■ 9/13(火) 【電験3種カウントダウン】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
下期試験まで 194 日
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今週は「接地」をテーマに
お届けしています。
「電路は大地から絶縁しなければならない」
という原則がありますが、
今回は、中性点とはいえ電路を接地
してしまうというものです。
前回Quiz解答編
第①問:位置、仕事
第②問:基準、0
第③問:大地、感電、漏電
【前回Quiz】⇒<Quiz119> 理論27
電力Quiz
ネットで調べてOK
答えは次回のQuizで!
電力系統の変圧器の中性点は、様々な目的や理由により接地されたり、されなかったりしています。それぞれの違いを知って、中性点接地方式の理解を深めたいと思います。
第1問(直接接地方式)
・直接接地方式とは、変圧器の(______)を直接に導体で接地するもので、187 kV以上の超高圧と呼ばれる電圧系統では全てこの方式が採用されている。
この方式では、(______)事故時の電位上昇は低く抑えられる。一方、地絡電流は非常に大きいものの、この大電流により保護(______)が確実に動作し、事故電流を遮断できる。
第2問(抵抗接地方式)
・抵抗接地方式とは、変圧器の中性点を(______)器を通して接地するもので、22 kV~154 kVまで広く採用され、中性点抵抗の抵抗値は100Ω~1kΩ程度である。
また、この方式は直接接地方式と比べた場合、1線地絡電流が(大きい、小さい)が、通信線に対する電磁誘導障害は直接接地ほどではないものの大きい。
第3問(消弧リアクトル接地方式ほか)
中性点接地方式には前述の2つのほか、次の方式がある。
・消弧リアクトル接地方式・・1線地絡事故時のアークを自然(______)し、停電なく送電を継続できる場合が多い。
・補償リアクトル接地方式・・1線地絡事故時の電力ケーブルの(______)電流を補償するために、抵抗と並列にリアクトルを設置する。
・非接地方式・・中性点を接地しない方式で、6.6 kVの配電系統は全てこの方式が採用されている。1線地絡事故時の通信線への電磁誘導障害は(大きい、小さい)。
過去問音読 ”再び”
10年分過去問音読
2周目
<17問目/660>
気になった問題は、
解いてみるのもいいですね!
また、勉強の際、
テキストの「7回読み」の方も
ぜひ行ってみてください!
方法については
電路を接地して大丈夫なのか?
と最初は疑問に思い、心配になる方
もいらっしゃるかと思いますが、
(私自身がそうでした)
これはあくまで、目的があって行う
例外事項であり、保安上の必要な措置を
講じてあるゆえにできること
になります。
本日もご覧いただき
ありがとうございました
____________________________
【電験3種下期試験まで 約7ヶ月】
_ _ _
27週と5日
※下期試験日は来年3月26日(日)です。