テキスト7回読み ＆ 過去問繰り返し学習
12/24(土) 【電験3種カウントダウン】
本日は、
公式ストックボックスをお届けします。
過去分はこちらで
今回は、機械科目の
照明分野の基本的な公式を
3つ取り上げます
①公式ストックボックス
「光度」(こうど)とは：
光源からある方向へ照射された光の明るさを表す量
・単位立体角あたりの光束の値で表す。
・単位はカンデラ[cd]。
「照度」(しょうど)とは：
光で照されている面の明るさを表わす量
・単位面積あたりの光束の値で表す。
・単位はルクス[lx]。
95. 光度
光度I[cd]は、光束をF[lm]、立体角をω[sr]とすると、次式で表される。
光束：明るさを、人（標準観測者）の目の（視）感度を基準として測った量。
立体角の単位[sr]はステラジアンと読み、全球の立体角は４π [sr]。
点光源の全光束F：F ＝４π I [lm]
96. 照度（点光源）
照度E[lx]は、光束をF[lm]、光束の入射面積をS[m2]とすると、次式で表される。
光度I[cd]の点光源があるとき、距離r[m]だけ離れた地点の照度E[lx]は、次の式から距離の2乗に反比例することがわかる。
（照度に関する距離の逆2乗の法則）
97. 平均照度（光束法）
※光束法は照明設計等で用いられる手法の一つで、室内の作業面上に入射する室内光源からの有効光束により平均照度を求める方法。
ある室内の平均照度E[lx]は、光源１個あたりの光束をF[lm]、光源の個数をN[個]、照明率をU、保守率をM、 室内面積（被照面積）をS[m2]とすると、次式で表される。
照明率 U：光源から出る全光束に対する有効光束（作業面上に入射する光束）の比率。（ U ≦ 1 ）
保守率 M：保守上、経年変化による減光などの光束の減少をあらかじめ見込んでおく率。（ M ≦ 1 ）
②過去問音読 再び
10年分過去問音読 2周目
＜404〜409問目／660 ＞
毎日６問 継続中！
今回の照明計算ですが、
電験3種の範囲では他にも公式が
たくさん出てきます。
ちなみに
照明用語も光度や照度、輝度など
似通ったものがたくさんあり、
思いのほか大変です。
とはいえ、今回の光度と照度は
用語、照明計算いずれにおいても
土台となりますので、
押さえておくのがいいと思います
本日もご覧いただき
ありがとうございました
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【電験3種下期試験まで 約３ヶ月】
13週と1日
※下期試験日は来年3月26日（日）です。