
本日は
公式ストックボックスを
お届けします。
今回は、
理論科目で出題されている
電子の運動に関する公式です
公式ストックボックス
107〜109
107. 電流（導体中の電子の運動）
一様導体中を自由電子が一方向に移動している場合を考える。このときの電流の大きさI [A]は、電子の電荷をe[C]、電子密度をn[個/m3]、電子の平均速度をv[m/s]、導体の断面積をS[m2]とすると、次式で表される。
電流の向きは、電子の流れる向きと逆方向である。
108. 電界中の電子の運動
電圧V[V]を印加した電極間に平等電界が生じている。この平等電界中に電子を置くと電子は電界の向きとは反対方向に力を受け加速する。このとき、電子の電荷をe[C]、電子の質量をm[kg]、電子の速度をv[m/s]とすると、この電界中を移動する電子のもつエネルギーには次の関係が成り立っている。（電界中のエネルギー保存の法則）
この式から、電子の速度 v [m/s]が次のように求まる。
109. 磁界中の電子の運動
一様な磁界中に電子を入射すると、この運動する電子にはローレンツ力が働きその向きが変えられる。結果的に電子は等速円運動（入射角によりらせん運動）を行い、ローレンツ力はその向心力として働き続ける。
今、磁束密度B[T]の一様磁界中において電子が等速円運動を行なっているとき、電子の速度をv[m/s]、等速円運動の半径をr[m]、電子の電荷をe[C]、電子の質量をm[kg]とすると、向心力と遠心力の釣合いの関係より次の式が成り立つ。
左辺はローレンツ力（向心力として働く）、右辺が遠心力。
この式から、電子の等速円運動の半径 r [m]が次のよう求まる。
過去分のFormulaはこちらから
引き続き、過去問音読をどうぞ！
過去問音読２周目
ここでは、上期に行いました過去問音読を
下期対策として再び行っています。
毎日６問 継続中！
＜10年分660問中562〜567問目＞
＜進捗率：85.9 ％＞
本日もご覧いただきまして
ありがとうございました
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【電験3種下期試験まで 約２ヶ月半】
9週と1日
※下期試験日は3月26日（日）です。